佐藤 譲

編集者・コーチ・プロデューサー、パペティア。 はてな(総務)→スタジオジブリ(編集者)→日本テレビ(映画プロデューサー)→独立し、フリーランス。トラストコーチングスクール認定コーチ。パペティア(人形遣い)として修行中です。 https://twitter.com/comajojo

佐藤 譲

編集者・コーチ・プロデューサー、パペティア。 はてな(総務)→スタジオジブリ(編集者)→日本テレビ(映画プロデューサー)→独立し、フリーランス。トラストコーチングスクール認定コーチ。パペティア(人形遣い)として修行中です。 https://twitter.com/comajojo

最近の記事

コーチ・経営者「伊藤守さん」年表

 今回もワンキャリアさんで取材をしました。前編・後編 で2万字強です。ワンキャリアさんとの仕事は、「自分の仕事」について考える20代という明確な読者がいるので、本当に面白いです。  取材にあたっては伊藤さんの著作を読みながら、年表をつくっていました。年表をつくると、自分との重なりがどんどんと生まれるので、私は大好きです。一部をご紹介します。記事を読む助けになれば幸いです。 年表1951年 ・山形市生まれ ・「わたしは、幼稚園の入園試験のとき、それまで出会ったこともない、お

    • 中村桂子さんの「ご一緒に、考えましょうよ」

       先日、中村桂子さんにお目にかかり、記事を書きました。  ワンキャリアという20代前半の若い方向けの媒体です。ビビビっときた方へ会いに行き、大好きな理由を探しに行く特集です。ふつうの取材であっても、取材依頼というのは恋文のような側面があると思います。「このテーマは、あなたじゃないと、だめなんです!」って伝えますから。この特集ではより一層、「あなたのことが好きです」という私の気持ちが前面に出るため、すっごく緊張しました。 前編前編では、中村さんの「人」の捉え方の大前提として

      • 重層的で、プロフェッショナルな作品〜『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力〜

        『ONE PIECE』なら、私はレイリーが好きです。 『天空の城ラピュタ』なら、ドーラが好きです。 『名探偵コナン』なら、灰原哀が好きです。 『SLAM DUNK』なら、安西先生が好きです。 『ハリー・ポッター』なら、セブルス・スネイプが好きです。 『溺れるナイフ』なら、大友が好きです。  彼らは、主人公にとって「大事な局面」で、すぐそばにいます。  そして、主人公が道を開くきっかけとなるのです。  そのキャラクターのあり方や、主人公との関係性に、私は色気を感じます。  

        • 19年末のポルトレ

           今年は様々な地へ旅した。徳島、アイスランド、沖縄、熊野、伊勢、フランス、アメリカ。移動して、その土地で生活をした。遠隔で、東京の人々と仕事をした。毎日を大事に生きてきた。  いい顔になったな、と好きな人たちに言われるようになった。自分でもそう思う。パートナーの弥恵が、時折り、私の絵を描いてくれる。私の顔は目が大きくて、丸顔で鼻が低く、眉毛が強くて、愛嬌がある。  スタジオジブリにいた頃、宮崎駿さんと鈴木敏夫さんが、神妙な趣きで「ジョーの顔は何かに似ている」と話し合ってい