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簡単便利で安い!と。と引き換えに犠牲したもの


30年も前から日々口にするものに気をつけて過ごしてきて、仕事で建築・インテリアに関わるようになり気づいたことは、食の世界も住(建築)の世界も同じ現象が起きているんだということ。

簡単便利な調味料や加工食品も豊富ですね。

例えば、
・買ってきた野菜と市販のタレと一緒に炒めるだけで出来る中華
・混ぜるだけ、漬けておくだけ
・レンチンするだけ、冷食など

忙しい人にとっては便利すぎる加工食品はスーパーに行くと驚くほど思考おを凝らした商品のオンパレード。

更にパッケージにも趣向を凝らし、美味しそうに見えるこれらの食品ですが、裏ラベルを見ると、私はとても買う気になれないほど様々な添加物が使われています。スーパーで添加物の入っていないものを探す方が難しいほどです。

世界でも有数の添加物大国の日本。
一つの食品に対しての添加物の許容量は国で決められた範囲で作られていますが(それでも日本の規制は緩い)、複合的に摂取した場合の影響は考えられておらず全く不明です。

簡単で便利、しかも安いというメリットを享受するかわりに、じわじわと添加物が蓄積され、アレルギーを発症したり、病名がつく症状になったりするのは、本来身体に備わっている機能や健康を犠牲にしているからではないかと思うのです。

生活習慣病とは、今までの生活習慣が作った症状なので、単に生活習慣を変えたら症状が治る症状。薬は症状を抑えるだけで治るわけではないし、本来の身体の機能も衰える可能性も否めない。

思考パターン、ストレスの度合いでも症状は変わると思いますが、まずは口に入れるものを精査する習慣を持つのが大切だと思うわけです。

夫の身体で人体実験

感染が気になってマスクや消毒は積極的なのに、ファストフードや飲食チェーン店で行列が出来ているのを不思議に思って眺めています。


一方、住宅の建材も、施工しやすい、コストが低い、クレームが出にくいなど、住まう人の健康は後回しで、便利・安さ・施工都合優先で作られた商品が大半を占めます。

1960年頃にハウスメーカーが出来て60年余り。それまでの住宅と今の住宅は全く材料や建て方が違います。

当たり前になりすぎて気付かないまま、体調不良になっていたりする人の多いこと。化学物質過敏症や電磁波過敏症のような敏感な方は気づいても、そこまで症状がはっきり出ない人の方が多く、なんとなく不調、頭痛、肩こりや腰痛など、実際に病院で診察を受けたとしても原因がわからない人がほとんどで、加齢やストレスと言われて終わりです。

そんなちょっとした体調不良は身体からのメッセージです。

足元から冷える硬い床材、ビニールクロスの壁から出続ける化学物質、WiFiや電磁波による体内電子の乱れ、浅い呼吸、これらが全て住まいの建材によっても引き起こされると知って欲しいのです。

自然の建材を部分的にでも取り入れて、楽に過ごせる人が増えて欲しいと切に願っています。

本当に健全で健康な暮らし、これからの時代のテーマですね。



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