私の身体が温かい理由②
体温を適度な温度に上げることは健康の第一歩となるとっても大切なこと。
上がることの何がいいって、ちょっと弱いところを見つけて、そこから身体に侵入しようとしているウイルスたちと戦える。
平熱が低い人って、ウイルスにナンパされると、すぐにヘナヘナと顔を赤らめちゃうでしょ。以前の私もそうでした。
平熱が35.5℃だった私が、36.5℃まであげられた方法をお教えしましょう。
もちろん時間はかかるけれど、体温は上げられるのだ。
前回の、私の身体が温かい理由①では、
①快腸であること
②巡りをよくすること
③食事のリズムを整え、よく噛むこと
を実践しているから、ということをお伝えしたけれど、体温をあげるためには、《中からのケア》と《外からのアプローチ》が必要だということに行きついたのね。
つまり、《内臓の機能を正常に保つこと》と、《身体(筋肉)をちゃんと使ってあげること》
ここで注目したいのは、〝血〞。
東洋医学では、血は血液を指すだけでなく、血液が持つ〝働き〞も意味する。【栄養分を全身に行き渡らせる】だけでなく、【精神を安定させる】働きもあるので、血の不調は、文字通り「心身」に影響を及ぼすことになるの。
望診をしていると、
□顔が蒼白い
□不眠
□めまい
などの、症状が表れている人がいる。これはそもそもの血が足りない状態(血虚)の人。
また、
□シミやクマが目立つ
□生理痛がきつい
□腰痛がある
といった人、これは血の循環が悪い(瘀血/おけつ)ことによる症状。
わかりやすいのは、舌を出して、クルッと上に巻いて(つまり舌の裏側の)静脈が青く浮き出てる人は瘀血と言われている。
これらの不調をケアする食材というのもある。
女の子はそもそも毎月のことで貧血気味であるので、例えば、血を補うものとしては、
:牡蠣 黒きくらげ ヒジキ なつめ ホウレン草など
そして血の流れをよくする食材として、
:黒豆 玉ねぎ にら れんこん サバ グレープフルーツなど
気になったときには、これらの食材を使った献立で整えていくのが一番簡単で負担がないと思う。
そして、出来ることならさらに、+1。運動やマッサージを取り入れるとさらに効果的!
とはいっても、運動しなくちゃと思えば思うほどやりたくなくなってしまう……。
そんな、めんどくさがりやの私でも続けられて、《一日20回、朝夜10回ずつ》で変化を感じられた運動を紹介するね。
その名は【バンザイ・スクワット】!!
やり方はとっても簡単!
①両足を肩幅より少し広めに開く
②両手を上げる 手を上げたまま、膝が90度になるくらいまで、背中を真っ直ぐしたまま腰を落とす。
③ゆっくり最初の位置へ戻す。《朝夜10回ずつ》
運動不足の人は腕を伸ばすだけでもつらいかもしれない。
ポイントは、
□股関節を柔らかくするイメージをもつこと
□目線を下げない
□お尻をつきださない
□腕は耳より後ろ側にあるように、そして肩をあげない(そうすることで、背中の筋肉も鍛えられる)
巡りが悪いなら巡らせればいい、それには、太ももや背中などの大きな筋肉を動かすこと。
さらに、スクワットは、第二の心臓とも言われているふくらはぎの筋肉も使うから、むくみにくくなる。
そして、私自身、なにより一番驚いたのは、胸のボリュームがアップして、腹筋が割れてきたこと。
全身の筋肉を使うことで血流がよくなって、栄養が体中にいきわたる。
血がきちんと巡るようになると、顔色は良くなるし、冷たかった手足もあたたかくなる。
思いがけない効果まで期待出来て、本当におすすめなのだけど、例えば腰や膝が痛いという人は注意しながらやってもらいたい。
もしも、スクワットが出来そうにないということならば、湯船に浸かって身体を温めたり、深層リンパドレナージュなどで固くなった筋肉をゆるめて正しい位置に戻して巡りをよくする、ということもおすすめ。
自分の出来る範囲で、滞らない身体作りをしていこう!
つづく→