自転車タイヤの寿命を考える
自転車のタイヤ交換のタイミングはいつなのか
これも自転車によって判断がつきづらい場合もありますが
基本は 日焼けによるタテ割れ / タイヤの真ん中の模様やゴム部分がなくなり中の繊維がちょろちょろ見えている / タイヤのヨコが割れすぎて繊維が見えている
です
私がまだ芸人の駆け出しだった頃に世界で一番のタイヤメーカーの営業担当さんに教えていただいたことが前述の3点でした
タイヤは製造から紫外線(以下UVという)を浴び続けて初めにゴム化が
起こるそうです
このゴム化によって表面にグリップ力ができ、このゴム化した期間が
“ タイヤとしての寿命 ” といえそうです
そこからさらにUVを浴び続けたタイヤの表面は硬化していきパッキパキになります
これをプラスチック化というそうです
そうです もうご想像つくと思います
それはもうタイヤのカタチをしていても表面のグリップ力は失われています
晴れた日でもグレーチング(雨水を排水するための鉄製のフタ)やマンホール
では滑りやすく危険です
一番あきらめがつくのは 繊維が見えている場合です
繊維が見えているということは タイヤの空気を 内に保持しづらくなって
いる状況です
いつ破裂してもおかしくありません
昨今スポーツバイクのブームもあり クロスバイクが 溢れましたが
それらのバルブが ほぼ高圧専用 ( 仏式や米式のもので4~6気圧で運用が 多いです) ※ほか呼称も あります ぐぐってみてください
4気圧でも 大型自動運搬車と同等くらいの 空気圧がそこに入っています
繊維一本が ほつれただけでも危険であることが お分かりになると思います