【スケアクロー】×【鉄獣戦線】新規カードで1枚初動から超展開!YUDT&日本選手権にもオススメ!スケアクロー鉄獣、徹底解説!!
みなさんこんにちは!からふるです!
今回ご紹介するのは、海外にて開発され日本でも使用者が増えつつある【スケアクロー】×【鉄獣戦線】のデッキ解説となります!
今回このデッキを使用し、1/29日に開催されたサイヤCSにて3位を獲得出来ました!
また、デッキを一緒に研究しているナブラム選手(@Noaz5689)も先日行われたCSにて優勝を獲得する事が出来ました!!
このデッキを最初に開発した辛味選手(@jg_mangnani)も日本に来日された際に優勝しており、このデッキの高いポテンシャルを裏付ける物となっています!!
今回の記事では、話題の【スケアクロー鉄獣】について”シンクロ型”及び”エクシーズ型”のそれぞれ、解説を行いたいと思います!!
是非とも最後までご覧下さい!!
【スケアクロー鉄獣戦線】デッキレシピ&展開例
まず初めに、今回紹介を行う【スケアクロー鉄獣】のデッキレシピについて触れていきたいと思います。
現在開発されている【スケアクロー鉄獣】については”シンクロ型”及び”エクシーズ型”の2種類が存在し、それぞれ形成する盤面が異なります。
上記のデッキレシピは”シンクロ型”におけるサンプルレシピです。
そして上記のデッキレシピのおける展開例ですが、”シンクロ型”は《ヒーローアライブ》等の1枚初動から以下の盤面の形成を狙う事となります。
1枚初動から《スプライト・エルフ》&3素材《召命の神弓-アポロウーサ》&《戦華盟将-双龍》&《虹光の宣告者》&《鉄獣の抗戦》と非常に強力な盤面が形成可能となっているのが魅力です。
環境上の話を交えると、《虹光の宣告者》を構えられている事によって手札&デッキから墓地に送られるモンスターが除外される為、対【ティアラメンツ】等において非常に強力な武器となります。
また、《虹光の宣告者》を処理しようとモンスターの展開を試みたとしても、《召命の神弓-アポロウーサ》+《戦華盟将-双龍》及び《鉄獣の抗戦》から出て来る《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》によって鉄壁の布陣を敷いていると言えます。
続いて”エクシーズ型”ですが、上記のデッキレシピはCSにて3位を獲得した際の構築となります。
先程のデッキレシピとの違いですが、”シンクロ型”は最終的な妨害の着地点として《虹光の宣告者》が出ていましたが、こちらは《No.41 泥眠魔獣バグースカ》が着地点となります。
また、サイドデッキに採用されている《深淵に潜む者》ですが、こちらは《No.41 泥睡魔獣バグースカ》と入れ替える形で対【ティアラメンツ】戦等で使用する事となります。
”エクシーズ型”の最終盤面は、先程と同様《ヒーローアライブ》1枚初動から《スプライト・エルフ》&《No.41 泥睡魔獣バグースカ》&《鉄獣戦線 銀弾のルガル》&《スプライト・スプリンド》&《鉄獣の抗戦》&後続モンスターor《D.D.クロウ》等と言った盤面を構える事が可能となります!
また、他にも《召命の神弓-アポロウーサ》を構える展開ルート等も存在する為、対面のデッキに合わせ変えていける点も非常に魅力的です。
どちらの展開も非常に強力な為、展開が決まり一部カードの回答が無ければ殆どの場合、勝利出来ると言って良いでしょう!
最新弾にて【スケアクロー】が強化された点&構築の変化
さて、ここまでで2種類の型による【スケアクロー鉄獣】のデッキレシピ及び形成される場について解説を行いましたが、最新弾である”CYBERSTORM ACCESS”前後で大きく変わった点についても触れていきたいと思います。
まず”CYBERSTORM ACCESS”以前の【スケアクロー鉄獣】では、展開を伸ばす際に《レスキューキャット》を使用しながら展開を伸ばす事が一般的となっていました。
《レスキューキャット》を通常召喚、もしくは《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》からこのモンスターを特殊召喚する事により、《鉄獣戦線キット》&【スケアクロー】モンスターを特殊召喚し大幅に展開を伸ばしていました。
しかしながら妨害に対する受けの悪さ等、場合によっては展開が通りにくい等の問題が生じる事もあり、このデッキの弱点でもありました。
特に通常召喚したモンスターに対し妨害を当てられた場合、その後の攻め手は《鉄中戦線ケラス》等に限られてしまうのも手痛いウィークポイントであったと言えます。
しかし、”CYBERSTORM ACCESS”にて上記の問題を解決する革命的なカードとギミックが登場します。
その名も《ヴィシャス=アストラウド》です。
素材としては《ヴィサス=スタフロスト》+攻撃力1500/守備力2100モンスターをフィールド・墓地から除外するだけで融合可能となります。
攻撃力1500/守備力2100のモンスターは《スケアクロー・ライヒハート》が存在し、更に《ヴィサス=スタフロスト》自体も《スケアクロー・ライヒハート》初動のパターンで展開に絡む為、展開する中で自然とこのモンスターを融合召喚する事が可能です!
そして、このモンスターが優秀なポイントは緩い召喚条件だけではありません。融合素材に名称指定で《ヴィサス=スタフロスト》が入っている点が非常に優秀と言えます。
これによって、《E・HERO プリズマー》を採用する事で《ヴィサス=スタフロスト》の名前をコピー、リンク1である《スケアクロー・ライトハート》に変換し展開を行う事が可能となります。
そして《E・HERO プリズマー》は【HERO】テーマのカードである事から、【HERO】におけるテーマサポートカードの恩恵を受ける事が可能となっており、その中で非常に高いシナジーを誇っているのが《ヒーローアライブ》です。
これによって召喚権を使用せずともモンスターを展開する事ができ、今まで問題点であった召喚権に依存していた弱みを解消する事が出来る様になりました!
冒頭でも触れましたが《ヒーローアライブ》1枚初動から前章にて紹介した展開を行える事もあり、展開力に優れていると言えます。
また、先行に限らず後攻においても非常に優秀です。
《E・HERO プリズマー》が《スケアクロー・ライトハート》に変換出来る事により、《スケアクロー・ライヒハート》を召喚権を使用せず場に出す事が出来る他、その時点でコストで墓地に送った《ヴィサス=スタフロスト》を含め《ヴィシャス=アストラウド》の融合召喚も狙う事が可能となっています。
相手の妨害場所にもよりますが、《ヒーローアライブ》からリンクによる攻め+融合召喚による攻めが出来ますし、他の手札の兼ね合い次第では《クロシープ》を経由する事で3回攻め手を作る事も出来ます!
また、上記の攻めを行う際に召喚権を使用していない事もあり、相手によって妨害を受けた場合でも召喚権を使用し更なる攻め手を作る事や、従来通り《鉄中戦線ケラス》による攻めも出来る為、以前と比較し後手捲り能力が非常に向上しました。
これが”CYBERSTORM ACCESS”以降に起きた【スケアクロー】の大幅な強化点です!
私自身、以前と比較した際に後攻の強さが大きく変化していた事で非常に驚いた記憶があり、今後純構築寄りの【スケアクロー】においてもこのギミックが採用される可能性が高いと感じました!
さて、ここまで長らくお待たせしましたが、次の章では【スケアクロー鉄獣】の詳しい展開方法について詳しい解説を行って行きます!
”シンクロ型”展開方法
ここからは展開方法のより詳しい解説に移っていきます。
1枚初動及び、2枚初動における複合的なパターン等、順番に解説を行いたいと思います。
展開例①
必要札:《E・HERO プリズマー》or《ヒーローアライブ》
最終盤面:《スプライト・エルフ》&3素材《召命の神弓-アポロウーサ》&《戦華盟将-双龍》&《虹光の宣告者》&《鉄獣の抗戦》
以上の様に展開を行う事が可能です!
また、サーチした《鉄獣の抗戦》を発動する場合、《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》及び《クロシープ》がリンクにて正規召喚している為、上記モンスターを素材に《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》を特殊召喚する事も出来る様になっています!
上記の盤面では、《召命の神弓-アポロウーサ》が《スプライト・エルフ》のリンク先に存在している為に非常に強く構えられる他、《召命の神弓-アポロウーサ》の攻撃力がダウンした後でも《戦華盟将-双龍》や《鉄獣の抗戦》から出現する《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》によって守る事が出来るのも非常に強いと言えます。
また、冒頭でも触れましたが《虹光の宣告者》が存在する事により、墓地にリソースを貯める事を重要視するテーマに対し非常に強力な永続効果を持っています。これによって【ティアラメンツ】に対しても強力な構えで完封する事が出来るのも魅力だと言える展開です!
今回は例として《E・HERO プリズマー》1枚からの初動でしたが、これが《ヒーローアライブ》からのスタートの場合には、余った召喚権を使用する事によって誘発の貫通を目指したりする事も可能です。
展開例②
必要札:《スケアクロー・ライヒハート》+《増殖するG》
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