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内転筋-治療プロトコル③グローインエクササイズ-

こんにちは!!

理学療法士の小室です!!


今回は英語論文に関しての記事第6弾となります!!

今回も付録の2つめの治療プロトコルの続きになります!!

前回の付録の記事は、以下のリンクからお願いします!!

それでは早速内容に触れていきましょう!!


【アクティブフレキシビリティ】


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✓レッグスウィング 屈曲/伸展

動かしている下肢と同じ側の上肢でサポートを保持しながら、片脚で立ちます。
進行範囲と速度に合わせて、キックモーションで脚を前後にスイングします。
胸を前方に向け、運動中に支持側の股関節が屈曲しないようにしてください。


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✓レッグスウィング 外転/内転

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動かしている下肢と同じ側の上肢でサポートを保持しながら、片脚で立ちます。
身体の前で、徐々に範囲と速度を広げながら横に脚をスイングします。
胸を前方に向け、運動中に支持側の股関節が屈曲しないようにしてください。
また、動作中はつま先を前方に向けて下さい。


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✓ヒップサークル

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腰の幅を肩幅の1.5倍にし、両手を横に置きます。
骨盤と腰を円運動させます。大きな円を作り、動きの速度を上げます。


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【初期抵抗と進行】

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わずかな痛み(最大2/10)で脚を最大限外側に動かし、テストや歩行中に痛みがまったくないか最小限になると、すぐに内転筋群に抵抗負荷をかけ始めることができます。

この研究では、弾性チューブを使用していますが、ケーブルプーリーを使用して同じエクササイズをやることもできます。

私たちが使用した弾性チューブには、4つの抵抗のレベル(1から4つの弾性チューブ)がありました。これらは、運動の最初から最後までの負荷の差を減らすため3mの長さでした(短いバンドで高い)。抵抗の調整は、固定点から運動開始位置までの距離を変えることで行います。これは運動の進行を調整したり、記録したりするために使用します。


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✓弾性バンドを用いた股関節内転

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片脚立ちし、もう一方の脚をできるだけ外転し、足首の周りにバンドを巻きます。
動きの最初から弾性バンドに張力をかけます。
上半身はまっすぐに保ち、両手は伸ばして壁で支えます。
支持脚に触れるまで内転運動をします。また、つま先は前方を向けておきます。
すべてのセットは、できるだけ多く繰り返します。
負荷を増やすには、固定点から運動の開始点までの距離を増やすか、弾性バンドの数を増やします。

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【レジスタンスエクササイズの概要】

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進行基準では股関節内転運動を使用します。最初は2セット行います。20回の繰り返しで疲れてしまうような負荷を行うことができれば、3セット行うフェーズ3に移行する基準となります。

15回以上の繰り返しができない場合は、4セットを行うフェーズ4に移行するための基準となります。10RMを痛みなく行うことは、プロトコルを完了するための基準の一つです。下の表は、メカノバイオロジカルレジスタンスエクササイズの概要を示しています。


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✓弾性バンドを用いた股関節屈曲

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両手で身体をサポートしながら、片足立ちします。
バンドは股関節伸展で、動かす側の膝に巻きます。
股関節屈曲運動で脚を前方および上方に動かし、股関節約45度にします。
胸を前方に向け、腹部の筋肉の収縮を維持して、骨盤が動かないようにします。
すべてのセットは、できるだけ多く繰り返します。
負荷を増やすには、固定点から運動の開始点までの距離を増やすか、弾性バンドの数を増やします。


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✓弾性バンドを用いた腹部のねじれ

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片脚を前に、もう一方の脚を後ろにして立ちます。
上半身を固定点から離れるように回転させて、バンドを引っ張ります。
腕は動き全体を通してわずかに曲げられます。
腹部の強い収縮を保ち、動き全体を通して骨盤を同じ位置に保ちながら上半身を回転します。
すべてのセットは、できるだけ多く繰り返します。
負荷を増やすには、固定点から運動の開始点までの距離を増やすか、弾性バンドの数を増やします。


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✓キックエクササイズ/テンションアーク

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1つのバンドは高い位置のところで手でつかみ、もう1つは低い位置で足首に巻きます。
脚と腕は同時に蹴りと投げの動きを行い、急速に1秒未満で前進します。
その後、ゆっくりと3秒かけて開始位置に戻ります。
繰り返しの間、足を動かして地面に触れないでください。
すべてのセットは、できるだけ多く繰り返します。
負荷を増やすには、固定点から運動の開始点までの距離を増やすか、弾性バンドの数を増やします。


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✓片脚コーディネーションエクササイズ/片脚クロスカントリー

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片脚立ちし、もう一方の脚の膝を少し曲げます。
もう一方の脚と腕を同じリズムで振りながら、支持脚の膝を伸展位にします。
動作脚の膝が前にあるとき、反対側の腕も前にあるはずです。


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✓コペンハーゲン内転筋エクササイズ

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これはパートナーのエクササイズで、片腕を床の支えとして、もう片腕を体の側面に沿って横に寝ます。
片手が足首を支え、もう一方の手が膝を支えている状態で、パートナーの腰の高さあたりで上の脚が支えられます。
身体を床から上げ、下側の脚を上に動かして、足が互いに接触し、体が直線になるようにします。
エクササイズの焦点は、主に大腿にあることに注意します。

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・スポーツ復帰後も週2回のペースで、この運動を継続することが推奨されています。


いかがでしたでしょうか?

どんなエクササイズをやって良いかわからない場合に参考になると思います1

またどのフェイズでどのエクササイズをやるのか、痛みの程度など以前にnote記事にしたプロトコルも合わせて確認してみて下さい!

皆さんの何かしらの参考になれば嬉しいです!!


【参考文献】


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