客と店員はどちらが立場が上か。
息子と外食をしていたときのこと。
店員さんが、「お水をお注ぎしますね。」と、水を注いでくれたのに当たり前のようにしている息子を見て、聞いてみました。
私「客と店員は、どっちが立場が上だと思う?」
息子「客。」
息子に、客と店員は立場が同じであることを伝えました。
これは私の意見です。
私は、客と店員は同じ立場であると思っています。客がお金を払うから、客の方が偉いとか、立場が上であるという考え方は、間違っていると思います。
これはお金の話に関係します。
そもそもお金とは何なのでしょうか。
お金には3つの役割があります。
1.価値の尺度
2.交換
3.貯蔵手段
お金のない時代、人々は物々交換をしていました。例えばお米と野菜とか。その後、交換の手段としてお金という便利なものができました。
お米と野菜を交換している人たちは、お互い笑顔で、そして対等な立場で交換していたに違いありません。
そういったことを考えれば、客と店員は同じ立場であり、お互いがありがとうと言う気持ちを持つことが自然なのではないでしょうか。
お金はあくまでも、交換の手段なのです。
お金を持っている人の方が、立場が上であるというような風潮がありますが、お金を払って、モノを買ったり、サービスを受けたりするような場合においては、常にお互いが対等な立場だと思います。
すべての店員さんに対して、常に感謝の気持ちを持って接していきたいと思います。