父親はスーパーサブを目指そう。
イクメンって言葉が流行ったり、男性の育児参加の必要性が叫ばれるようになって、だいぶ経ちましたが、やはりいまでも「男性は働き、女性は育児」という家庭が大多数を占めるのではないかと思います。
育児において、父親は補欠なんです。
僕も例外ではありません。平日は仕事をしていますし、妻はその間育児をしてくれています。
子どもと一緒にいる時間が長いのは妻、つまり母親です。
そうなると、育児用品のある場所をより把握しているのは母親で、子どもの気持ちや僅かな体調の変化に敏感なのも母親です。
僕の家庭でも、子育てのメインは母親で、父親は補欠です。
ただ、補欠だからといって、なにもしなくていい訳ではないと思います。
補欠でもやるべきことはたくさんあります。
なかでも、僕が大切だと思う2つのことを書いていきます。
①声をかける
スポーツと同じだと考えてみてください。
試合で奮闘する選手に対してベンチからできる最も簡単なことは、声を出すことです。
チームが勢いづくように選手を鼓舞し、劣勢なら「まだいけるぞ!」と背中を押す。
それと同じで、補欠である父親は、メインで奮闘する母親に対してどんどん声をかけるべきです。
なにが一番効果的か?
それは"感謝の言葉"だと思います。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
この一言があれば、さらに頑張ろうと思えるし、落ち込んでいたら前を向ける。
どんどん感謝を伝えましょう。
ただし、口だけにならないように、行動でもサポートすることは忘れずに。
②いつでも交代できる実力を
いくら子どもが愛おしいからといって、毎日いっしょにいるのは正直しんどいと思います。
母親だってときには休みたいもの。
それに、急に風邪を引いたり、どうしても外せない用事ができたりと、急なバトンタッチがあるかもしれません。
そんなとき「え、俺ですか…?」とならないように、いつでも主戦力として活躍できる実力を身に付けておかないといけません。
そのためには、日頃から育児に全力で取り組むこと。
子どもと全力で向き合い理解しておくこと。
「俺に任せろ!」と勢いだけで交代しても、
「あれ、○○ってどこにあるっけ?」
とか
「○○ってどうやればいい?」
とかいちいち聞いていたら
「もういい!自分でやる!」ってなっちゃいますよね。
休みたいときに「あなたがいるから大丈夫」と安心して休ませてあげられるかどうか。
それは日頃からどれだけ育児に取り組んでいるかがすべてだと思います。
補欠でもいい
父親と母親の両方ともがメインで育児をすることが一番理想ですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
父親は補欠でもいいんです。
補欠なら補欠なりの役割がある。
父親はスーパーサブを目指せばいいのです。
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