「とてつもない大転落」ですよね〜な話
この森永さんの記事でも指摘されているようなことが表層したニュースが立て続けに入ってくる。
私たちは不景気を実感している。
「1日の生活費677円」大学生の仕送りが過去最低に
http://a.msn.com/01/ja-jp/BBVzmUL?ocid=st
上記の記事のグラフ、なぜか2005年以降が5年ごとじゃないので2009年からの下がり方がゆるやかにみれてしまうけど、きちんと5年ごとくらいに置き換えると雑だけどこんな感じになる。
昨年会った大学生たち、実家暮らしでない学生は奨学金とバイトで仕送りなしだった。貧すれば鈍する。足元を見られ、家庭教師のアルバイトで賃金未払いでも強く出られず泣きをみていた。
こんな額じゃ、東京なら家賃で終わりだよ……。
じゃあ社会人は? というと、
昨年1年間の貯蓄額はいくら? 「0円」が4割https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1903/31/news010.html
これ、他の年との比較がでていないけど、まぁウチらそうだよね……って気持ち。
そんな状況? 時代? で、『うつヌケ』ヒットの漫画か田中圭一さんのインタビュー
『うつヌケ』著者が語る、バブル世代炎上の理由https://business.nikkei.com/atcl/report/16nv/111400019/112100003/
僕らが若い頃のような大っぴらなパワハラ、セクハラが減っても、それで若者はハッピーになれていないわけです。給料は上がる見込みはないし、仕事では不可避な「神経にチクチクくる人間関係」は、今も昔も変わらずにある。
現場における「主体性発揮」の前提は、頑張った結果として、会社の成長や生活の向上への期待が満たされることだったと思うんです。けれど今の若者はおそらく「頑張れば報われるなんてこと、ほぼほぼないよね?」という現実をむしろ、現場で嫌というほど味わう。
そうだよね。だから若者は売り手市場だからって次々に離職するのではないのだろうと。バブル期のように働けば働くほど結果がついてくる時代はみんな働いた、と。
まぁ、売り手市場だから転職しやすいってのはもちろんあるだろうけど、氷河期アラフォーには考えられないからさ。
暗い話だね、小さい経済を回して幸せを獲得していく、という流れは今後強くなるかな、でもそれはとても文化的な作業、というか、文化的なものの周りに生まれる想像しかつかない自分は。文化への余裕すらもなくなったときの小さい経済圏ってなんだろ。自治体レベル町内会レベルの労働物々交換みたいな感じかな。
で、何が言いたいかっていうと、消費税あげたらますます貧困やばくなりますよ!ってこと。景気悪いのにあげるなんてそもそものお題目ウソじゃん!?
ほんと大学生、生活できないんじゃないの? バイトに明けくれる? バイト代が上がるまで? 勉強する時期にするべきだよ。少子化で人口少なくなる上に教育をしっかり受けた教養のある人間が少なくなるんじゃ将来稼げなくて国がマジのマジで弱体化。
もしかしてそれわかってて、わざとそうしているとしか思えない経済政策ばかりで不安になるよ……?
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