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#72 ネガ→ポジの発想の転換~その時、タイヤがパンクした~
どうも。こみっくです。
いきなりですが、僕は割とネガティブな方です。
何か問題が起こった時、よくない方へよくない方へと考えてしまいます。
職場などでそれなりに明るく振舞えているかもしれませんが、内心はドキドキです。
「あの人にこんなこと思われているんじゃないか」
「もしうまくいかなかったらどうしよう。」
こんなことばかり考えていました。
クラスの子たちに「ポジィティブシンキングやで!」ということも多いですが、自分自身がネガティブやしなあ…となんだか後ろめたい気持ちがありました。
しかし、ある出来事をきっかけにして(完全にそうとは言えないけど)ポジィティブシンキングを心がけることができるようになりました。
そのきっかけをくれたのは他でもない妻でした。
妻は割とポジィティブな方で、僕自身救われていることが多いんです。
今回はそんな記事を書いていこうと思います。
①たぶん、あれは2年前のこと
正確に日付を覚えているわけではないのですが。
そう、その出来事はちょうど2年前頃にありました。
その日は日曜日。
妻、娘、僕の家族3人で買い物に出かけました。
僕が車を運転して、普段あまり行かないショッピングモールへ。
一通り買い物を終えたのはすっかり日が暮れた頃でした。
いつも通りに車に乗り込み、さあ家へ帰ろうかと思い車を発進させてその瞬間…。
「ガコン、ガコン、ガコン、ガコン」
と車を進めるごとに足場から聞きなれない音がします。
「あれ?」と思いながらも駐車場を進んでいると
「ガコン、ガコン、ガコン、ガコン」
とその音はとどまるところを知りません。
むしろどんどんひどくなっている感じ。
「あ、これはやべーやつ。」
と、思い駐車場内で車を止めてタイヤを確認すると…。
そう、シンプルにパンク。
いやもうシンプルにパンクしていました。
さて、みなさんならこの状況、どう思います?
②ネガティブな僕は
とにかくネガティブな僕はこう思いました。
「はい~最悪~。」
状況を確認しましょう。
日曜日、夕方、普段いかない場所、パンク、立ち往生。
いや、詰みですやん。
日曜日の夕方という時点でただでさえテンションが低いところへ、このパンク。
しかも、普段行き慣れていない所。土地勘もあまりない。
フリーザさんの戦闘力が53万と知ったときくらいの絶望感。
まあーそのあとはテンション低かったと思います。
経年劣化なのか誰かのいたずらなのかは分かりませんが、とにかくテンションが下がる下がる…。
しかし、その時運よくオートバッ〇スがショッピングモールの近くにあったので(めちゃ奇跡)車をガコンガコン言わせながらそこへ向かったのでした。
「こりゃーパンクですねー。」
と、オートバッ〇スの若い兄ちゃんが僕の車をみて言う。
「そりゃーそうやろ。」
と、いいそうになるのをこらえながら修理費の話を聞くと。
「〇〇万円です。」(ここでは額を伏せる)
その数字を聞いた瞬間またテンションが下がる。
ああ、日曜日の夕方になんでこんなことに。
明日からの仕事のことを考えながら、またしてもネガティブになっていく僕でした。
③ポジィティブな妻は
そんな状況でも妻は違った。
彼女は本当にすごいなと思う。
落ち込み、ネガネガしている僕を見かねてか、
「まあ、今回のことはラッキーやったやん。」
と言ってきた。
いや、正直僕は「は?」って感じ。
だが、そんな僕を尻目に妻は続けた。
「だって、もし運転中にパンクしてたら後ろの車に追突されてたかもしれへんやん。そうなったら家族みんな大けがやで。」
「オー〇バックスが近くにあったのも良かったやん。すぐに見てもらえて。」
「なんならこうやって修理中に娘はキッズスペースで遊べてるし、私たちはこうやってコーヒー飲めてるやん。」
「これって家族の時間が増えたってことやん。超ラッキーじゃない?」
妻のそのポジィティブシンキングには脱帽です。
「ほんまやなあ、タイヤがパンクしてよかったわ!」
と気づけば僕も口にしていました。
はたから見たら変な家族だったかもしれませんが、僕はこの妻の話を聞いてとても救われました。
ポジィティブシンキングis最強。
④ネガ→ポジへの変換
翌日朝の会で子どもたちにこの話をしました。
「一見ネガティブだと思うことのなかにもポジティブと思えるようなことがあるよ。」
「そんな変換作業を今日はやってみよう!」
いや、だれが言うとんねん。
という感じですが、これってほんまにそうやと思っています。
「ピンチはチャンス」
と言いますが、これと同じ。
「練習問題を間違えた」は「賢くなる伸びしろがある」のチャンス
「クラスでトラブルがあった」は「雨降って地固まる」のチャンス
「授業がうまくいかない」は「授業改善の勉強をする」チャンス
ネガティブだと思う中にも無理やりポジティブを見つける。
そしてそれを強く自分で意識する。
こんな状況になった自分が「ツイてるツイてる!」と思えるか否か。
その発想の転換でおおけさでなく、人生ってだいぶ変わるんじゃないかって僕は思います。
⑤おわりに
とはいえ、まだまだネガティブな自分が顔をのぞかせる時があります。
そんなときこそ、
妻が言う「超ラッキーやん!」を心の中でつぶやこうと思うのです。
そんな大切なことを気づかせてくれた妻には感謝感謝です。
ネガ→ポジへの変換。
ちょっと意識するだけで物事の捉え方が変わってくると思います。
人生、楽しんだもん勝ち。
楽しく生きていきましょう。
それでは、また。