内転筋-治療プロトコル②ランニング&スポーツ機能-
こんにちは!!
理学療法士の小室です!!
今回は英語論文に関しての記事第5弾となります!!
今回は付録の2つめの治療プロトコルの続きになります!!
前回の付録の記事は、以下のリンクからお願いします!!
それでは早速内容に触れていきましょう!!
ランニングとスポーツ機能プロトコルは前述の通り、フェイズが4つにわかれています!!
フェイズが4つにわかれているのは、グローインエクササイズプロトコルと同様です!
フェイズ1つずつ日本語に訳して整理していきましょう!!
【フェイズ1】
✓フェイズ1:ランニング動作
原文の図を日本語に訳していくと、まずフェイズ1は「ランニング動作」のフェイズになります!
まずはランニング動作を行っていきます!
まずはその場での小さなステップで動作を評価し、その後ゆっくりなランニングへと進行していきます!
この際のランニング動作の強度は「30%」となることが特徴になります!
【フェイズ2】
✓フェイズ2:ゆっくりなランニング&サイドステップ
原文の図を日本語に訳していくと、フェイズ2は「ランニング動作」のフェイズになります!
フェイズ1ではゆっくりなランニングでしたが、フェイズ2ではスピードと時間を増やして行っていきます!
また、直線のみでなくサイドステップやジグザグシャッフル、後方ランニング等の様々な方向への動作を行っていきます!
特徴としては、ランニングの時間が「15分」を基準にしていること、ランニングやサイドステップ、ジグザグランでの運動強度が「60%」となっている点です!
フェイズ1では運動強度が「30%」でしたが、フェイズ2では運動強度が「60%」まで挙がります!!
【フェイズ3】
✓フェイズ3:ランニングと方向転換の前進
原文の図を日本語に訳していくと、フェイズ3は「ランニングと方向転換の前進」のフェイズになります!
エクササイズとしては、30mのリニアランニングと距離が設定された中でインターバルをスピードを上げながら行っていきます!
また、加速と減速についてハードに実施していくことで、負荷量を前進していきます!!
進行基準としては、直線30mのスプリントを「10回」、しかも「80%」の強度でと運動の負荷が前進してきます!
また、Tテストに関しても80%の強度で実施していき、痛みがないか確認していきます!
【フェイズ4】
✓フェイズ4:ハイスピードのランニングと方向転換
原文の図を日本語に訳していくと、フェイズ4は「ハイスピードのランニングと方向転換」のフェイズになります!
エクササイズとしては、フェイズ3で30mのリニアランニングを行っていましたが、フェイズ4では30mのリニアランニングを「最大速度スプリント」と強度が上がっていきます!
また、様々な異なる角度でのカッティングエクササイズを行っていくことも特徴です!
実際にカッティング動作が必要なスポーツも数多くあると思います!
また、「スポーツトレーニングへの基準」がここで明確にされています!
100%の運動強度でのイリノイアジリティテストとスパイダーテストで痛みがなく行えることが重要になっています!
✓スパイダーテスト
初めて「スパイダーテスト」というのを耳にしました!
Googleで検索しても、理解できるページはありませんでした!
Youtubeには動画が何個かありましたが、サイドステップをやるのか、リニアランニングを様々な方法にやるのか違いがあります!
皆さんは「スパイダーテスト」を知っているでしょうか?
詳細を知っている方がいれば、是非教えていただけたらと思います!!
いかがでしたでしょうか?
付録2は記事が長いので、数回にわけてnote記事に起こしていく予定です!
まずは原則やプロトコルの流れを理解することで、今後のリハビリやトレーニングに応用ができそうですね!!
流れを復習すると
①直線のゆっくりなランニング⇒②ゆっくりなランニングとサイドステップ
⇒③ランニングと方向転換⇒④ハイスピードランニングと様々な方向への方向転換
皆さんの何かしらの参考になれば嬉しいです!!
【参考文献】
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