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自分宛メッセージで自己肯定感を上げる

一気に寒くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私はというと寒さと日照時間の少なさにやられて、心も体も落ち込み気味の毎日を送っております。

この症状、結構、先週は本気でキツくて、何もできない日というものがかなりありました。どうにか予定を飛ばさずに、すべての打ち合わせと取材、〆切をきちんとこなした自分を褒めたいくらいです。

こんなことを書くと「いやいや、予定を飛ばさないのは当たり前でしょ」と思う人もいるかもしれません。そう思います。でも、いくのは当たり前だとわかっていても辛いときだってあるし、それに対して「えらい!」「よく頑張ったね」くらいは言ってもバチが当たらない気がしています。

でも、それを言うことを人に求めるのは至難の業。じゃあ、自分で自分にメッセージを送ればいいんじゃないか、と言うことで私は日頃から自分にメッセージを送っております。

これ、私の中ではなんら特別じゃない習慣なんだけど、ちょっと人様から「めっちゃいいね」ってコメントをいただいたので、今日はその例を紹介していきたいと思います。

1.明日の私へメッセージ

私は毎日、寝る前に次の日のタイムスケジュールを考えてから眠るのですが、そのときに次の日の自分へなにか申し送りたいことがあれば申し送るようにしております。(ちょっと余談だけど、これを言うと“マメだね”と言われるけど、私はスケジュールが決まっていないと、とことんだらけてしまうのですよ。むしろスケジュール立てずに毎日を乗りこなしている方の方がかっこいいと思っています、本当に)

例えば、毎日5時起きをしているのにも関わらず、今日の私は寝坊してしまいました。もうそうなると絶望です。「うわ、せっかく考えたやりたいことがあったのに、このスケジュール感じゃ無理だ……」と。ちょっとため息混じりで起きました。

でも、昨日の自分が言ってくれるのです「雨っぽいので、無理せずね!ゆっくり取材に行けたらOKです」と。我ながら、自分の優しさに、ちょっと泣きそうになりました。

そして「そうだよね、今日は本来日曜日、そんなにストイックになる必要がない、ましてや気圧の変化に弱い私にとってはあまりよろしいとはいえない天気だし」と自分に優しい言葉をかけれたのです。「私なんてダメだ!」スイッチを入れずにすみました。はい、もうこれだけで自己肯定感のコントロール、成功です。

2.過去の私と手紙交換

毎月末〜月初にかけて、1か月の棚卸しをするようにしています。

・前月のハイライト
・前月の振り返り月記
・今月の目標
・月末の自分へメッセージ
・大きめな予定

ここで、私は今月の目標を書いた上で、簡単にその目標に対するメッセージを残すようにしています。そのメッセージに対しての自分のアンサーを日記ならぬ月記として書くのですが、まあ、それが楽しい。楽しいと言うのは自己肯定感もなんとなく上向きになりますからね、ぜひ楽しいだけを理由にやってみてください。

昔、ドラマで見たことがあるのですが、人間の細胞は1週間かけて全部入れ替わる。だから、考えが変わっても当然、なのだそうです。なので「1か月前の自分こんなこと思っていたんだ」と発見した上で、それにアンサーを書く。

もしくはそれよりも大きな出来事、感情について「ねーねー聞いて」と言わんばかりに書くというのは、すごく新鮮だし、楽しい(わかったよ)。

別に大それた目標があるわけではないけど、それでも私は過去の自分と今の自分がこんなこと考えていたんだ、というのを見るのがすごく好きです。「こんなこと考えていたんだね、もっと頑張ろう」と思えます。


こんなふうに書いたものの、手紙やメッセージというと少し構えてしまう人もいることでしょう。ただ、考え方は本当にシンプルで、自分に伝えたいことをメモ書きするだけ。明日は寒いよ、明日は気圧やばそうだよ、仕事多いからミスなくね、と。なんでもいいんです。

自分が見るだけのものなので、別にキレイな言葉じゃなくても、美しい文章じゃなくても大丈夫。私なんて「なんだか〜」「なんか」を多用していて、後から読んで「何よ!?」と思うことも多々あります。

でも、そんなふうに葛藤している自分さえも愛おしく思えるので、やっぱり自分へのメッセージは楽しいです。

心の中に浮かぶ言葉は、自分が想像しているよりもスピーディーに消えていきます。それをちょっと書き留める。そうすることで、日々は前よりもちょっとだけ色づいて、私は私のことを前よりも好きになれる気がします。別に誰かの役に立つとは思っていないけど、ちょっとでも毎日を楽しくしたい方はぜひやってみてくださいね。


余談ですが、4年前に読んだこの本の影響は大きい気がしている。小さいノートは最高です!

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