臨月で一日4時間散歩ダイエットしたはなし
おはようございます☀
関東では雪が積もっていて、一面銀世界。
寒いわけだ〜❄️
夫氏が仕事だったから、本日祝日という事実を忘れかけていました。どうも、こまちです。
今回は、娘氏がお腹にいる頃の妊娠期について。
つわりやマイナートラブル、食事制限等、妊婦のときの大変さって本当に人の数だけあると思うのですが、私が1番キツかったのが32週から始まった過酷ダイエットです。
結論から言うと、32週から産む前日まで1キロも増えませんでした。この時期って、おなかの中の子どもは1500g→3000gくらいに増える時期なんですよ。つまり、子ども太らせて、自分は減らしたってこと。ドヤァ
でも妊婦中のダイエットは、本当に大変だった。
まだ妊娠初期の妊婦さんが見ていたら(怒鳴るレベルで)伝えたい。体重は増やしすぎ無い方が、結局自分が(もちろんベビーも)後々、楽ですよ〜という話。
小見出し作ってみたら、先生の名言集みたいになった。
そもそも万年ダイエッター
「絶対、絶対絶対太らないでね」
「1日3時間歩いてね」
「3時間でだめなら、4時間、歩いてね」
「30秒息止めていきんで」
妊娠中のダイエットは必要だったか?
◉そもそも万年ダイエッター
私の場合、そもそものスタートがそれなりにデブだったのも痛かった。157センチ、58キロ。心拍確認できて母子手帳を貰った時期には既に人生最高値の60キロ大台をマーク。拍手👏
赤ちゃん居るし!という理由で食べまくってたからですね、はい。
妊娠するギリギリまでバスケ続けていたプチアスリートであることを差し引いても(筋肉の方が脂肪より重いもんねという言い訳)まあ、デブでしたね。
つわりがあった16週頃までは、体重は増えませんでしたが、つわりがおさまると恐ろしい病にかかりました。食べなきゃ病。食べなきゃあかんやろ病。
「あーつわりの時期食べれなくて人生損した!さあさあ、取り戻すために食べないと!」
安定期に入り、気持ちの落ち着きも出てきた頃のわたし。はあ、ぶん殴りたい。。
元々人より食べるタイプなのに、謎の食べなきゃ精神により30週でついに70キロに。
病院の先生にも、これくらいの増え方なら問題ないですよ〜って言われていたので太り過ぎているという危機感も皆無でした。もうすぐで夫氏の体重に到達できたよ☆
赤ちゃんの発育も至って順調。仕事も在宅でノンストレス。食べたい病の私の好物を作り続けてくれた夫氏。何もかもが最高で幸せいっぱいな私に、大きな転機が訪れたのは里帰り出産のために実家に帰ったときでした。
◉「絶対、絶対絶対太らないでね」
コロナ禍という事もあり、産休に入る前に実家へ里帰り。そして里帰り先の病院に行った日、院長先生に言われました。
「体重増えすぎてるね。これ以上増えたら難産になるからね。もうここから絶対1キロも増やさないで、なんなら1キロ減らして」
この時の衝撃は今でも覚えています。それまでは自分が安全安心リスクなしの妊婦だという自信が(謎に)あったのですが、先生のその言葉で一変。ナンザンという言葉が頭の中で無限ループ。やだ、痛いのとか辛いのとかすごく苦手。ナンザン耐えられる気がしない。。。
挙句、羊水量が少し多いから糖尿病の検査まですることに。(結局問題なしでしたが)
診察室では、先生に「絶対太っちゃダメ」と4回くらい言われました。人の話聞いてないように思われたのかしら?笑
ショックで呆然としていたのは確かだったけど。
産科の先生は病院によって結構指導が違ったりすることは理解していました。ので、郷に入っては郷にしたがえ!私は(妊娠31週にしてやっと)決意。
食生活と運動量を見直して、ダイエットを始めることにしたのです。
◉「1日3時間歩いてね」
そもそも妊婦なので、極端な食事制限はできません。そうなると、必然的に運動量を増やすことになります。強いお腹の張りも早産傾向も無かった私は、先生から1日3時間歩くという宿題も出されていたので、まあ、ひたすら歩きました。
この時は、スポーツやってて良かったと心から思いましたね。70キロに増えた自分の身体で長時間歩くのってなかなかシンドイ。夫氏がおすすめしてくれたピクミンのアプリを入れて、日々の散歩を楽しくしたり。実母と一緒におしゃべりしながら歩いたり。工夫しながら、歩きました3時間。一人一台車所持が当たり前なこの田舎道を。夜なんか懐中電灯に反射版巻いて、てくてくてく。
妊娠後期に入ると、お腹が大きくなって寝返りも難しくなったりトイレが近くなったりと夜中寝れないことも増えるようなんですが、私の場合は皆無。
夜寝始めると朝までばっちり8時間睡眠。
なんせ1日3時間(だいたい13000歩)歩いてるもんだから、体力も限界で爆睡。笑
胎動にも負けず、爆睡。笑
笑えたのは、先生に体重維持を褒められた時「え!3時間も歩いてるの」と言われたこと。
いや、先生の教えやがな。笑
まさか本当に歩くと思ってなかったのかしら。
そんな日々をしばらく過ごし、お腹の子も2500gを超えた38週頃。次なる宣告が。
◉「3時間でだめなら、4時間、歩いてね」
「臨月」。所謂もういつでも生まれていいよの時期に、内診されて先生に言われました。
「うーん、赤ちゃん降りてきてなくて生まれる気配がないから、沢山歩いてね」
…たくさんとは?
「今、どれくらい歩いてるの?」
3時間です。
「3時間でだめなら、4時間、歩いてね」
わたし、白目で返事しました。先生はマスクで半分顔が見えなくても、にっかにかな笑顔だったの、わたし、見えてましたよ。
そして、既に朝昼晩に分けて1時間ずつ歩いていた時間を更に伸ばすことに。
4時間って普通の半日練より下手したら長い時間だからね!?シャトルランやらされるより、かなり地獄よ!?せめてバスケとかゴルフとかして運動したい!歩くの飽きた!もう!
という心情の中、頑張りました。
不思議と子どもの為だと思うと、頑張れるものですね。母は強し。
あとは未知のお産の痛みの恐怖からかな。絶対安産で産んでやるという強い意志が、この頃の私には頑なにありました。ナンザン、ダメ、ゼッタイ。
◉「30秒息止めていきんで」
4時間歩き続けた成果か、予定日の翌日深夜に陣痛が。その日、先生に内診でぐりぐりっと刺激されていたのでそれも良かったのかも。
結論から言うと、お産は所謂「安産」でした。
12時間35分の分娩時間。初産の平均が10〜12時間なので、まあ、許容範囲ですね。
痛みが強くなってからは本当にあっという間だったので、自分の中ではかなり安産だったなあと感じています。
ただ、出産までスパルタだったのがさすがの散歩狂先生。(太ってたお前が悪い)
分娩台に上がって、いきんでいいよ〜と言われますが、まあ当然初めての出産なのでいきむ方法が難しい。
呼吸は止めて、声出さないで、と今まで必死にいきみ逃しをしていた事と真逆のことをしなければなりません。
1回目のトライではうまくいかず、息も絶え絶えな私に先生がまた笑顔で一言。
「こまちさん、いきむとき、30秒息止め続けてね!」
はい!て運動部の名残で咄嗟に返事したけどさ。
人生最大の痛みに襲われながら、全力疾走した後に30秒息止めて5日溜まってた便秘一気にだして!って言われてるイメージなんですよ。いや、30秒は普通に無理(笑)って思ってたけどその先生の指示で、娘、2回目のいきみでさっさと生まれてきました。ちょっとお腹を押してもらいましたが。
プロってすげ〜
感動の娘との対面の時、私はそんなことを考えてました。生まれたら、涙が止まらないなんてことは全くなく。は〜生んだ生んだ。元気に生まれてよかった。今日からやっと好きなだけ食べられる〜泣泣泣という心情でしたね。
◉妊娠中のダイエットは必要だったか?
出産は、結果です。と、コウノトリ先生は言っていますが、まさにその通りですね。
今回、私が体験した娘の妊娠、出産は、結局安産で元気に生まれてきてくれたので、ダイエットちゃんとしておいて良かったなあと感じました。
今妊婦さんの人は、ストレスを溜めすぎずに自分と赤ちゃんの身体を気遣ってあげることが大事なことかなぁと、個人的には思います。気遣うことが私の場合は結構過酷な運動になったということですが。笑
ふう、出産レポ(というより先生のスパルタ名言集みたいになったが)書いておきたかったから念願かなって良かったな。あの院長先生、めちゃ、厳しかったけどめちゃめちゃ感謝してるから、次の機会があったら、またお願いしようかなあ〜。
コロナ禍で混沌とした世の中だけど、全ての妊婦さんが安心して生活できるように、一刻も早くなるといいな。
さあ、そろそろ娘氏起こしてお風呂準備です。
全世界の戦友よ、共に子育て頑張りましょう。