一歩先は未知
ようやっと寒くなってきましたね。いい加減暑いのに飽きてきていましたから、うれしい限りです。
さっき少し調べたら、「木枯らし」という言葉は英語にはないそうです。木々を枯らす冷たい風。自然に即した美しい言葉ですよね。
今週のナンバー「木枯らしに抱かれて」小泉今日子
というわけで木枯らしをタイトルにしたこの曲「木枯らしに抱かれて」を聞いてみました。アルフィーの高見沢さんが作ってたんですね。
「切ない片思い」というワードにこんなにドンピシャなメロって他にあるだろうか・・・。Cメロとかマーチのようなドラムワークとかたくさんの工夫が凝らされている曲だけれど、この「切ない片思い」のフレーズとマイナー調の雰囲気が見事すぎて、最初のAメロとサビだけ延々聞いていたいという気持ちもあります。
近況:レッズが勝ちました
浦和レッズがようやく勝ちました。連敗を4で止めました。
優勝争いをするはずのシーズンで残留争いをすることになるだなんて、いったい誰が予想したでしょう。まだ確定じゃないけど、ひとまず本当に良かった。
ここ最近のレッズの試合にわたしが感じていたのは「なんで負けるんだ」よりも「なんでそんな負け方するんだ」でした。この勝利と、前節の試合後に選手たちがミーティングを行い、各々の思うところを話し合った・・・という記事によってようやく緊張がほどけたのは、一試合の重みを、浦和レッズという看板を選手たちがちゃんと受け止めてくれているということがやっと確信できたからだと思います。
もっと強いチームならJリーグにも海外にもたくさんある。わかってる。それでもわたしがどうしても浦和レッズが好きなのは、浦和レッズという矜持を背負い続ける選手たちがたまらなく好きだからなのでしょう。
たぶん、わたしはサッカーが好きなんじゃない、人が好きなのです。選手たちに笑っていてほしい。
それにしてもグスタフソンのプレーはキレキレだった。
活動報告
ぞうさん食堂、ありがとう
10/19(土)、ぞうさん食堂での最後のライブでした。
8月のイベントを楽しく終えた2週間後、まさか閉店の知らせを聞くことになるとは・・・。
でも、それはきっと慢心だったのでしょう。だって人生ってそういうもの。
永遠に続くものなんてないのに、なぜ人は同じ明日が来るって思いこんでしまうんでしょう。わたしだって何度もそんなことを繰り返してきたのに、何度も忘れてしまう。今は今しかないのに。
このライブバーのおかげで、面白い音楽家たちにたくさん出会えました。友達・・・と呼んでいいのかなw、そんな人もできました。これまで知ってた人たちが遊びに来てくれて、新しく生まれた交流もありました。
こんな辺鄙なところにあって(すいません)、こんな独特のハコで(すいません)、それなのにこの場所は、人と人との交流を音楽に昇華するのが特別上手なハコでした。
本当に1人きりだったら、音楽は生まれない。
それをよく知っている、すんごいライブバーでした。人見知りで引っ込み思案なわたしに、それを教えてくれて本当にありがとう。ありがとう。
挑戦。
そんな拠点と呼べそうなハコを失ってしまって、これからどうしようかなーなんて考えました。ライブハウスとかでのライブはしばらくお休みかな、話がなければ・・・。まあでも、いずれ巡り合わせがあれば、きっとまたやることになるでしょう。そういうもんなのよ。
そうじゃなくても、気が向いたら配信ライブとかはやりたいですね!
ひとまず11月いっぱいは、とにかくたくさん作って発信したいです。納得できるまであれこれやってみたらどうなるのかを知りたい。
具体的に言いすぎると勝手にプレッシャーを背負って実現できなくなるのであまり言えないのですが、例えるなら、ごっちゃごちゃになった部屋を片付けて、納得いくまでレイアウトし直したい。そして自分なりに最高に作り替えた部屋を、どんどん人に見せたい。インテリアの配置の新しいアイディアなんかも、人と交流することで、どんどん学びたい。
明日どうなるかわからないなら、悔いなく音楽がしたい。
最近新しく決意して徐々に始めてることもあるのですが、踏み出すのがこわくて「ウ!」となることもあります。でもそこにあまり思考をやらず、「エイ!」という思い切りひとつで飛び込んでいくことにしました。
ほんの一歩先の未知に飛び出す。傷ついてもいい。何も起こらないよりずっと。