竹藪へのリベンジ→2連敗
前回7月に草刈り機で竹藪に挑戦して、あえなく敗北した反省をもとに、チェーンソーを購入して、8月に竹藪へのリベンジに挑みました。
チェーンソー導入
チェーンソーの売れ筋はエンジンタイプなのですが、草刈り機と違って4サイクルのエンジンタイプがないので、2サイクルの臭い排気ガスが嫌いなわたしとしてはバッテリータイプを選びました。
草刈り機はグランピング施設を開業してからも、雑草を刈ったりすることもあるので、継続的に使うだろうけど、チェーンソーって、最初の開拓の時くらいしか要らないだろうから、簡単に使えるバッテリータイプの方が、あとあと使い勝手が良いかなと思ったのですが、これは大きな考え間違いでした。
前回の草刈り機の反省を踏まえて、たっぷりとオイルも用意して、竹藪へのリベンジに挑みましたが、前回以上に敗北はすぐにやってきました。チェーンソーで竹を刈ろうとすると、竹が切れた瞬間に、ものすごい反動が来て、チェーンが外れるのです。チェーンをもう一度接続するのに10分かけて、テンションを調整して、2,3本竹を切ると、またチェーンが外れるという繰り返しに陥りました。
竹をチェーンソーで切るのは無理ということで、竹の間にぽつぽつと生えている木をチェーンソーで切り倒しにかかりました。竹では苦戦したチェーンソー君も本領を発揮して、どんどん切り倒せます。調子に乗ってきたので、直径20cm級の大きな木にチャレンジすると、あっという間にバッテリーがあがってしまいました。36Vタイプの大容量バッテリー搭載のうたい文句なのに、30分ももちませんでした。そりゃあみんなエンジンタイプを買うよね。完全に機種選択ミスでした。
バッテリー充電器では1時間くらいでバッテリーが急速充電できるのですが、使ってすぐのバッテリーは高温になるので、バッテリーの温度が下がるまで1時間以上待たなくてはならず、結局一度バッテリーがあがると、3時間くらいは使えないこともわかりました。
奥さんと虫刺され
前回一人だけで伐採をして、竹を切った後に、竹を人力で外側に運び出す必要性を感じたので、今回は切り倒した竹を奥さんに手渡して、外によけてもらう作業を頼みました。
まず最初の竹一束を奥さんに手渡した瞬間
「キャー」っと甲高い悲鳴が響き渡りました。
手渡した竹の中に、蜂だか、虻だか、蟻だかわかりませんが、なんらかの虫が入っていて、その虫が奥さんを刺したのでした。わずか5秒での奥さんのリタイヤが決定しました。
ちなみに奥さんはその後志摩市で救急病院に行き、さらにはその後約1か月間、虫刺されの後遺症で病院通いをすることになるわけです。
毎回数十か所の虫刺されが常態になっているわたしにとっては、虫に刺されたぐらいで大げさな~って感じだったのですが、女性をいたわることができない冷たい奴と、奥さんから最低男の烙印を押されてしまう、最悪の事案となってしまったわけです。
その後に飲み会の場でこの話をちょっと笑い話にしたのですが、
「普通の奥さん、志摩市になんか、ついてきてくれないぞ」
「そもそも奥さんが竹藪の伐採現場に来てくれたことに感謝しろ!」
「田舎でグランピングやるって奴が、離婚されないだけで感謝しろ!」
という評価で、たしかに奥さんに恵まれていたんだなあって、改めて実感した次第でした。
奥さんにはもっと普段から感謝しないとね
鉈での伐採
チェーンソーが使い物にならないことがわかったので、チェーンソーを買ったついでに、amazonで買っていた燕三条製のキャプテンスタッグ鉈をとりだして、完全人力での伐採になりました。
これが大正解でした。左手で竹をつかみ、右手で鉈をふるう。そしてつかんだ竹を後ろに放り投げる。そしてまた次の竹をつかむ。枯れた竹はつかんだ左手で折って、そのまま投げ捨てる。ちょっと太めの竹でも3回くらい鉈でたたけばたたき折れる。たたき折るとき斜め45度に刃を入れるようにすれば、けっこう簡単に切り倒せるし、切り倒すのと、どけるのを一度にできるので、結果として一番効率が良いのです。草刈り機では一気に30本くらい切り倒せるけど、草刈り機を止めて、竹をどかすのに時間がかかって、また草刈り機を再起動させるのにも時間がかかってしまっていたんですね。
結果として20㎡くらいの竹藪を伐採して、少しだけですが海が見えるようになりました。
今回の反省点として、まず一人で伐採作業をするのは無理ってこと。このペースでやっていたら、1年かかっても終わらない。まずはだれか協力者を得る必要がある(奥さんは人数にいれちゃダメ)
草刈り機も、電動チェーンソーも戦力にならないから、もっと強力な戦力を導入する必要がある。
そもそもこんな暑い時期にやる作業じゃない。
ということで、竹藪に連敗してしまいましたが、次こそはさらなる準備をして戦いに挑みます。負けないぞ~
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