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悩みを肯定的にとらえると、悩みが人生をプラスに変える
このnoteは、Comfort Life Coachingから一部を引用して掲載しています。
あなたは、今、人生の中でなにかに悩んでいますか?
どうしたらいいだろう
どうすべきなんだろう?
悩んでる自分に対して、【情けなさ】や【自分はダメだ】という自己卑下におちいっていませんか?。
「思うようにできない」
「ちっとも前に進まない」
と自分に対してダメ出しする。私自身も、そんな経験があります。
「人生がうまくいっている人は、悩むことなんてなく、どんどん自分の思うように生きているのだろう」
そう思っていました。
その反対に、「悩んでいる自分は、なんだか人生がうまくいっていない」
そう思っていました。
ですが、それは違うのです。いまでははっきりとわかります。
もし今、あなたが何かに悩んでいるとしたら、その悩んでいることに対しての考え方が変わると、その悩み自体が人生をプラスに転換させ、あなた自身に変化をもたらすものになるのです。
悩みが人生にあたえる影響・そもそも悩みとは?
●悩みは、あなたが作り出したもの
20代、30代と、悩んでいることが多かった私。
今思えば、何に悩んでいたのだろうか?と思うのですが、
仕事や生き方
親(特に母親)との関係
お金の不足
ということに
いつも【つまずき】きを感じて、うまくいかないことに悩んでいました。
一番は、仕事。
いつも、どこか、
「誰かに認めて評価してほしい。それに見合う給料ではない」
「自分はもっと、クリエイティブなものを作るようななにか」ということを求めていました。
そして、想いだけが大きくなるばかりで、それがどうしたら叶えられるのかが分からずに悩んでいました。
そして、悩んでいること自体に対して、「悩んでいる自分はダメだ」という認識をどこかに持っていました。同時に、「世の中のうまくいっている人・成功している人は悩みなどなく、自分の思っていいることをどんどん形にする実行力、行動力のある人たちのなのだ」と思っていました。
悩みのそのこと自体:「どうしたらいいか分からない」
悩んでいることそれ自体に:「悩んでいるなんて自分はダメだ」
というように、悩みの板挟み・心理用語のダブルバインドの状態でした。
私たち人間は、そうした、生きている間に自分に関わることに対して、
困難な出来事や
自分の生まれや背景
仕事のやり方
親や周りの人との関係性
お金や生活
など、
自分を取り巻く環境や要素に対して思うようにいかない時
物事や出来事に対して不安を抱えてしまう時
物事や出来事に対してどうしたらいいかわからない時
私たちはそれを悩みとして捉えます。今ではこうした生きていく上での悩みを【生きづらさ】という言葉で定義され、この悩みを抱えた人が多く存在します。
しかし、それは、今の社会が生きづらい環境だからでしょうか?
しかし、それは、税金や給料の低さが原因だからでしょうか?
しかし、それは、仕事やり方、進め方が間違っているからでしょうか?
しかし、それは、親や周りの人があなたと合わないからでしょうか?
20代の私が抱えていたように、望んでいることに対して【方法が分からない】、【悩むことは悪いこと】と考えていたことが、悩んでいた理由であれば結局のところ、【方法】がわかればいいし、【悩みに対しての捉え方】が変われば解決するわけです。
つまり悩みというのは、だれかのせいでもなく、置かれた環境や状況のせいでもなく、自分がそのことに対してどう捉えるかによって、【悩み】としてしまっていることにほかなりません。
もちろん、自分ののぞむような環境でないというのは、学校にしろ、会社にしろ、家庭にしろ、捉え方だけではどうしようもないと言われるのもわかります。それを【肯定的にとらえること】が【捉え方】ではないのです。このことはこの先に記したことに答えがあります。
そして、うまくいかないことに対して、解決できる方法を知っているのならそれは【課題】となり問題でもでもなんでもなく、成長のための目指す理想のために必要なプロセスだと言えます。
●成功者と呼ばれる人たちも、悩んでいた
私たちは、自分が悩んでいると自分のことしか見えない状態になりますが、
自分自身のこと、自分を取り巻くもの(仕事や人間関係、お金、住環境など)のことに、悩むのはあなただけではありません。
あなたが能力がないからでも
あなたの人間性が劣っているからでも
あなたの意識が低いからでも
つまり、あなたという人間がダメ人間だから悩むわけではありません。
そもそも、何もかもが自分の思う通りの完璧な人間なんてものはあり得ませんし、それはあなたも同様です。
成功者と呼ばれる人たちも、人生の中でうまくいかないことや、悲惨な幼少期を過ごしていたり、大人になってからも事業や家族関係で悩んでいる人もいます。
ここではあえて挙げませんが、あなたの気になる人、著名人、世に言われる成功者と呼ばれる人、第一線で活躍しているトップ、を調べることは今ではネットを使えば容易にできることです。
どんなに恵まれた環境にいたわけでも、悩みが全くないわけではありませんし、【誰でも悩みはあるモノなのだ】と理解できると、悩みというものを肯定的に捉えられるようにもなりました。
こうした視点を持つことは、悩みを俯瞰的に捉えられるようになる第一歩です。
悩みの沼の中にはまりこんでいることが好きなのならば、その場所にずっといることもいいでしょう。しかし、沼の中はドロドロで泥がまとわりついて気持ちが悪い、自由に動けない、ならば、そこから抜け出してその泥を洗い流すことから始めましょう。
それには、あなたが悩んでいること、ドロドロの泥がまとわりついている不快感を不快感だと認識することです。
●悩みに対して捉えるときに、間違えやすいこと
だれでも、人生生きている間には悩まないなんてことはありませんが、悩んでいる時は自分一人だけが辛いのだと、自己中心に考えてなんとか解決しようとする時にありがちな間違いに陥ります。それは、
ポジティブ思考になること
自分と向き合うこと
これらの言葉の意味、本質を間違えてとらえてしまうと余計に悩みを【こじらせる】ことになります。
間違えやすいその①:ポジティブ思考になること
物事に対して、どう捉えるのか
そこで勘違いしがちなのが、「ポジティブに捉える」ということ。
その悩みは、たいしたことないわ
その悩みは、いいこともある
というようにポジティブ思考で捉えること。
世の中は、悩みよりもポジティブで前向きであることがよしとされる風潮です。
陰キャより陽キャ
コミュ障よりコミュ力があるほうがいい
と捉えがちです。
もちろん明るい人の周りには、自然に人が集まり、楽しいイベントが集まってきたりします。ポジティブでいることでモチベーションを高め、目標達成の助けにもなります。
しかしながら陽キャ、ポジティブだから人生がうまくいく、理想や目標が叶うわけではありません。
しかしながら、陽キャ、ポジティブな時の理想が、あなたが本当に望んでいる理想とは限りません。
勘違いしがちなのが、悩みを抱えている時にそれをないことのように振る舞って【理想を叶えよう】、【人生がうまくいっているフリ】でうまくいくはずだ、と悩みを感じないようにすることです。
ポジティブな陽キャでいても【悩み】が解決することはなく、いっときそれを忘れているだけではないでしょうか?。
悩んでいることは、本来辛いことなので向き合いたくないものです。自分のダメなところを感じ取るわけですから、自己重要感、自尊感情も下がってしまいます。「自分はなんてダメなんだ」「自分は何やってるんだ」と自己卑下にも陥ります。
悩みに対してではなく、悩みを持っている、自分自身に対しての自己評価へと陥ります。だから悩みの本質の部分を見たくなくなるもので、陽キャにおちいるのもそのためです。
それは、いっとき何かの癒しを得てもまたぶり返すのと同じで、エセポジティブでは悩みはそのまま存在し続け、解決しません。あなたの中にある悩みを作り出した心理のプログラムは存在し続けるからです。
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間違えやすいその②:自分と向き合うこと