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父が大腸ガンに。①

●はじめまして
2025年の1月に父は大腸がんステージ4と診断されました。私は父と2人で暮らしています。なぜもっと早くから強く病院を薦めなかったのか、健康診断の話などしなかったのかと私は後悔しています。後悔しても仕方がないし、治療できるレベルであったことが幸いでした。ここでは、私のような後悔を誰にもして欲しくないとの想いで病気のこと、これまでのことを記していきます。

●症状出現
父のお腹の調子が悪くなったのは,去年の秋頃。
その頃から父は出張の回数が多くなり、会う機会は少なくなっていました。出張と出張の合間で自宅に帰宅した際に、お腹の調子が悪く下痢気味なこととすぐにトイレに行きたくなると言っていました。もともと父はお腹が弱かったため、「あんまりひどくなるようなら、病院行ったら?」と娘の私も軽く促すのみでした。

●疑い
しかしながら、症状は治らず。
2024年の冬ごろに病院勤務の私(職種は非公開とします)の担当患者様に大腸がんが見つかりました。その方は血便を頻繁に認め、トイレの回数も多数。私の頭には父がよぎり、胸がざわめきました。父が帰宅した際に、血便の有無を問うと答えはNOでした。血便はないがもしかしたら、、、と担当患者様のおかげで私は大腸がんを身近に考えることができ、今度は強く病院受診を勧めました。

●受診〜診断確定
父の出張が落ち着くのを待っていると、年は明け2025年の1月中旬になっていました。クリニック受診で直腸に悪性腫瘍発覚。大きな病院へ紹介状を書いてもらいました。病院にて様々な検査を終えて、直腸がんと肝臓への転移(ステージⅣ)の診断を受けました。肝臓の腫瘍も大きく手術が必要とのこと。しかしながら、腸閉塞を防ぐために直腸がんの手術が優先的に行われることとなりました。
長くなってきていますので、続きは次回に記します。

〜余談〜
父がクリニックに行くまで、2人で半分冗談半分本気のような「もしかしたら癌?」という話を何回かしました。そうではないようにと、私は願いながら。

➖大腸がんのステージ表➖
ステージ0    がんが大腸粘膜内に留まるもの
ステージ1  がんが固有筋層までに留まるもの
ステージ2    がんが固有筋層を超えて浸潤する
ステージ3      がんの深さに関わらず、リンパ節への転移を認めるもの
ステージ4      がんの深さやリンパ節転移に関わらず、他臓器への転移を認めるもの
※国立がんセンター中央病院ホームページから引用(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/colorectal_surgery/160/index.html)

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