誰がイベント主催したって、いいじゃない。イベント業界で働く私が、実現したいこと
皆さんこんにちは。イベント会社であります株式会社COMETの代表をしております、井藤と申します。
私は「イベント」というものに携わるようになって早10年近く経つ、イベント業界の人です。自己紹介も兼ねながら、どうしてイベント業界で働いているのか?そしてこれからのイベント業界をどうしていきたいのか?をnoteにしたためたいと思います。
始まりは、自主企画のコンサートから
私がイベント業界という業界を意識し始めたのは大学3年生のころ。
当時は、教育大学の音楽科に通う大学生でした。
楽器を演奏することが大好きだった私が、いつしか「自分でコンサートを主催したい!」と考えるようになりました。
その当時、20歳であったということもあって「20歳のうちに自分でコンサートを開催するぞ!」と意気込み、大学の友達を誘ってコンサートの企画をしました。
初夏の時期に、大学の友達を集めて、とにかく皆にとっての自信の1曲を披露する。今となっては、目的が明確なような、明確でないような…コンサートでしたが、人のツテを最大限に生かして、なんとか満員御礼のコンサートとなりました
先生になりたくない!私がなりたいのは…
そうこうしている間に、いつの間にか就職活動の時期に突入。
教育大学ということもあり、周りの9割以上が教員志望。教育実習も経験した私は、改めて自分の進路を考え、「教員にはならない」と決断します。
「じゃあ何の仕事するの?」と言われ、かなり悩みました。
音楽関係、サービス業(パチンコとか、某有名回転ずしチェーンとか)、小売業(ペンギンのキャラクターが有名なあの企業)などなど…
悩みに悩んだ私は様々な企業の面接を受けます。
就職活動を進めていくうちに、「そういえばあの時、コンサート主催したの楽しかったな」と思い、イベント業界が頭をちらつくようになりました。
そして、Google検索や、その他の就活サービスなどを駆使し、「イベント 採用」などと沢山調べた結果、行きついた会社に就職しました。
(ちなみに、これは今もかもしれませんが、当時は本当にイベント業界の求人を探すのが一苦労でした!業界的にも、閉鎖的だなと感じています)
イベント業界の大変さを知る
そして、大学を卒業し、晴れてイベント業界へ。
関西のイベント会社に就職をしました。
就職してすぐは、直接イベントに関わることのない部署に配属されて、「私はイベントしたくてこの会社に入ったのに~!」とうずうずしてましたが、それはそれでとてもかけがえのない経験をさせてもらったので、とてもいい時間を過ごすことができました。
就職してしばらくたったころ、本格的に仕事としてイベントに携わることになります。
そんな私が、一番に思ったこと。それは‥
「イベントって超大変じゃん!」
ということ(笑)
今までは、自分で主催して、自分のやりたいようにできるイベントしかやってこなかったけど、クライアントワークとしてイベントの仕事をするということは、本当に大変なことなんだと実感しました。
初めて、自分が担当させてもらったイベントの企画書を、お客様に提出したとき、びっくりするほど冷や汗をかいたのを覚えています(そして、その企画はボツ。受注にすらいたりませんでした)
でも、大変なことや嫌なことばかりだったわけでは決してなくて
むしろ、イベントが終わった後の達成感や、お客様と一緒に感動を味わえることがとても嬉しくて、すっかりイベント業界の虜になりました。
いつしか、私自身のライフワークに
2020年のコロナショックも経て、イベント業界は大きく変わっていきます。
コロナ禍についてのことは下記の記事にも書いてますのでよかったら
そんな変わりゆくイベント業界の中で、自分自身の新たなスタートを切ります。お世話になった会社を退職し、個人事業主として独立をしました。
ただの主催コンサートから始まった物語は、いつしか自分のライフワークへと変化していったのです。
法人化して、これからの事業展開
そして、様々なタイミングが重なり、法人化をさせることに。
今までは、BtoB系のイベントが多く、クライアント様も基本的に企業の方でした。もちろん企業相手の仕事は大きなお金が動きます。規模も大小さまざま、色んなイベントがあります。
そんなイベントに携わらせてもらえたことも、とても私にとってはいい経験でした。
でも、ふと、思い出したんです。自分のルーツはなんだったかなと。
大学生のころ、お金も知識もない中で開催したコンサート。あれが始まりだったんです。
コロナ禍も経て、ますます、「イベントを行う事」にハードルがあがっているような気がしています。ただ、心の中では、学生時代の私のように、「イベントを開催してみたい」と思っている人は、日本に沢山いるのではないかと思っています。
ただ、残念ながら、そういった「個人」単位に目を向けたイベント支援サービスは、まだ日本では展開されていません。
ならば、私がやってみよう。もしかしたらちゃんと収益のあがるビジネスにならないかもしれない。でも、日本のどこかに、イベントをしたいけど、どうしていいか分からない人がいるのなら、一緒にパートナーとしてイベントが開催できるようにサポートするのが私の使命なのではないか。
個人でのイベント主催も、企業でのイベント開催も、様々な経験をした私だからこそできることがある。
そう思って、このようなサービスをスタートさせました
簡単にいうと、「個人でも」「誰でも」イベントしたい人を応援するよ!というサービスです。
なるべく少額で、規模も大小問わず、イベントの初心者であったとしても、「イベントをしたい」と思った、あなたの願いを叶えたい。
イベントって、基本的には、皆が笑顔になるために開催するものです。
そんな笑顔の種が、もっともっと日本中に沢山花咲くように。
最終的には、うちの会社なんか使わなくても、イベント開催ができる人が沢山いる世の中になればそれでいいんです(笑)
ただ、実際問題、イベントを開催するにあたっては経験がものを言う場面も多くあります。そういった場面で私たちをうまく使っていただければよいのです。
ちょっとでも、「なにかやってみよう」と思ったら
イベント、イベント、とこの記事で多用しましたが、イベントはどんなものでも、イベントになるんです。
友達とのランチ、家族との誕生日パーティ、趣味の仲間たちとのオフ会・・・
どんなものでも、あなたの頭に浮かんでいることがあるなら、ぜひ、私たちがお手伝いをさせてください。問い合わせの連絡をいただければ、どんな小さなことでも、一緒に、真剣に考えます。
最後に
ここまで長い文を読んでくださって、ありがとうございました!
少しでも興味があれば、ぜひ、一度ご連絡お待ちしています!
皆さんと、イベントと笑顔あふれる世の中を作っていけたらうれしいです☺
今後、こちらのnoteアカウントは、こういったイベントにまつわる話をしたり、ノウハウ記事、コラム記事などを投稿していきます。
役に立つ情報もあるかと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
株式会社COMET 代表取締役 井藤 栞
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