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盂蘭盆会

ご先祖様の魂を自宅にお迎えして供養する盂蘭盆会うらぼんえ(通称:お盆)。

サンスクリット語の「ウランバーナ」が語源で、その意味は「逆さに吊り下げられた苦しみ」なんだそうです。

な、なんか怖い…。

目連尊者もくれんそんじゃというお釈迦さまのお弟子さんが、餓鬼道に落ちて苦しむ自分の母親を救った物語に由来するのだとか。
親孝行にまつわる行事だったんですね。

私もこれまで近親者を何人かお見送りしましたが、その度に思うんです。
この人が居たから自分が存在するという当たり前のことを。
そして、限りある生きる時間の尊さを。

今日はお墓参りをしてきました。

ジリジリ焼けつく日差しの中で粛々と手を合わせ、故人に思いを馳せるとき、自然と懐かしさと共に、感謝の気持ちも湧いてきます。

元気に生きてるよ。

それは故人への報告であるとともに、今の自分への問いかけにも感じました。

私、ちゃんと生きてるか?

16日の送り火まで、心を込めておもてなし。
天国からの帰省ラッシュはどんな感じなんでしょう。
長旅、お疲れ様でした。
お茶菓子、用意してあるよ。

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