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#272 共感できたと感じる瞬間➀

こんばんは フミオです。

現在、サポートしている人たちがいます。ベッドの稼働のこと。そのために、部署内、事業所内、事業所外、家族・・・。マネジメントしていかにと!しかし、うまくいかない。では、どうすれば上手くいくのでしょうか?


■共感できた!のスタートは

 私は、介護老人保健施設に入所している方を全員在宅復帰させようと考えて、始めた過去があります。きっかけは、同僚から「一緒に、ある研修にいかないか?」という誘いを受けたのがはじまりです。その研修を受ければ、介護老人保健施設から全員在宅復帰をしたくなるかは、わかりません。

私の場合は、うまいことその壺にハマったんですね。始めてしまったですね。その始まりは、とにかく「行動」しようということで、私が勝手に決めた、始めての介護老人保健施設の利用者の方からスタートしました。

始めの一歩で憶えているのは、事前に、リハビリスタッフ、介護スタッフ、看護師、管理栄養士、利用者、その家族と私で、利用する階の奥のスペースで、利用の目的と退所後の生活について、私が司会をして行った会議でした。

そして、その会議が終わり、リハビリスタッフから一言。「こんな事して、何か意味あるの?」と頂きました。正直、グタグタで終わったことを何となく憶えています。

■会議を始めてみたものの、進まない

 こんな会議をはじめて、スタートした最初の利用者が生活する階から、全員在宅復帰チャレンジを開始しました。この階からスタートしたのは、一番私が行動できやすく、介護スタッフに協力を得やすかったからです。

ここから、この階の全利用者からスタートしたんですが、新しく利用する方は、その利用者・家族の方も介護老人保健施設は始めてなので「退所」の説明とストーリーはつくり安かったです。

しかし、既利用者の方には、私の取組み何てしらない、むしろ「悪だくみ」にすら感じていたのかもしれません。だから、家族との面談をお願いするのにも、難しかったことと理解を示してくれいない家族もいました。

こんな新しい利用者、既利用者とマチマチな反応でしたから、面談する機会はあるものの機会だけが増えるだけで、先が進みませんでした。

■面談予定日を設けることと、面談をカンファレンスへ

 一つ一つ始めた面談です。しかし、在宅復帰へつながる面談には至らないので、家族の方には「また、面談をお願いします。その日程は、またご連絡します」と次回をお願いすることが精一杯でしした。

この上手くいかない面談の連続に、私もさすがに悩みました。そこで、私を研修に誘った同僚に相談しました。もらった答えは「面談終了時に、次回の面談の日付を取る」でした。

この助言は、実際やってみると家族の方も次の日程を面会終わりに即座に決めてもらえることがほとんどだったので、カレンダーに書いて他の利用者の面談と調整をする手間が無くなりました。

そして、面談の際に、最初は介護スタッフとリハビリスタッフに実際の動作を利用者とやってもらうデモを実施して、家族の方に実際の動作を確認してもらい、介護老人保健施設内での動作をみてもらい、意外とできること、やっぱり難しいことを経験してもらいました。

このやり方をきっかけに、再度の動作確認から「自宅への日帰りでの動作確認」をする機会へつなげていけました。

■今日のnote

 今日は、家族へ在宅復帰へ話をし始めたきっかけの内容を書きました。家族や利用者より同僚の在宅復帰への気持ちをあげていくことと、在宅へ帰るにあたり介護支援専門員さんに利用者の担当になってもらうことです。

一番の敵は、私やスタッフの在宅復帰を諦めいる気持ちを壊すこと。そして、利用者の行動が家族と職員に見せる普段と違う姿。

次回は、同僚と介護支援専門員のこと、利用者の普段見ない一面をnoteします。

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