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KITAKAGAYA FLEAゆるレポ(客視点)

2024年10月19,20日に開催KITAKAGAYA FLEA行ってきました。(LLCインセクツ主催)

食にクラフト、アートあり…関西の感度高めなカルチャー最先端がぎゅっとk凝縮されている当イベント、私の目的はASIA BOOK MARCKET。本やZINEです。

実は今作ってるZINEを本当はこの場で売りたかったのです。(エントリー締め切り後に存在を知り絶望した経緯)

下見ができたり、素敵な出会いがいくつかあったので、記録をしてみたいと思います。

出店できないのに、わざわざ行ったわけ

行けない距離でもないけれど、ちょっと遠い。(家から片道1.5時間)そんなちょっと悩む距離感でのイベントでしたが、行こう!と決めたのは以下が理由です。

・自分の初めてのZINEが完成間際で、市場リサーチしたかったから
(並べ方、値段の付け方、無料配布のクオリティなど)
・将来自分の本を取り扱ってくれそうな本屋さんを見つけたかったから

このような感じです。
ざっくり行く目的を決めちゃえば、あとは動けばいいだけです。

お話しできた出店社のみなさま

かまぼこおたふくさん & 東南西北kikenさん

出版レーベル、東南西北kikenさんと、漫画の作者かまぼこおたふくさんがいらっしゃいました。

造本の綺麗さと、漫画のゆるいタッチのギャップが素敵でつい話しかけてしまいました。

東南西北kikenさんは大阪の洋服のお直し屋さんであるご実家の屋号を継いでらして、ものづくりに真摯な家系の方なんだな〜素敵!という感じ。

どこかノスタルジーでシュールなタッチでクセになるイラストかまぼこおたふくさんのインスタ載せておきます。(伝われ)



スペースぱせかさん

京都五条でギャラリーや古着・ZINEなどのセレクトアイテムショップを運営されている「スペースぱせか」さん。気になってお声がけしてしまいました。

気になったのは店頭に並べてあった本、すみませんタイトルがうろ覚えですが「夜食にサラダを食べる同好会」的なものでした。

袋とじが柔らかい手製本で、鮮やかな緑色の印刷文字。サラダのレタスを思わせる造本が目を惹きました。内容も気になる。

「なんか私が作ってるほんとにてる雰囲気を感じるぞ…?」

ということをお伝えしてしまいました。馴れ馴れしくてすみません。ZINEを取り扱っているお店さんということで、私も本ができたらみてもらいに行きたい旨をお伝えしました。お眼鏡に叶うものになりますように。

京都なので、遊びに行きたいなと思うお店がひとつ増えて嬉しかったです。
こういう出会いがあるのがイベント参加の面白いところですね。



ユメチャンとSUYASUYARI

SUYASUYARIさんの作品が気になって、少しお話しさせていただきました。

すごい愛くるしい少年のイラストレーション。アトムっぽい印象でとても可愛い。一際目を引いたのは、印刷、造本のバリエーションの多さ。キャラクターのかわいさを引き立せるのが上手!

それもそのはずでSUYASUYARIさんは、プロのグラフィックデザイナーでもあるのだとか。印刷が詳しいだけでなく、ご自身の作品に効果的に使っておられるのが素晴らしい。イラストレーターとして存分に制作して、デザイナー視点で俯瞰して印刷物としての魅力を引き出す総合力はアートブック界においてかなり強者の部類。私も見習いたい!とても刺激を受けました。

造本もすごく可愛かったんだよなあ。イラストも、印刷も、造本も全てご本人の「好き」が詰まっていてビビビと感じるものばかりでした。


Akari Shimofuse

遠目からでも、何か目をひく不思議な造本。気になってお話ししたかったのがAkari Shimofuseさんでした。

ビビッドなカラーペーパー、縫っぱなしの糸。プリントしている写真も、ぶれていたり、映り込みにミスがあったり「記録写真」としては没とされる部類のもの。

そんな「不必要」とレッテルを貼られそうなものに、表紙をつけて「なんか意味のあるものに見せる」ことを楽しんでいるようなニヒルな制作スタイル。そんなミステリアスさも魅力なご本人でした。その感じ、好き!

創作して、発表することがナチュラルなその空気感が素敵だなとも思いました。私はどうも、整えすぎてしまうというか、格好つけすぎてしまうというか。

こういうちょっと隙があって、つかみどころがないような。魅力を探してもらって、感じた人が買っていく、みたいな創作スタイルはいいなあと思いました。



KITAKAGAYA ARTFLEAゆるレポまとめ

そんな感じで、実際に少しお話しできた方々の記録は以上となります。
お話ししてくださった皆様ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう。

他にも本屋さんや、フードさんなど出店は多くあったのですが、今回はZINEの出店者さんとの交流を中心にまとめました。

久しぶりに、オフラインのイベントに行ってみましたが楽しかったです。

ZINEを作っていて販売を見据えている中でのイベント参加は、観察の解像度が上がるというか。勉強になることもいっぱいありました。

作り手の皆さんのパッションも感じられて、ああ〜私も頑張ろうと思えたのも行ってよかったな〜と思えたことの一つです。

私も、「いいの作ってるじゃ〜ん」って嫉妬されるようなもの作りたい!モチベ上がりました。ありがとう!

KITAKAGAYA FLEA、10月20日もやっています。ぜひ行ってみてくださいませ。それでは。





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