2021年6月23日のコマエダージ #83
東京都狛江市のコミュニティラジオ、こまえエフエム「コマラジ」水曜 夜9時のボサノヴァ番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」
今週もお聴きくださいましてありがとうございました\(^o^)/
今井亮太郎です♪
↓番組前のおきまりの定点撮影📸↓
今回のテーマは”バラと雨のサウダージ”
6月といえば、雨の季節と同時に、バラの美しい季節でもありますね♪
というわけで今回は“バラと雨のサウダージ“をテーマに、バラにまつわるブラジル音楽たちをセレクトしてお届けしました(^^)
まず1曲目は、僕がアントニオ・カルロス・ジョビンの楽曲をピアノ一本で奏でた2013年のアルバム、今井亮太郎『ピアノ・ジョビン』から「Chovendo na Roseira(バラに降る雨)」。
“バラの花びらは風に運ばれる
こんなにも純粋な愛が運ばれてきた
あぁ、キミは誰のものでもない“
という内容の3拍子の楽曲。どことなくフランスっぽさもある、アントニオ・カルロス・ジョビンの天才っぷりが発揮された楽曲ですね^ ^
続いて2曲目も、僕 今井亮太郎のアルバムから。
昨年リリースの『シネマ・ボッサ』から「美女と野獣」をセレクト。
映画「美女と野獣」では魔法のバラが大切なアイテムとして登場しますね♪
魔女に魔法をかけられた野獣になってしまった王子。魔女の置いていった魔法のバラの花びらが散るごとにお城は崩れていってしまうのだけど、散る前に真実の愛を知ることで魔法が解けるのでした。
ちなみ1本のバラは「運命の人」「あなただけ」という意味。赤いバラは「あなたを愛しています」という意味だそうですよ^ ^
3曲目は、アストラッド・ジルベルト(Astrud Gilbelto)の歌う英語の楽曲「Misty Roses(ミスティ・ローゼス)」。
“あなたはまるで霧の中のバラのよう
かわいらしすぎて放っておけないけど
あまりにやわらかくて触れることはできない
私も霧の中のバラになれたらいいのに
あなたを心から愛してます
あなたは可愛いすぎて一人にはならない
見つけるのには遅すぎたけど
花たちはよく泣いていた
あなたは永遠の愛のようだ
永遠の愛を信じられるなら過去を忘れよう
あなたは可愛すぎて、トライできない
あなたはまるで霧の中のバラのよう“
というなんとも淡い恋心の詞の楽曲。
アストラッド・ジルベルトの柔らかい歌声が、バラの美しさを際立たせますね(^^)
4曲目は、偉大なサンバの作曲家ドリバウ・カイミ(Dorival Caymmi)の作詞作曲した名曲「Rosa Morena(モレーナ)」。
歌っているのはドリバウ・カイミの娘、ナナ・カイミ(Nana Caymmi)。
歌詞は、
“褐色のホーザ、どこへ行くの?
バラを髪に飾って
まるでポエムの中のように歩く彼女
サンバがキミを待ってるよ
おすまししていないでこっちに来て、ホーザ“
という内容。
ポルトガル語で“バラ“は“ホーザ(Rosa)“。この曲ではホーザという名前の女性とバラをかけて描かれています♪
5曲目は、ボサノヴァの全盛の時代、1960年代に活躍したリオデジャネイロ出身のシンガーソングライター エドゥ・ロボ(Edu Lobo)の楽曲「Rosinha(ホズィーニャ)」。エドゥ・ロボ本人が甘い歌声で歌っております(^^)
“ホーザは傘と一緒に歩く
キミが僕を望まないなら
雨がキミを濡らしちゃうよ“
という内容の歌詞です。
この曲も名前のホーザとバラがかけられています。
バラが気品高いイメージなのは世界共通ですね♪
雨に濡れるバラ、美しいですよね(^^)
6曲目は、こちらもサンバの名曲「As Rosas Não Falam(沈黙のバラ)」。
リオデジャネイロの名門サンバチーム“マンゲイラ“の創始者の1人でもある作曲家、カルトーラ(Cartola)の楽曲。カルトーラの曲は、美しいメロディと和音に対して、どことなく影があって大きく人生をとらえたような歌詞の楽曲が多いのが特徴。
この「As Rosas Não Falam(沈黙のバラ)」は、
“希望がもう一度、私の心を叩く
夏はもう終わりごろ
庭へと戻る
私は泣かなければならないと確信している
あなたが私の所にもう戻らないと
私はわかっている
バラに向かって文句を言う
なんて馬鹿げているのだ、と。
バラは語らない
バラは香りだけを漂わせるだけ。
あなたから奪った香りだけを。
ここに来て、私の悲しい瞳を見て。
もしかしたらあなたも
最後に私の夢を見ているかもしれない“
という歌詞。なんとも切なく、色彩感の美しい楽曲ですね。
リオデジャネイロ五輪の開会式でブラジル国歌を斉唱した大歌手、パウリョーニョ・ダ・ヴィオラ(Paulinho da Viola)の渋くダンディな歌声で♪
本日の生演奏は「セピア・ホーザ」♪
今回の生演奏は、オリジナル楽曲「セピア・ホーザ」をお届けしました♪
先週は制作中の2枚のアルバムの制作のレコーディングに、石川県小松市のレコーディングスタジオ“中ノ峠ミュージック・ラボ“に行ってきましたが、このスタジオでの僕の思い出などもお話ししました。
中ノ峠ミュージック・ラボではなんと、僕が関わったアルバムを13作品も制作しています♪
↓中ノ峠ミュージック・ラボ
思い出のたくさんある中ノ峠ミュージック・ラボで今回もレコーディングできたこと、とても感慨深いし幸せです^ ^
「セピア・ホーザ」は、
“セピア色のバラ“という意味のこの楽曲は、
“薔薇は色褪せても輝きを失わない
心の中で、記憶の中で、いつまでも、
永遠に、大切に、光り輝き続ける…“
という意味で書いた楽曲。
この曲は、かつてバラの名産地でもあった僕の地元・平塚市のPR映像の使用曲にもなった楽曲で、アルバム『コバルト・ダンス』に収録された「セピア・ホーザ」も中ノ峠ミュージック・ラボでレコーディングしました♪
そうだ!
この日は番組中に「今日の生演奏、Pianoの音色がいい?それともRhodesの音色がいい?メッセージくださ〜い!」なんてリスナーのみなさまに問いかけて^ ^
みなさまからは「Rhodesがいい!」とのメッセージ!
そうですよね〜!
「Rhodes(ローズ)」ですもんね〜(笑)
バラ(Rose)がテーマの回ですもんね〜(^^)
なわけで、Rhodesでお届けした「セピア・ホーザ」、いかがでしたか?^ ^
今回もたくさんのみなさまからのメッセージ、本当にありがとうございました\(^o^)/
「レコーディングおつかれさまでした!」や「アルバム楽しみです!」なんてメッセージもあって、みなさまに支えられて制作ができているとあらためて実感しました^ ^
とっても嬉しいし励みになっております♪
今週もとっても楽しくお届けさせていただきました〜\(^o^)/
今週のひとコマラジ
大変お世話になってる、僕たちの兄貴分であり狛江市議会議員の篠浩司さんが来局してくださり、素敵な差し入れをいただきました\(^o^)/
枝豆!!!
狛江は枝豆の名産地!!!
枝豆は6月〜7月アタマくらいが収穫時期だそうです♪
Karenさんに続いて僕もいただいちゃいました^ ^
これはビールのおつまみですかね、楽しみ(●´艸`)
篠さん、ありがとうございます!!!
番組前には、コマラジのすぐ近くにあるタイ料理屋さん“トムヤムクン“へ一人で突撃!!
びっくりするほど、めっちゃ美味しかった!!!
本格的なタイ料理が楽しめるお店。
今回はガパオライスとトムヤムクンを。
タイ料理お好きな方、まじでオススメです♪
狛江にお立ち寄りの際はぜひ!
次回のコマエダージは6/30(水)!
来週の放送は、6月30日(水) 21:00〜デス♪
次回は、Karen Tokitaさんの担当でお贈りします!
直前となるKarenさんのバースデーLIVEへの意気込みも聞けるカナ(^^)
来週もぜひぜひお楽しみに!
Muito obrigado!!!!
Tchau tchau!!!
本日のオンエア曲
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↓詳細は下記↓
☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』配信限定シングル
1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
↓日本コロムビアのNewリリース↓
https://columbia.jp/artist-info/imairyotaro/info/71795.html
※Apple Music、amazon music、LINE Music、Spotifyなどなどの各サブスクリプションや、iTune Store、レコチョクなどの配信ダウンロードサイトから、お聴きいただけます。お使いの配信サイトで検索してみてくださいね!(下記はApple musicです)
その他
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♪Bossa da Comaedade パーソナリティ
Karen Tokita :https://karen.bossa.info
今井亮太郎:http://ryotaroimai.com