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卵巣嚢腫⑥ 術後1日目

暑くて暑くて仕方なかったのに、ある時、す〜っと熱が引いた瞬間があったような気がする。
今思えば、それが完全に麻酔が引いたってことなのか?

スケジュールには「朝までにガスが出なければ坐薬を用意」と書かれていた。

この状態でガスなんて出る気がしなかったけど、出た 笑
無臭のガス。
看護師さんに「ガスが出るってことは、腸が動き始めたってことですか?」と聞いたら、そういうことだとのこと。

第一関門クリア。

点滴は、昼まで。
もう少しの我慢。
その時点で下着は、T字帯
紙おむつの簡易版みたいな
ふんどしと紙おむつの融合みたいな感じのやつ。
出血とかある場合にも対応出来るようにか分厚いパットがついていた。

幸いにも出血はなし。
医学的には、なしというのはなくて、1になるのだとか。
予備的に退院後も2〜3日生理用パットを使ったが出血はなかった。

次は、歩行。
その前に尿管を抜いてもらう。
看護師さんが付き添ってトイレまで歩けるかどうか。
予想通り楽勝。
点滴の器具や、血圧計が入ってる袋も持ちながらの歩行もOK。

この時、もしふらふらしてたら、スリッパじゃ危なかったりすると思う。
そういうことを考えると、スリッパより、上履きがおすすめかな。

尿管抜かれて身動きができるようになったので、夫にLINEした。

手術に行く前、セキュリティーボックス(鍵付きの引き出し=壁に作り付けの家具)にスマホを入れたまま。

ベットから離れているのもあり、そのまま音信不通になっていた。

多分、心配してるよな〜と思ったけど、こっちもそれどころじゃなかったので、ほっておいた 笑笑。

トイレに行こうとしたら看護師さんが血圧計を取る許可がおりたと知らせに来てくれた。

続いて、パジャマに着替えても良いと。(まだ手術着)

でも左腕には点滴の管が通っていて、どうやって着替えればよいのだろうって思っていたが。

慣れた手つきで点滴を外してパジャマの袖に通し、あっという間に完了。

それも昼までで、点滴は無事に終了する。

午後、先生の診察。
「明日退院してもいいですよ」という。

えっ?明日?
「いや別にゆっくりしてってもいいですけどね」とも言われる。

さっきまで尿管やら点滴やら血圧やらついてて、やっと解放されたばかり。

さすがに明日退院は考えられなかった。

体調は良かったけど、1日ぐらい様子をみたいしね。

そのあと、夕食までやることがなくなった。
看護師さんも来ないし、歩くぐらいしかないけど、歩ける場所も少ないし。

ただ歩いてわかったけど、肩のあたりがズ〜ンと重いような痛みがある。

看護師さんによれば、手術の時に入れたガスが上にあがって圧迫するのだそう。

他の人のブログにも、肩が痛くなるとあったので、ラベンダーのブレンドオイルを持ってきた。

それをひとりで塗り塗りしたけど、効いたのかどうなのかは、よくわからない。

自然にガスはなくなっていくらしい。

食欲はさすがにない。

お昼は、大豆ミートの冷製坦々麺だったけど、半分しか食べられなかった。

病院の食事は、美味しかった。

産科が中心の女性専門病院だから、食事にはこだわっている。
なかでもお味噌汁は、絶品。
最近、自分の味付け、少し濃くなってるなと反省した。

でも、術後には量が多いなぁ。

そんな話を看護師さんにしたら「病院食は、足りないと言われると困るので多めに用意する」のだとか。

う〜ん、それってどうなの。

それで思い出したけど。

ある高齢者施設で栄養状態を調べたら、栄養失調の人が続出だったんだって

それで施設の食事摂取の状態を調べたら、残す人が多いことがわかって量を見直したって話。

お年寄りと妊婦を比べちゃいけないけど、そういうことってあるんじゃないかなって思った。

この病院は、どうかな。

ちなみに夜の食事は、ビーフシチュー。

温野菜サラダやキャベツとコーンのスープも美味。

だけど、途中で左の肩から胸の辺りが痛くなって食欲ストップ。

少し休んでビーフシチュー食べたけど、お肉一切れ残してしまう。

ご飯は、美味しいので完食。

昼より食欲は戻ってきたみたい。

次の目標は、排便。

腸を動かさないとね。





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