「40年後の秘密基地に集まって」
生まれ育った街の、森に近い古民家をアトリエとして借りているエカキです。
「古民家」って、最近ちょっとおしゃれなイメージがあるかもしれませんが、ガチで古いです。台風や地震の時は、真剣に命の危険を感じます。
とはいえ、日当たり良好、風通しも抜群(隙間風もw)、騒音皆無。
低家賃。ここが借りれたのはありがたいご縁だと感謝して、何年も経ちました。
そんなある日、私の特に内容のないnoteを見つけた、小・中学校の頃の友人が連絡をくれました。
およそ40年前、この近くに、友達数人で秘密基地を作っていたのですが、その中の一人です。
「最高の秘密基地じゃないか!」と、数年ぶりの友人はガトーショコラを手土産にやってきました。
それ以来、時々ここには、40年前の子供が集まってきて、
あれこれおしゃべりしたり、気ままに絵を描いたりして
みな、笑顔で帰っていきます。
「40年後のひみつきちに集まって」は、
フィクションですが、ノンフィクションが混入している
ショートエッセイのシリーズです。
登場人物はこの4人です。
<クロミ(黒実)>
生活雑貨店主。
離婚と仕事に燃え尽きを経てからのショップ経営。
エカキの幼馴染。
エカキの文章力では再現できない、
無駄のない論理的な思考と会話術を持つ人。
(毒舌は再現できてると思うw)
<コトハ(言葉)>
早期退職計画中の会社員。人間嫌いの人事。
クロコの元同僚。
中間管理職だった頃、ストレスにより謎の能力開花。
どこかから言葉が落ちてくるらしい。
こんな人事・採用担当者には、何も誤魔化せないw
<サンポ(散歩)>
フリーランスのウェブデザイナー。
更年期の不調を凌ぐために清掃のパートもしていた。
エカキがアートワークショップのヘルプに行った
複合施設で再会した、高校の同級生。
大の運動嫌いだったけれど、
パートを卒業してからは、めっちゃ散歩している。
<エカキ(絵描き)>
介護とワーカホリック明けてからの、
きままな古民家暮らし。
これを書いている人です。
「COLOR log. TREE」
は、オーダーメイドで製作している絵やファブリックデザインにつけている名前です(ブランド名のようなもの)
森の中で、日々の木々の色の変化を記録しているような暮らしをしているので、そんな名前を付けました。
「アトリエ・まなそら」は
まな(本名)と、刻々と色を変える「そら(空・宇宙)」を
組み合わせただけの名前です(我ながら安直w)
・・・
偶然見つけて読んでくださった方、ありがとうございます。
さらさら流れていくような。
大人の秘密基地での特に内容のない雑談ですが
お楽しみいただけたら幸いです。