2022年6月1日のコマエダージ #132
東京都狛江市のコミュニティラジオ、こまえエフエム「コマラジ」水曜 夜9時のボサノヴァ番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」
今週もお聴きくださいましてありがとうございました\(^o^)/
↓番組前のおきまりの定点撮影📸↓
6月最初のコマエダージは“バラと雨のサウダージ2022“
放送日から6月がスタート!
この時期は、梅雨に入る前の、バラが一番美しく咲き誇る季節ですね^ ^
というわけで今回は、「バラと雨のサウダージ2022」をテーマに、バラにまつわるブラジル音楽をセレクトしてお届けしました♪
「バラと雨のサウダージ」は、昨年もお届けしたテーマ。
今回と昨年との曲を聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません^ ^
同じ楽曲もアーティストが違うと全然雰囲気も変わるんですよね〜♪
↓昨年の「バラと雨のサウダージ」はコチラ↓
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1曲目は、マリーザ・モンチ(Marisa Monte)の歌う「Rosa(バラ)」から♪
「Rosa」はもともと100年ほど前の古いショーロ(Choro)のワルツで、フルート/サックス奏者だったピシンギーニャ(Pixinguinha/1897-1973)が作った、美しい器楽曲。
そこにあとから愛を語る歌詞がつきました。
今回オンエアしたマリーザ・モンチの歌う、なんとも淡い雰囲気の「Rosa」には、なんとピアノで坂本龍一さんが参加しています。
M1. Rosa (ホーザ / バラ) / マリーザ・モンチ
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2曲目は、僕 今井亮太郎のメジャー4作目『コバルト・ダンス』(2015)より「セピア・ホーザ(Sepia Rosa)」。
“セピア色のバラ“という意味の楽曲で、
というイメージで作った楽曲です。
僕の地元・神奈川県平塚市はかつてバラの名産地で(今でも盛んです^ ^)、この楽曲は2014年に平塚市のPR CM「小さな命」に使われました♪
M2. セピア・ホーザ (Sepia Rosa) / 今井亮太郎
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3曲目にお届けしたのは、ホーザ・パッソス(Rosa Passos)の「O Amor e a Rosa(愛とバラ)」。
「O Amor e a Rosa」は古いサンバの楽曲。
下記のような歌詞の内容です♪
バラ(Rosa)という名のついたホーザ・パッソスが歌っているのも、なかなかオツでしょ(笑)
ホーザ・パッソスは、1952サルヴァドール生まれのブラジル音楽だけでなくジャズなども歌う偉大なシンガー。ギターも素晴らしく、スカートを履いたジョアン・ジルベルトの異名もあります^ ^
M3. O Amor e a Rosa (愛とバラ) / ホーザ・パッソス
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4曲目にお贈りしたのは、サンバの偉大な作曲家であるカルトーラ(Cartora)が作った楽曲「As Rosas Não Falam(沈黙のバラ)」。
という内容の、美しく切ないサンバのバラード。
今回セレクトしたのは、1943年リオ生まれの巨匠ボーカリスト、レニー・アンドラーヂ(Leny Andrade)と、イヴァン・リンスのピアニストとしても有名なジルソン・ペランゼッタ(Gilson Peranzzetta)のボーカルとピアノのデュオでの音源。
いや〜美しいです^ ^
M4. As Rosas Não Falam (沈黙のバラ) / レニー・アンドラーヂ&ジルソン・ペランゼッタ
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5曲目は、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)作詞作曲の淡い恋心の楽曲「Chovendo na Roseira(バラに降る雨)」。
という、アントニオ・カルロス・ジョビンらしい淡い恋心の歌詞の楽曲。
今回は、パウラ・モレレンバウム(Paula Morelenbaum)とドイツの名ビッグバンド・SWRビッグバンドの共演しているLIVE盤の音源をセレクト。
この音源、めちゃカッコいいんですよね〜!
よくこのサウンドをLIVEで奏でてるな〜と思うほどの、現代的なオシャレなサウンド♪
パウラ・モレレンバウムは、リオデジャネイロ出身のボーカリストで、1984〜1994にはジョビンツアーにも参加していました。
M5. Chovendo na Roseira (バラに降る雨) / パウラ・モレレンバウム & SWRビッグバンド
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6曲目は、イリアーヌ・イリアス(Eliane Elias)の「Rosa Morena(ホーザ・モレーナ)」。
「Rosa Morena」は、サンバの巨匠作曲家・ドリバウ・カイミ(Dorival Caymmi)の作った楽曲。
女性の名前と、バラの“Rosa“がかかっているかわいらしい曲です。
と歌っています♪
今回セレクトしたイリアーヌ・イリアスは、サンパウロ出身のボーカリスト&ピアニスト。
歌もピアノもカッコ良いです!
M6. Rosa Morena (ホーザ・モレーナ) / イリアーヌ・イリアス
本日の生演奏は「雨の日曜日」♪
「バラと雨のサウダージ2022」の生演奏で奏でたのは、今井亮太郎の一番の代表曲と言っても過言ではない「雨の日曜日」♪
というイメージで作った曲で(フィクションです!笑)、ラジオやテレビなどの公共電波で一番使っていただくことの多い楽曲♪
僕は作曲したら譜面に必ず作曲年月日を入れるのですが、調べてみたらこの「雨の日曜日」、2010年5月24日の作曲でした!
まさにこの時期だ!!!
この日はバラに降り注ぎ雨を思い浮かべながら、奏でさせていただきました。
いかがでしたか?^ ^
M7. 【生演奏】 雨の日曜日 (Domingo com Chuva) / 今井亮太郎
今回もたくさんのみなさまからのメッセージ、本当にありがとうございました\(^o^)/
とっても楽しくお届けさせていただきました♪
雨の前のバラの季節、ぜひ楽しみたいですね^ ^
次回のコマエダージは6/8(水)\(^o^)/
次回の放送は、6/8(水) 21:00〜!
来週は、Karen Tokitaさんパーソナリティでお届けします(^^)
来週もぜひぜひお楽しみに♪♪♪
Muito obrigado!!!!
Tchau tchau!!!
本日のオンエア曲
サポーター募集
番組ではみなさまからの応援を募集しています。コマエダージの番組作りを一緒にしませんか?!サポーターになっていただいたみなさまには、毎週、コマエダージ番外編ミニラジオをお届けします♪ぜひよろしくお願いします!!!
↓詳細は下記↓
Karen Tokita&今井亮太郎 配信限定シングル by 日本コロムビア
☆Karen Tokita&今井亮太郎『100万回の月』配信限定シングル、2/23日本コロムビアよりリリース!
1. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -
2. 通り雨のあと - Depois da Tempestade - (Karen Tokita Vocal ver.)
3. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -(コーラス&鍵盤ハーモニカver.)
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↓『100万回の月』ダイジェストムービー↓
↓日本コロムビアからのnewsリリース↓
〈参加メンバー〉
*100万回の月
Karen Tokita(Vocal/Guitar/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Rhodes Piano/KENBAN-Harmonica)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
Alexandre Ozaki(Drums)
*通り雨のあと
Karen Tokita(Vocal/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Piano/Percussion)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
黒田清高(Drums)
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☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』配信限定シングル
1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
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♪Bossa da Comaedade パーソナリティ
Karen Tokita :https://karen.bossa.info
今井亮太郎:http://ryotaroimai.com