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#336 ものわかりの変化
こんばんは フミオです。
物わかりがいいとか、悪いとか。そんな話題をすることありませんか?今日は、そんなものわかりについて感じたことがあったのでnoteします。
■家族と距離感の変化
2020年からコロナウィルスが流行して、変わったことがあります。まず、介護職員と特に、入所する高齢者の家族との会話が減りました。コロナ前は、入所している高齢者のところに面会は自由であったので日時を気にすることなく会いに来ていたこと。
洗濯物や入所している高齢者のリクエストを持ってくる。そして、お互いの近況や様子を確認する時間がありました。
そして、高齢者の変化に気づいたことを職員を捕まえて、質問したり、気づいた生活の気づきを職員にお願いすることもありました。
職員も、そんな機会を捕まえて家族に様子を聴いたり、今の様子を伝えたりする機会もありした。そんな機会は、お互いに気づいたことを話したり、指摘を受けるという緊張が職員にあったり、高齢者との関係が言葉以上に見えることがある貴重な機会でした。
しかし、現在は、コロナ期間中に働き出した職員は、家族との対応や関係ができていないのでコミュニケーションする力や自分で家族へ伝えるようとうする意識がとてもうすくなっている印象があります。
■汲み取るセンスと自分で確認する力の欠如?
そんな職員と家族の距離感は、汲み取るセンスと書きましたが、センス以前に「伝えるか、伝えないか」、または、「言いたいことだけを伝えるだけ」の会話になっている印象を感じてしまいます。
そして、家族に高齢者の様子を伝えるにも「介助の状況」や「その様子を伝えて」・・言葉の意味を理解してもらう過程が薄いとうか、家族に伝える(介護する側の状況)を伝え確認することをしないことに慣れてしまっている。
家族の方も、「感染症で大変だあろう」とか、「高齢者の様子もしっかり確認できる時間がないのか」、または、「家族に会えないなんて!」という気持ちがあって過剰に面会時間や面会者の数にこだわる方もいらっしります。
私でも、「当たり前の面会」について、会ってもらうことは「OK」と感じています。しかし、極端な(極端に感じてしまう)家族のこだわりに閉口してしまう感情になることもあります。
■ものわかりの変化
家族の方、介護側のスタッフの「ものわかり」の変化を感じます。
ものわかりの意味は、
・相手の言動をよく理解し、受け入れることができる
・状況に応じて、柔軟な対応ができる
・理不尽な要求にも冷静に対応できる
こんなところになるでしょうか?
例えば、高齢者の身体状況の変化、歩けなくなる、転倒する、飲み込みがわるくなる、体調を崩す、生活の変化を伝える・・・などの様子を電話で伝えることが、どうしも多くなってきています。
そんな状況での家族の方への説明が電話で「承諾」を受けてしまえたり、様子の説明もそこそこ、場合によっては、「身体状況に変化がなくらい、元気です」と伝えた後に、「高齢なことが前提とばかりに、もし〇〇な場合は」と文脈に関係ないことを家族に伝える。
家族の方も、聞き入れて「もし〇〇への対応について」の意向を話される。終活のご時世や職員のこれまでの向き合い方、高齢者の年齢・・・。まッ「もし」だから実際に、そうなったわけではないし・・・ということかもしれません。
すーーーっと、会話に入れて、家族も職員も受入れてしまう空気というか、「ものわかり」の受け取り方に驚くことが多いんです。
■観察する力のない、違いも確信がない私(たち)
介護や業務や体調の変化・・・中心という訳ではないけれども・・・。家族との距離ができ、職員も家族の意向の変化や気持ちの汲み取りが不足、家族も会えないから「伝えらえる情報」のみ、こんな状況を当たり前になっているので、「ものわかり」の変化のようなものを感じているのでは?
私も、明確に違和感として感じているのか、勘違いなのか?いささか自信がないんです。でも、これが「もし何かの兆しだったら」と感じると、「何か、(コロナからの環境が継続していて)慣れてしまって見えなくなっていないか?」と心配になっています。
■今日のnote
人手不足や報酬改定、ICTの活用など目に前のことを当たり前、流れにしたがうのでなく考えた方を見直して、起きていることを見直す必要なのかもしれない。
介護に科学根拠が求めらているのだから、今の私が感じることの科学的根拠や反証することで、考えなすことが介護の姿勢としては妥当と思う。
今日は、そんなわかならい変化の感想を書いてみました。