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#45 遊ぶように仕事をする〜Work as life〜

どうも。こみっくです。

いきなりですが質問です。

「仕事、楽しいですか?」

「はい!心の底から楽しいです!」と思える人は少ないと思います。
というか、ごく稀でしょう。

かくいう僕はどうか。
僕は「楽しい時もあるし、しんどい時もある。」
です。

いや、ずるくない?
という声が聞こえてきそうですね。
はい、すみません。
そんな中途半端な答えありかよ、って感じですね。

でも僕は「仕事は楽しい時としんどい時の繰り返し」だと思っています。

さらにその中で「遊ぶように仕事をする」感覚こそが働くマインドとしては最強だと思うようになってきました。

そのために「自分自身がいかに楽しみながら取り組める仕事を見つけられるか」が大事だと感じています。

今回はそんな話をしていきます。

①楽しい仕事

教員をしていて、あなたが楽しいと思う時はどんな時ですか。

教員といっても担任、専科など様々な立ち位置があります。

僕はこの仕事を始めてからずっと担任を持たせていただいています。

担任業務をしていて子どもたちの成長を間近でみられること、これこそ自分が思う「楽しい仕事」です。

授業や行事、普段のちょっとしたことで子どもたちは日々成長していきます。

分からなかった問題ができるようになった。
リレーの練習でお互いに応援し合う姿が見られた。
休み時間に子どもたちと一緒にドッチボールを全力でする。

僕にとってこんな他愛もない日々が楽しい仕事です。

②しんどい仕事

では、しんどい仕事とは何か。

僕が最も苦手な仕事の一つに「事務作業」があります。
この仕事は子どもたちに何か影響を与えるかというと…。
ほぼありません。
委員会に送る書類を作成したところで子どもたちは成長しません。
悲しいけど。

その割には書類や報告書の提出など事務作業は本当に多いです。

この書類を作成する時間があれば子どもたちに直結する教材研究したいなあ…と思うこともしばしば。

細かい作業や文章を書くのが苦手な僕にとって事務作業は最もしんどい仕事だといっても過言ではありません。

③それでもしんどい仕事はやってくる

楽しい仕事だけやっていればそれでいい。
という訳ではありません。

事務作業の仕事に必ずいつか取り組まないといけないですよね。

しんどい仕事に目を背け続けて、楽しい仕事ばかりするとどうなるか。
想像に難くないでしょう。

「教員という仕事を選んでるんだから全部子どもに直結する仕事がいいんだー!」
とわめいたところで何も変わりません。
むしろ周りから信頼されなくなってしまうかも。

④ほなどないすんねん

楽しい仕事としんどい仕事がある。
そしてその繰り返しで仕事は成立している。

というただただ当たり前のことをここまで話してきました。

ほなどないすんねん。

僕が働く上で大事にしているのは
「しんどい仕事の中に楽しさを見出す。」
ということです。

例えば、僕が苦手な事務作業で考えてみましょう。

何か文章を作る時、自分が好きなことを組み込んでみます。
僕はCanvaを触ることが好きなので、文書作成はCanvaで済ませています。
自分自身がワクワクするようなレイアウトにしたり、文章構成にすると苦手な文書作成も楽しくなります。

また、タイピングが苦手なので音声入力を使って文章を作成することもあります。

委員会にあげる報告書も期限を決めて作成します。
その期限を守ることができれば帰りにコンビニで1番高いアイスを買って帰る。
というプチご褒美を用意する。

こんなことをしています。

やりたくないなー
しんどいなー
めんどくさいなー

というネガティブな感情から自分が好きなツールやその先に見据えたゴールを想像することで

よし、やろか!

とポジティブな感情に変換するよう心掛けています。

まるでRPGのように仕事をミッションと捉えてどんどん解決していく。
そうすると、自ずと自分自身のレベルは上がっていくものです。

⑤好きな仕事はとことん〜work as lifeはいいぞ〜

ここで出てきました。
「work as life」についてです。

生活や趣味も仕事の一部として考え、仕事とそれ以外との分け目をなくした考え方です。
要は「自分の趣味のように仕事をする」ということです。

これだけ聞くと1日中仕事をするの?超ブラックやん。
と思われるかもしれません。

そうではなく
自分の好きなことを好きなだけしたらええやん。
遊ぶように仕事をするってめっちゃ面白いよ。

と、僕は思っています。

今勤務している自治体でCanvaのフィルタリングが解除されました。
子どもたちのタブレットでもCanvaが使えるようになったのです。

そこで、今年Canvaの実践をどんどん集めて自治体の先生や子どもたちのために還元しようよ。
というコミュニティを立ち上げました。

立ち上げるというと大変大層な感じがしますが、実際は繋がりのあった先生に声をかけてもらってその波に乗らせてもらっている感じです。

今はこのコミュニティを運営するのがめちゃくちゃ楽しいのです。

Canvaというツールの魅力もありますが、そこに集まる人たちと繋がれることが何よりの楽しさです。結局何かを始める時に大事なのは人と人の繋がりなんだ、と思います。

このコミュニティを運営している時、まさに僕は遊ぶような感覚で取り組んでいます。
運営というほど大したことはしていませんが、遊びと仕事の境界線がほとんどなくなってきた感じがします。

このコミュニティの運営は言ってしまえば「しなくてもいい仕事」であると思います。
学校の中ではなく、外でつながる仕事であり必ずしなくてはいけない仕事ではありません。

そこに価値を見出して、自分自身が楽しむ。
遊ぶような感覚で仕事をする。
とことん取り組む。

今が僕の教師人生の中で一番楽しい時といっても過言ではありません。
それくらい毎日が充実しています。

ただ、そのコミュニティ運営は日々の「やらなければならない仕事」の上に成り立っています。

現場で手を抜き、成果を出せていない人が外での仕事は頑張りまっせというのは違うと思います。

だから、日々の業務を確実にこなし周りから信頼される人にならなければ…と感じているところです。

「好きなことをとことん」にも責任があります。
そこは間違えないようにしたいと思います。

大いに自戒を込めて。

⑥最後に

人には人の働き方があります。

楽しい仕事もしんどい仕事も全部含めて仕事です。

どうせ働くなら楽しくしたいものです。

遊ぶように仕事をしながら、とことん好きなことを追求したらいいと思います。
人生一度きりですから、楽しんだもん勝ちですよね。

なんだかとりとめのないNoteになってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

*今回一緒にコミュニティを運営しているツネさんのNoteを以下に貼り付けています。めちゃめちゃすごい人です。

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