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アウトプットは意外と身近なものだった~話すことから始めよう~

「アウトプットは大事!」
「アウトプットしないと成長しない!」
という言葉を最近よく目にする。

アウトプットといえば、たとえば読書ノートのように、学んだことをキレイにわかりやすく整理して「書き残すもの」というイメージを持っていた。

実際に、本の内容をまとめて簡単な読書ノートを作ろうとしていた時期があったけど、部屋の整理整頓もままならない性格の僕に合うはずもなく、あっけなく挫折してしまった。

「アウトプットってめんどくせぇ!」

そんなイメージがすっかり頭にこびりついてしまっていた。

けれど、いろんな本を読んでいると、いたるところに「アウトプット」について書かれていて、だんだんとその認識が変わってきた。
なかでも、目が留まった言葉がある。

「誰かに話すこともアウトプットです」

まさに目から鱗。
整理整頓してからじゃなくていいんだ。
頭のなかのごちゃごちゃを吐き出しながら整理してもいいんだ。
アウトプットが一気に身近なものに感じられた。

例えるなら、部屋の片づけをするとき。
いままでの僕は、まず部屋の間取りを紙に書き、散らばった雑貨類の収納すべき場所を明確にし、落ちているゴミを数えて分類してから「よしやろう」とゴミ袋をひっぱりだしていた。

たしかにめんどくさい。

それよりも、とりあえずゴミ袋を持ってきて、手を動かしながら「これはどこにしまおうかな」でいい。

情報を整理してからアウトプットをするんじゃない。
アウトプットをしながら情報を整理する。

そんな当たり前なことに気がついた。

多くの人にとっては、なにをいまさらと感じるような、ごく当たり前のことかもしれないけれど、僕の中での"アウトプット”は、ハードルが高いものだと勘違いしていたようだ。

家族や友人、誰でもいい。
勉強して学んだことや、日常で起きた出来事、それを通して感じたことなど、些細なことでもいいので、話しやすい人に、どんどん話していこう。




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