秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!安田 善八さん(男鹿市)
安田 善八さん(男鹿市)
平成15年に就農し、輪ギクの大規模長期出荷体制を確立。
平成27年には「男鹿・潟上地区園芸メガ団地」に参画し、更に規模を拡大。
JA花き部会長を歴任し、県花き連きく部会の部会長も務める。
メガ団地に参画する若手の指導に当たるなど、地域内外の生産者の手本に。
趣味はドライブ。市販車にはない個性的な色に塗装した車でドライブするのが気持ち良い!
令和元年度ふるさと秋田農林水産大賞「担い手部門経営体の部」で農林水産大臣賞を受賞。
就農のきっかけは?
大学4年生で自分の将来を考えた時、父が花き農家(キク)で、地元に若手のキク生産者もいたため「花き農家」に興味をもつように。
「どうせ花き農家になるならキチンと勉強した方が良い」とアドバイスを受け、秋田県の県外研修制度を利用して、国内最大級のキク産地である福岡県八女市のキク農家の下で研修した。
どんな取組をしているの?(令和3年度)
パイプハウス15棟(約1,700坪)で輪ギクを栽培。
夢プラン事業を活用して選花ロボットや結束機を導入したことで、労働力が軽減され、安定した品質確保にも役立っている。
他にも様々な技術を駆使しながら、6月から12月までの輪ギクの長期出荷を行っている。
また、葉物野菜や洋花類を組み合わせ、年間を通して収入を確保している。
最新技術で効率化!
菊は日長時間(昼の長さ)が短くなると花を咲かせる性質を持つため、夜に白熱電球を光らせ人工的に日長時間を調節することで、開花時期をコントロールすることできます。
この技術のおかげでお盆やお彼岸などキクの需要が高まる時期に収穫出来るようになりました。
安田さんは更に最新知見を活用し、最も効率的に花芽分化を抑制する赤色LED電球を導入することで、開花コントロール精度をより高め、省電力化、低コスト化も実現させています。
新規就農者へのメッセージ!
とにかく目立て!(仕事でも余暇でも)
「やる気」が一番大事だ!
君たちのパワーが明日の地域の活力になる!
秋田県農林水産部公式ウェブサイト「こまちチャンネル」では、秋田県の農林水産業のフレッシュな情報を随時発信していますので、ぜひチェックしてみてください!