Rising Girl
noteで書くのは初めてだと思うけれど、実はウマ娘が好きだ。
アニメから入り、スマホアプリをDLし、気に入った曲を購入して聴いている。
知らない方向けに簡単に紹介すると、ウマ娘とは、実際に活躍した競走馬たちをモデルとし、少女の姿に擬人化したコンテンツだ。権利関係がかなり厳しく、馬主さんたちの許可がないとウマ娘にはならない。
競走馬がモデルというだけあって、彼女たちの願いは一貫している。
それはただひとつ「レースで勝つこと」
勝つために、強くなるために日々を過ごし、それぞれの挫折を覚えながらもそれを乗り越えて成長していく。
さて、そんなウマ娘のキャラクターたちだが、恐らく活躍した年の背景や馬主さんや関係者の趣味嗜好等が反映されて形成されている。
北島三郎さんが所有していたキタサンブラック号が人情味溢れた演歌好きなお祭り娘というキャラになっていると言えばイメージしやすいだろうか。
一部のウマ娘にはそれぞれのキャラクターソング(以下、キャラソン)があるのだが、これがまたキャラクターに沿っていて感動を覚える。
好きなキャラソンはたくさんあるのだが、今回はその中でも衝撃を受けた曲『Rising Girl』を紹介したい。
この曲は2000年代後半に活躍したダイワスカーレットのキャラソン。
ウマ娘のダイワスカーレットの性格は「勝ち気で強気で生意気で、一番になることを目指し続けるウマ娘」。実馬ダイワスカーレット号が12戦全て2着以内という安定した成績を残していることも反映されているのだろう。
そんなダイワスカーレットのキャラソン『Rising Girl』。まず曲調は2000年代後半に流行したアニメ主題歌を彷彿とさせる。(夫曰く、『とある科学の超電磁砲』あたり)
そして歌詞。
全部は載せられないので一部を抜粋。
なにこの自己肯定感の塊。
なにこの自己肯定感のかたまりーーーーー!!!
歌詞を聴いた瞬間の素直な感想。
彼女とは真逆で劣等感の塊みたいになっていた私には衝撃が強すぎた。
太陽は自分のために昇ってくるし、追い風も自分のために吹くし、道だって自分のために作られていって、明日は自分のために輝く。
うそでしょ?こんな概念が存在していいの???
という多少の混乱をしたあとで、ウマ娘の彼女がえげつない努力をしていることを思い出し「ああ、それに見合った努力をしているんだ」と腑に落ちた。
目標を達成するためには、努力すればいい。ただ、やればいい。
ウマ娘というコンテンツに触れていると、みんなこれを実践しているし、それで目標を達成している。
ただそれでも、そんなシンプルなことなんだけど、自信たっぷりに「太陽は私のために昇ってくる」なんて言うのはかっこよすぎた。
今回紹介した曲以外でも、ウマ娘のキャラソンは意思の強い曲が多い。「頂点に立つ。立ってみせる」とか、「私が私でいるために」とか。
頑張りたい時に背中を押してくれる曲として、とてもオススメだ。
私もいつか「太陽は私のために昇ってくる」と言えるようになりたい。