中2の春。
冬に大阪で、「うちも、紙が光って字が見えん」と言った娘。
少しずつ、少しずつ苦手が具体化してきた。
ネットの情報によると、アーレンシンドロームはプリントに色をかけると見えやすくなる場合があるらしい。
めんどくさがりな私の感覚だが、プリントが変わる度フィルターをかけ直す… 面倒くさい💦 ってことで。
メガネ作っちゃえーーーー❣️
メガネ屋さんに行き、事情を説明。お店のお姉さんが丁寧に丁寧に見やすい色を一緒に選んでくれた。お店では、左右一方ずつの目で見ながら色を選んだ。レンズの色は薄いピンク。1週間ほどしてメガネが出来てきた。
メガネをかけた娘の第一声。
「わー、すご!みんなは、こんな風に見えてるんだね…」
私も思った。
「え、どんな風に見えていたわけ?!」
人って、どんなに頑張っても実は自分の感覚しか感じることしか出来ないんですよね。
感覚は誰とも交換できない。
でも、寄り添い理解しようとすることはできる! 想像力、大切です!
横書きより、縦書きが読みにくい。字が重なり合って見えにくい。行間が狭く、小さい字は読む気力がなえる…。真っ白な紙は、光って見えないし、疲れる。
ピンクのカラーレンズの眼鏡をかけると、文字がはっきりし、かなり、読みやすくなるようだ!
実際に、読み速度も比較してもらい、格段に速度は上がった。
ひと口に『勉強が好きになれない』と言っても、それぞれ色々な要因が絡み合っている。まさに我が子たちがそうである。
読めないし、内容の把握は苦手だけれど、素晴らしく、早く、キレイに書き写しができる娘。
頭の中には、パズルのピースのようにたくさん伝えたい事、感じた事、人とはひと味違った感性が溢れている。それを表現しようとした時、特に書く事で表すときは、パズルのピースがなかなか組み合わすことができない息子。
長男は興味の無いことや、目的意識の持てないものに関しては、やる気が、全くの皆無。
共通していることは、教室の中では穏やかに静かに過ごすので、どんなに学校に説明しても「困りのない生徒」とされてしまうこと…
学校にとっては、1人で大騒ぎしている、心配し過ぎな、面倒なお母さんという印象の保護者なんだろうなぁ💦
毎日、ちゃんと漢字練習してくるのに、何で漢字テストは合格できないんだろう?
漢字はバッチリ読めるのに、全く漢字の宿題をしてこないなぁ?
苦手の本質の違う子に、もっとたくさん書いて覚えなさい!とはいかない。
もう一歩寄り添って、もう少し違う角度から観察し、想像力を持って考えれば、救われる子供たちが増えるんだろうなぁ(^∇^)
これから、順番に思春期を迎える長男と次男。
私も想像力を鍛えなければ❗️
男の子の思春期って、いったい、どんなんだろう?🌀
あんなにお母さんが、大好きだった長男。今は、私のこと、うっざーーーーーーーーって、思ってんだろうなぁ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
それだけは、確実に想像がつく…