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権力より体力、貯金より貯筋。

夏空を眺めながら、いつもの4人の雑談のnoteです。
厳しい暑さが続きますので、皆様ご自愛ください。

コトハ:中間管理職で病みかけた(現在は人事)私がいうのもなんだけど。

    人生100年ていうなら、わたしたち「親族」においても中間職だ
    よね。

クロミ:人によるけど、子供が自立して気が抜けたタイミングで更年期と
    か。追い討ちをかけるように親の介護とか。

    ん?さては、親族間のわちゃわちゃに巻き込まれていると見た。

コトハ:です。
    姪っ子に泣きつかれたのよ「全然話が通じないんです」って。
    うっかり通訳に入ったものの、私も叔母と全く話が噛み合わない。

サンポ:わかる!
    午前中、ウェブデザインの仕事で若い世代とSlackで会話している
    のと、午後清掃業のパートで、60代〜70代とか、ずっと専業主
    婦でしたという同世代と、している時とでは、同じ日本語のはず
    なんだけど・・・なんていうか、なんか、違う(笑)

クロミ:そのギャップすごいね(笑)

サンポ:自分も中年なのに、若い世代とSlackとかZoomで話していると、
    使う単語とか言い回しが、うつっちゃうのね。つられちゃう。
    でそのまま午後清掃業の事務所に行くと、異世界感半端ない。
    「Slack」って何ですか?引き継ぎ連絡は、大学ノートに手書き。

コトハ:手書き?
    あぁ、たまにいる、手書きの履歴書持ってくる人。
    最近ではめずらしいからむしろ新鮮。。

サンポ:勤怠はもちろんタイムカード。

    テンポラリーの私が言うの失礼だとは思うんだけど、
    え?この人とこの人が同じ時給?おかしくね?ってよく思った。

    清掃業が時間給って公平性を保つためだろうし、歩合制にする怖さ
    もわかるんだけど。

    たかが掃除、誰にもできるでしょって、それ違って。
    人によって効率も仕上がりも違うのが、素人の私でもわかる。
    いくつになっても向上心のある人はどんどん掃除の仕方を改良して
    工夫してて素敵で、尊敬してた。本当にリスペクト。

    そんな人と、この文句ばっかのばぁさんが同じ時給?って、
    やっぱり思っちゃうんだよ、すみません!!!

コトハ:うちの若い子達はすぐに言うけどね(笑)
    「あの人と私の給料が一緒って信じられないんですけど」
    とか。
    「あんな無能な人が私より時給が高いってありえない」
    とか。

サンポ:うんうん。でさ、さぼってばかりで、えばってる人に限って言うの
    よ。コンプラ(コンプライアンス)って何ですか?こんな長い文章
    は読めません。短くしなさいよって。

クロミ:「女性は職場の華」とかいう時代に寿退社してた勝ち組なら、言う
    な。「わからないのはそっちの説明が悪いからだ」とか。
    自分の理解力を棚にあげて、そっちの説明が下手だとか、
    いうやつね。世代問わず一定数いるけどさw

コトハ:それー!!!

エカキ:それを叔母に言われたと。

コトハ:(首を縦になんどもふる)

    そう。私が人事やってるから相談(進路関係)してくれたのだろう
    けれど、深入りした私がばかでした。。

エカキ:可愛い姪っ子に相談されたらそりゃ応援したいよね。

コトハ:うん。が、しかーし。
    うん十年前の職場の華子さんは、頑なだわ。。

サンポ:どこかの偉い先生に言われると、あっさり考えを変えたりするよ?
    マーケ(マーケティング部)の人がそんなようなこと話してた。
    権力好きだから、あの世代特に。

エカキ:私たちはもう情報を鵜呑みにはしない癖がついてるけど。
    「◯◯が言うこと、◯◯に書いてあることは正しくて当然」と信じ
    ている場合。
    同じことでも、誰に言われるかで、受け入れなかったり、受け入れ
    たりするということかな。

クロミ:やばっ。だから、騙されたり、◯◯とかにハマるんじゃん。

サンポ:個人差はあるにせよ、人生の段取りが何もかもお膳立てされてた
    時代に生まれ育ったっていう相手によ?

コトハ:通じない話なんだろうなぁ・・・

    「中間」じゃなくて「中庸」でありたい。。

サンポ:むずい。

エカキ:むずいけど、そうありたい。

クロミ:昔は年寄りが中庸だったんじゃないの?

コトハ:そういうイメージあったけど。

エカキ:介護してた頃にそのイメージは崩れ去りました。

サンポ:エカキもワークショップとかで、いろんな世代と会うしね。

エカキ:うん。いろんな世代の「中間」折り返し地点にいる感覚はあって。
    私も更年期もあって、仕事の量セーブしてたのだけれど。

    ジブリや、サマーウォーズだっけ?ああいう映画に出てくる、元気
    で中庸なおばちゃんでいたいので、筋トレも始めたわけ。

サンポ:私も、清掃のバイトして体感した。

    中年に必要なのは、貯金より貯筋。

コトハ:確かに。権力より体力だと思う。

エカキ:なんの権力もない中年の私が備えておきたいのは、
    もしも(災害とか)の時には、働ける体力と気力。

    例えば限られた食料や物資は、子育て真っ最中の世帯優先じゃん。
    自分は必要最低限のもので元気に、お年寄り背負って歩ける中年で
    ありたいなと。

クロミ:人間社会の権力やら権威なんて、自然が相手じゃ、
    意味ないもんね。

コトハ:そんな意味のないもの相手に、我々はストレス抱えてわちゃわちゃ
    やってたわけよ。

サンポ:とりあえず、その叔母さんに、この動画観せたら?
    この人もこう言ってますよって。

コトハ:あ、確かに、この人が言っていることなら耳を貸すかも。

    ありがとう^^

クロミ:それでダメなら、撤退しな。
    何かに文句を言いたいだけの相手とは、建設的な会話は無理。
    自分の存在を示したいだけだけなら、そもそも聞く耳ないし。

コトハ:そうする。

サンポ:「仕事」となると、撤退できない場合もあるわな。。

エカキ:仕事なんだから、お金払ってるんだから、お金もらってるんなら
    って、そもそも・・・度が過ぎてませんかと思うことあるよね。

クロミ:できるだけ多くの人が安心して暮らせる社会であるために、
    ルールやマナーはよくできていると思うよ?

    けどさ、「お金はらってるんだから」とか、
    「お金もらってるんだから」
    「ここまで」はやるべき。の「ここ」の線引きって、
    個人差あるよね。

コトハ:そこなのよ。要は。。。

・・・






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