エネルギー不足を補う◯◯
世の中は相変わらず糖質ゼロや糖質制限なんて文字の商品が並んでいますが、個人的には糖は必要だと考えています。
勉強していたり、仕事で頭を使う時間が長いときや、疲れた時に
甘いものが食べたくなった経験は誰しもあるでしょう。
私たちの身体は、3大栄養素の
「炭水化物」「タンパク質」「脂質」を
エネルギー源として使いますが、
脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質が
グルコース(ブドウ糖)と言われる糖で、
人体にとっても重要な栄養素なのです。
だから、甘いものが食べたくなるんですね。
脳が身体に占める割合は2%ですが、
エネルギー消費量はその10倍の2割近く。
脳は睡眠中も働き続けていて、1時間あたり5gほど
消費していると考えられています。
6時間寝ているだけで30g。すごい量ですね!!
脳が使うエネルギーの源はグルコースですが、
脳にはグルコースを備蓄する機能はないので、
肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンを
必要なときにグルコースに変換して脳に届けます。
肝臓や筋肉に蓄えられるグリコーゲンにも限界があり
(肝臓での備蓄は10時間)
糖(グルコース)は常に補給し続ける必要があるのです。
太ももなどの大きな筋肉の筋肉量が多い人が
タフだたりエネルギッシュなのも頷けますね。
脳がエネルギー不足になると、体も思考もスムーズに動きません。
食事も一気にたくさん食べたら消化にエネルギーを使うので
眠くなったりします。
(同時に食べ物の質によってはミネラルも大量消費!)
身体も脳もシャットダウン状態にしないためには、
常時エネルギー(グルコース)を補給する必要がありますね。
ちなみに、
ぶどう糖果糖液糖(HFCS:ハイフルクトースコーンシロップ)は
遺伝子組換えのトウモロコシを元に合成された異性化糖です。
お米もグルコースを含んでいますが、グルコースに変換する
ために消化エネルギーを必要としますが、無駄なエネルギーを
消費せずに、グルコースをそのまま摂取するにはハチミツが最適です。
ハチミツはフルクトースとグルコースで出来ているからです。
古来から薬の代わりに使われてきた天然の食材ハチミツは
現代の私たちにもとても有効です。
ハチミツを購入されるときは、
HFCS(シロップ)や水飴が添加されていないもので
且つ、農薬の心配のないものがおすすめです。