Color WiThの事業立上背景 ~「やりたい」「チーム」「職人」について~
こんにちは!Color WiTh株式会社広報担当の豊島です✨
今回は、2022年11月に創業したColor WiTh株式会社の事業内容に込めた「考え方」や「想い」を詳しくご紹介します。
事業内容紹介
Color WiTh株式会社の事業は、一言でいうと『要望を実現する事業』です。
企業の「やりたい」を叶えるため、プロジェクトマネジメントから実務まで、全て一気通貫で対応しています。
我々「二人だけ」で全て対応させていただくケースもあれば、様々な分野の「職人」を率いて「チーム」で実現へ導くこともあります。
ここまで読んで、事業内容にピンと来る方は少ないかと思います。特にColor WiThの事業の要となる「やりたい」「職人」「チーム」という3つのキーワードについては、以下の説明をご覧ください。
Color WiThが考える「やりたい」とは
私たちが考える「やりたい」とは、経営層の要望やアイディアのことを指しています。
企業の社長をはじめとした経営層は、24時間365日、自社をどのように良くしてしていきたいか?を考えているかと思います。
自社事業の拡販、品質向上、業務効率化、社員の待遇改善、モチベーションアップ……などなど。思いつく「やりたい」のジャンルも様々なのではないでしょうか。
朝起きた瞬間に、夜の晩酌のときに、事業をより良くできそうな「やりたい」が出たら、すぐ実行したくなる、もしくは、社員に伝えたくなる社長も多いかと思います。
一方、会社として「やりたい」を実現するのは、とても大変なことです。
例えば、社長が新規事業や新サービスを思いついて、社長自身が営業をして契約を取ってこられても、社員がそのまま同じようにはできるとは限りません。
つまり再現性がなく、事業として成立せず拡大が難しい、というお話も多々耳にします。
また、社員の方々は、既存業務の実行に100%邁進しています。
そんな中、経営層の一存で、「君の部署は〇〇したほうが拡販につながるから、業務改善の一環として〇〇をやってくれ」と言われた場合、その業務は社員にとっての追加業務として捉えられる可能性があります。これでは工数が120%になっただけで、当事者意識も芽生えません。
これまでColor WiTh代表の若色・高橋は、多くの経営者より、上記のようなお話をうかがった経験から、「なんとか力になれないか?」を模索し続けてきました。
そのひとつの答えが、この要望実現事業「Color WiTh」です。
社内だけでは実現が難しいことに、我々が「どうすれば実現できるか?」にとことん寄り添い、企業様と共に実行していきます。
Color WiThは、「やりたい」を企業様と共に実行していく力になりたい、やれずに困ったときにはいつでも相談いただける存在になりたい、と思っています。
だからこそ、我々が初めに経営層の方とお話しする際は、「やりたい」ご意向はあるか?それはどのようなことか?に重点を置き、ヒアリングするようにしています。
「やりたい」は漠然としていても構いません。「やりたいことは何ですか?」と質問をされて、すんなりと答えが出る企業様は、非常に少ないです。企業様が本当に「やりたい」と感じている事を引き出すのも、Color WiThのお手伝いの一つでもあります。
お話をうかがいながらご意向に寄り沿い、「やりたい」を一緒に具体的にしていき、どのようにすれば実現できるのか?まで一貫して携わらせていただきます。
Color WiThが考える「職人」とは
特定の分野に精通し、且つ、複数の企業様の支援を経験した実績があることは、企業様の「やりたい」を実現するためには必須と考えています。このような実務だけではなく、取り組み全体の進行管理までできる方を、Color WiThでは「職人」と呼んでいます。
ではなぜColor WiThでは、プロフェッショナル人材のことを「職人」という言葉を用いているのかについてご説明します。
あえて「プロ」という言葉を使わずに「職人」を選んだ理由は、プロと聞き多くの方が連想する”顧問”や”コンサルタント”と、Color WiThの事業イメージに齟齬があったためです。
あくまでもColor WiThは、クライアント企業様に寄り添いながら共に実務をこなし、要望実現へと導く事業ですので、自らが率先して手を動かすという意味を込めて、「職人」という言葉を使うことにしました。
この「職人」は、企業様からのご要望が多い「実務」を遂行していただける方を中心に、若色・高橋で完全スカウト制にしており、必ず事前に面談を行った上で、連携しています。
若色・高橋は、いわゆる顧問と呼ばれるベテラン/エグゼクティブ層や、個人事業主/フリーランスの方と、企業をマッチングさせる事業に長年携わってきましたので、経営課題や状況に合った、ほぼすべての分野に対応できる「職人」と幅広くお取引させていただいています。
基本的には、Color WiThの若色・高橋で「やりたい」を具体化していきますが、より専門的な施策に至った場合は、貴社の要望に応じた「職人」と我々とでチームを組んでいきます。
Color WiThが考える「チーム」とは
Color WiThの若色・高橋が支援をさせていただく場合は、
などをよくお伺いさせていただいています。
ご状況を考慮した上で、企業様が継続でき、要望の実現までやり切ることができる、柔軟な「チーム」づくりを行っています。
もしそのチームに高い専門性が必要となり、「職人」をアサインする場合も、人選から報酬交渉、業務のマネジメントまで、必ず若色・高橋が一貫して対応する「チーム体制」にすることで、要望実現まで責任をもって関わり続けるようにしています。
経営層の「やりたい」を自社内の社員と実現しようとするためには、
など、何らかの「チーム」(≒組織)をつくる必要が出てきます。
ただ、経営権限のある社長がいわゆる”鶴の一声”で、既存の社員様で新たな取り組みのためだけに専任チームをつくろうとしても、円滑に進めるのは非常に難易度が高いケースを多く伺います。
理由は大きく『二つ』あると考えています。
「一つ」は、人事異動に対する既存事業側からの反発を伴うことがあるためです。企業として新しい取り組みを行う場合、成功させたいがために、優秀な人材を新規事業に引き抜こうとしますが、それでは既存事業側が日々追われている目標達成に対して大きなロスになりますから、当然既存事業が良い思いをすることはありません。
既存事業に良い思いを抱かせることができない新規事業は、会社内で融合しシナジーを生むことができず、成功していないことがほとんどです。
「二つ」目は、新たな取り組みにアサインされる社員の当事者意識の醸成が難しいためです。
元々新たな取り組みに対して関心を持っている社員であれば問題はないのですが、たいていの場合は、新たな取り組みに最も情熱が沸いているのは、常に企業の未来を見ている社長自身です。
そこに、企業の存在意義や事業の提供価値を理解していない社員がアサインされたとしても、見えている未来がまるで違いますから、社長と同等の情熱を持つには、多忙な社長と膨大な時間を分かち合う必要があります。社長の時間は会社の経営資源そのものですから、他の取組にかける時間を削る必要が出てくることもあるでしょう。
社内で前例がない、誰もやったことがない取組を「チーム」で成し遂げるためには、チームの責任者/実施者が社長以上の当事者意識を持ち、既存事業を巻き込みながら、何があっても最後までやり切る。これしかありません。
Color WiThが考える「要望実現」とは
これまでColor WiThの若色・高橋は、大手人材会社をはじめとした複数の新規事業における責任者を歴任してきましたが、その中で意識してきたことは、自分たちがやりたいことをやるのではなく、「経営層がやりたい想いを実現する」ことでした。
新規事業や業務改善は、その企業の経営をよりよくするためのものであり、あくまで経営方針に基づいて実現するのが理想と考えています。だからこそ、経営層がやりたいと感じている要望やアイディアは、実現する最後まで尊重すべきだと思っています。
現在も新規事業開発支援を複数行っていますが、チームメンバーから出てくる意見を尊重しつつも、「その意見は、経営層からどのように見えるか?」を必ず念頭に置いて話し合いを進めるようにしています。
また、経営層の皆様からやりたい想い(要望)を伺う際は、必ず「どのような状態になれば要望実現と言えるのか?」を先にすり合わせさせていただいています。
経営層の皆様は、やりたい想いを実現し、早く経営数値にプラスの影響を与えられるようにしたい、と思われますが、そのときの要望実現のプロセスを「”自分なら”何にこのように取り組み、いつ頃には結果が出るだろう」と、ご自身で取り組む仮定で算段をされることが多いです。
ただ、それをいち事業として実現していく場合、経営層ご自身だけではなく、何らかのチームとして進めていき、再現性があるようにすることで初めて事業と言えるのではないか、と考えています。
そのため、Color WiThが関わる初期段階でゴール設定を行う際は「要望実現をする土台をつくる」というゴールになる場合もありますが、若色・高橋ではゴールから逆算した「ロードマップ」を必ず作成していまして、いつ・誰が・何をしていかなければいけないか?を明確にした上で進めていきますので、経営層の要望実現に向けて相違ない手順になっているか?をよくご納得いただいた上で、ご支援を始めるようにしています。
いずれにせよColor WiThでは、企業様の経営層/社員様と若色・高橋(必要に応じて職人も入れて)で、要望実現に取り組むチームを組ませていただきますが、その際には経営層が「やりたい」という想いを最優先に考えて、実現に向けて進めていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回はColor WiThの事業に対する考え方をより深堀していきましたが、次回はColor WiThのキーワードになる「色を加える」「ロードマップ」についてや、実際のご支援事例も交えながら、より具体的に事業のご紹介していきたいと思っています。
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