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初めまして part1

はじめまして。

四月から活動を始めたカラフルデモクラシー代表の松浦薫です。

カラフルデモクラシーは社会や政治のことについて、主にこれからの時代を一緒に作っていく若い世代とじっくり話をしてみたいと思い、始めた団体です。

Colorful democracyを始めた理由

日本では若者の政治離れという言葉が言われて久しくなっています。なぜ、若者たちは政治や社会から離れてしまう(社会や政治が若者から離れている、という言い方もできますが、)のでしょうか。僕は社会にかかわるためのステップが足りないからではないかと考えました。

社会にかかわるためにはいくつかのステップがあると思います。まず、ステップ1。これは社会に対して全く興味の持てない段階です。次に社会に関して知り、わかり、自分の意見を持てるようになるステップ2です。そして最後に社会に対してアクションを起こすことができるステップ3です。

僕は今の社会にはステップ2が足りないのではないかと考えました。具体的に考えてみましょう。大きな駅などを歩いていると時々政治団体などが署名集めなどをしているのを見かけます。彼らは社会についてある程度知識があり、自分の考えを持って活動している人たち、すなわちステップ3にいる方たちです。観察していると回りを歩いているほとんどの人が立ち止まろうとしません。特に制服を着た高校生など、若い世代はほとんどの人が無視して通り過ぎてゆきます。彼らはステップ1にいるのです。ステップ1からステップ3を見てもなにもわかりません。その何もわからない所にいきなり飛び込んでしまっては、迷子になる可能性が非常に高いでしょう。方角もわからず、地図も持たずに飛び込むようなものですから。そんな危険を冒したがる人はそうそういないでしょう。

 そこでステップ2の出番です。ステップ2は様々な視点からの意見を知り、その違いを理解し、自分の中に落とし込んでいくことができる場です。学校で習うような社会の仕組みだけではなく、現実にどのような課題があり、それにたいしてどんな意見があるのかを知ることができる場でなくてはいけません。先ほどの例えでいえば、方角を知り、地図を手に入れることができる場です。

 このステップ2を作ってみたいと考え、カラフルデモクラシーを始めました。すでに若者と政治をつなぐ活動をしている先輩たちがいらっしゃる中で、僕たちにできることは少ししかありませんが、コツコツ活動を続けていきたいと思っていますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。

私たちのビジョンなどについてはまた別の記事でご紹介します。ぜひそちらもご覧ください。

            カラフルデモクラシー代表 松浦 薫

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