推しと好きと
最近耳にする「推しを見つけましょう!」なんて言葉。
私からすると
推しは見つけるものじゃなくて気がついたら推してしまってるんだよ!!
って事なんですよね。
推し、見つけたいなあ…なんて気持ちで見つけられたら苦労しません。というかそんな気持ちで推しが見つかった事なんてない。
言ってみれば推しと言うのは現実世界で恋に落ちる時と似てるなと思うのです。
と言っても私の推しは全員ガチ恋(※推しを恋愛対象として好きになる人の事)ではないのです。ただのモンペ系オタクです(一番厄介)
私の今1番の推し 真弓孟之くんに落ちた経緯は
「赤とんぼ たぶんなあ!!」
って言った時だったり。
過去好きになった人の話をすると、出来上がったドーナツを試食して
「んふふ、おいしい」
って笑った顔を見た時だったり。
ふと、本当にふと、自分の意識してないタイミングで好き!!の気持ちがするっと滑り込んで来るのである。これがまた非常に厄介なのだ。
好きになるかも!なんて自分の中である程度の予測が立っていれば対処のしようがあるのに、一切の予測が立っていないタイミングで好きの感情に飲み込まれてしまうのだ。
それは所謂、思ってもいない所にある沼地に足がはまるようなそんな感覚だ。
そんな経験をいくつも経て、たくさんの推しにハマっている人生なのだけど長年揺るがないのはいつまで経っても私は
同担拒否
だという事だ。
どうしても好きな推しの魅力を、他人と語り合うのが無理なのである。
私には私の 貴方には貴方の好きがあって、それは理解しているのだけど、それを共有する気にはなれず、いつまで経っても歩み寄る事が出来ずに同担拒否を貫いている孤高のオタクなのです。
それでもやっぱり今日も
推しが一番可愛い
推し見つけたいなあ、と思ってる人にもこんな気持ちになれる日が一日でも早く訪れますように。
そして私みたいに日々、推しの魅力に震える日が来ますように。
気付けば貴方の周りも、きっと沼だらけ。
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