顆粒膜細胞腫 ⑩この名前をきいた
術後3日目。
カロナールで痛み止めしつつ、食事量も少しずつ食べられるようになってきた。
お通じは?ガスは?が挨拶みたいになり、いっこも出ないことをまた焦った。
すきっ腹にぐんぐ〇クルトを流し込み、しばらくゲリラ腸に。
開腹手術すると、しばらく腸もバグるようで、詰まって腸閉塞より全然マシやな!と思っていた。
先生と看護師さん登場。
「抜糸しまーす、傷口カテーテルもとりますね」
つまりシャワー浴OKである。
髪の毛は脂ギッチョ、ゲボ吐いたのでサイドは拭いたけどわしゃわしゃ洗いたい…!
抜糸、チクチクしますよって言われたけど、全然痛くも痒くもない。平気でした。
ただ夕方だったので、シャワーは明日から…と言われて愕然。
頼むから頭だけ洗わせて!とお願いし、洗髪室で前かがみでセルフシャンプー。
めっちゃくちゃスッキリ✧︎
その後先生から
「術中迅速診断の結果と、摘出した臓器見ますか?」と言われて見ます!とスタッフステーションへ。
「卵巣顆粒膜細胞腫」
らんそう…かりゅう?なに?
摘出した右卵巣は6.3センチほど。真っ白。
左卵巣、両卵管、子宮はとても綺麗でした、大網も摘出して、全部病理に出してあります。という説明を受けながら自分の臓器写真を見た。
陶器みたいな子宮。
この中で子どもたちをしっかり育てた、守ってくれたんだなぁ…と思うと感謝の気持ちでいっぱいに。
あとよく見る卵巣卵管子宮のイラストどおりの形やな〜と思いながら、正常な左卵巣と右卵巣のサイズ感にビックリした。
部屋に戻り、さっそくYahooさんにお尋ね。
顆粒膜細胞腫は、女性ホルモンなどのホルモンを
産生する卵巣に発生する珍しい腫瘍です。
顆粒膜細胞腫がどのようにホルモンを産生しているのか、それが臨床像にどのような違いをもたらしているのかについての研究はまだほとんどなされていません。
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