ちょっと遠くの町を歩く
こまの趣味の1つに一人旅がある。
といっても、『旅』って言葉はちょっと壮大すぎる。
せいぜい、『ちょっと遠くの町をぶらぶらする』くらいの響きがちょうど良い。
今回は私なりのぶらつき方のご紹介だ
まずは行先。
だいたいやりたいことに合わせる。
例えば、瀬戸大橋を自転車で渡りたいとか。
伊勢神宮に参拝したいとか。
猫が一緒に寝てくれる旅館に泊まりたいとか。
ちなみに下2つはもうやった。
それから、交通手段。
基本は夜行バスで行っている。
さすがに九州に行ったときは新幹線とか飛行機を使ったけど。基本は長距離バスか、夜行バスか、在来線乗り継ぎ。
特にこだわりはないけど、旅してる感が出ていいのと、途中のSAとか駅とかで散歩するのがわくわくするから。
あと安いし。
そして現地到着。
ほんとに行き当たりばったりなので。
行きたいところだけいくつか目星をつけて、
好きなところから回って、飽きるまで滞在する。
だから、ふらっと寄った美術館で半日以上つぶすこともあるし、
絶対行こうと気合を入れたお店を秒で退店することもある。
時間が足り無くなれば、ビジホに泊まってもう一日滞在するし、
満足したら帰るか、別の県をはしごすることもある。
泊まったちょっと良い旅館が居心地よくて、
ずっと部屋で本読んだりお風呂入ったりしたこともあるし、
なんとなく動きたくなくて、ビジホでスイッチしてたこともある。
私の『旅』が、
『旅』じゃなくて『ぶらぶら町歩き』なのは、
そんな過ごし方をしているからかもしれない。
日常の延長線上にある、非日常みたいな。
特別じゃない特別な日みたいな。
ややこしいけど、きっとどこかに分かってくれる人が、いるといいな思う。
そんな適当に歩き回っている私だけど、
ほぼ絶対に神社にお参りしている。
お邪魔します。歩き回らせてください。
ってご挨拶する感じでお参りする。
神社の由来が書いてあったりすると、しっかり読んでしまう。
そんな感じでこないだは出雲に行ってきた。
出雲大社はもちろんなんだけど、
とにかく寝台列車に乗りたかった!!
動機はそれが1番大きかった。
ちなみに一番の思い出は、無計画に動いたせいで、真冬の海岸で陽が落ちるのを眺めながら1時間バス待ちをした良き思い出(仮)である。
ちょっとだけ反省はしたけど、後悔はしてないので、たぶんまた似たようなことをやらかすと思う。でも、これも散歩の醍醐味。
さて次はどこに寄り道しようかな。
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