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顆粒膜細胞腫 ⑫退院かと思いきや

術後5日6日7日目。
暇である。ヒマである。ヒマデアル。
朝6時に採血と検温、8時朝食、12時昼食、18時夕食、21時消灯
というスケジュールをこなすだけになった。

この頃から、両卵巣摘出による症状が出始めた。
まずホットフラッシュ。
ガッと熱くなり汗が出てスッと冷めて寒くなる。
さみぃよ〜
そして不眠。
手術前夜は緊張したのにガッツリ熟睡、術後5日目から細切れ睡眠になり、6日目は1時間ごとに覚醒、7日目には昼間動き回っていたのに2時まで眠れないままだった。
かといって昼間眠くなることもない。
つらい、これはつらいぞ。

「おうちに帰りたいです…」

先生にそうこぼした術後7日目。
発熱がない、経過順調、めっちゃ動けてる回復力、
それと何より待ちわびる子どもたちを想ってくださり、
「予定より1日早く帰りましょうか」と。

ただし血液検査結果でぶっ壊しにあう。

白血球数増加と炎症反応上昇がみられた。
抗生物質で対応し、腹腔内出血を確認。
出血量は増えていないが、腹腔内でかたまりつつあり血腫になっているのが血液検査結果ではないかと。
術後9日目の朝の血液検査の結果次第で退院、と決着がついた。

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