足りないものは補い、多すぎるものは排出したいのです。
私は望診法指導士です。
望診法とは、<食べ物がその人の身体を作る>という考えのもと、顔・眼・舌・皮膚・髪・爪・手・足といった身体の部分部分から発せられるサインをとらえ、その時々に適した食事を摂ることで美しさと健康を保つ方法です。
望診法を学んでよかったことがあります。
それは、私自身が本当に元気になったこと。
若いときより歳を重ねた今の方が持久力が出、肌が綺麗になり、やる気もあります。
食事が身体と密接な関係にあるように、身体と心は繋がっているので、どちらの充実も大切です。
まだまだ色々なことを学びたいし、できる気がしています。
望診法を学んで困っていることもあります。
電車に乗っていて、目の前に座ってる人の口がずっと半開きだったりすると、気になって仕方ありません。その人の顔にあるほくろや部分的な赤みも気になります。
なんでだろう?と、そうなっている原因を考えてしまいます。
食事で身体を変えられることを知ってるから、ついアドバイスしたくなる衝動にかられます。
Facebookなどで、○○が痛いとか調子が悪いという知人の投稿を見かけると、「ああ、そういうことならばあの食事、食材を教えてあげたいな」なんて思ったりする。「きっと脂が原因だから減らした方が良さそうだな」なんて場合でも、その投稿と一緒にアップされている写真がケーキだったり天ぷらだったり、なんてこともよくあって。
アドバイスしてあげたいけど、どこまで言ってあげていいものか、悩むこともしばしば。
実際に相談に来てくださっている方々には、ひとりひとりの様子をみてアドバイスできるのですけどね。
ただ、少しでも楽になってもらうためには、そのアドバイスにもとづいた本人の努力も必要。
今と同じ生活、食事で、良くなるというのは無理ですね。大事なのは意識を変えること。
いや、意識を変える、というのは少し難しいかな。そういう意識をもつ、ということだけでも大きく違ってくると思います。
私たちの生活は選択の連続です。
今日のお昼に何食べようかな?と思ったときに、唐揚げにするか? 鮭定食にするか? パスタにするか? サラダランチにするか?
このときに少しだけ身体のことを想って意識をするだけで、食事後の仕事の効率が変わるかもしれません。
身のまわりにある食材で、食べてはいけないものはないと思います。
ただ、その時々の体調に合わせて、少なくしたり多くしたりする必要はあるでしょう。
過剰になっていることが不調の原因なら、いったん減らしてみましょうかというように。
ご自分の身体から出されているサインを受け止め、的確な判断ができるようになるまで、私がそのお手伝いをします。いつでも相談してください。