エラーが起きるように設計されている生き物
縁側で、いつもの4人で、スイカをいただきつつ。
サンポ:スイカ、蝉時雨、蚊取り線香、扇風機・・・日本の夏〜
クロミ:にしても暑すぎる。
コトハ:地球からの「圧」を感じる。
クロミ:人間、いい加減にしろ的な。
サンポ:申し訳ありませんが、暑すぎてより考えられません。
若い頃から、子供の頃から、このままではダメだって
思っていたけれども、なすすべなく、懺悔するしか。
クロミ:「懺悔」って、子供の頃何かのバラエティ番組の最後の方に
あったような。
コトハ:あった(笑)
サンポ:バケツの水、ザバーってか?
エカキ:温暖化で洪水とか、まんまじゃん。
クロミ:ブラックユーモアすぎる。。
エカキ最近どうよ?
エカキ:働いてるよ〜夏休みは稼ぎどき〜
クロミ:学生時代と同じことしてませんか(笑)
エカキ:若い時と違ってもう、、この暑さで体力がっつり持ってかれて、
毎日ヘロヘロだけど。
なんかね、ヘトヘトになった後、ふと閃きが降りてくるのがね、
一口目のビールより、おいしいということを知ってしまいました。
コトハ:あ、なんかそれわかるかも。
長いことぐるぐる考えても考えても、わからなかったり、
腑に落ちなかったことが、クタクタになった後に、
あっけなく「あ、なんだ、それか。」ってわかることある。
あれ気持ちいよね〜
サンポ:荒業で悟るみたいな?
エカキ:体力なくて、クタクタになるハードルが低すぎるかもですがw
クロミ:いいなぁ、私はその「閃く」とか「直感」てのに、縁遠いから。
なんでも、考えて解くしかないんだよなぁ。
サンポ:クロミはそれでビジネスも成功しているからいいよ。
私は、ロジカル思考も不十分で、感覚的にもなりきれない。
中途半端なところで、うろうろしてますよ。
コトハ:私もだよ、どっちもうまくできない。
クロミ:いや、とはいえ、感情的なことに揺さぶられたりもするわけでさ。
暑くて寝苦しかったせいか、昔の職場で嫌な思いしたことみたい
な、夢を見たりしてさ。
ずいぶん前のことなのに、前の仕事で使っていたものは、全て断捨
離したはずなのに、ふと思い出しちゃったりするんだよね。
エカキ:私もそういうのある、、
物は捨てたんだけど、脳がまだその存在を記録してる感じ。
暑くて体力うばわれてヘトヘトとは言ったけれど、身体的には、
ストレッチして寝れば、翌日には回復してる感覚があってね。
だけど、脳は昨日の疲れを記憶していて、
暑いな、今日も疲れるんだろうな。みたいな思考に気づくことあ
る。
コトハ:実際は、まだ身体疲れてないのに、疲労感を予習してる的な。
サンポ:わかる、わかりすぎる・・・それってこれって、
脳の老化とか?
クロミ:わからん。
エカキ:疲れるからやめようよ〜という脳の省エネ提案だと思ってた(笑)
とはいえ、契約してるし、得る物も多いから、行こうよ?って
自分の脳に交渉してる感じ。
コトハ:暑いと、現実の生活のあれこれを考えるより、
宇宙とか、ぶっとんだスケールの本を読みたくなるのも。
それかも。脳の省エネ提案。
非現実的な世界観の方が脳にとっては楽なのかな?
サンポ:脳科学とか、心理学とかでは、わかっているんだろうけど。
私も暑いと、ドラマとかより、ファンタジー映画観たくなる。
コトハ:夏にアナ雪。サイコーw
サンポ:過去のがまんもレリゴー♪w
クロミ:がまんか。
サンポ:みんなのたくさんの我慢が、自然現象に反映されているとしたら。
クロミ:非現実的な思考だけど、ファンタジーとして乗ると・・・
あの話ってさ、ある意味。
長い間抑圧してきた我慢が限界に達し。
コトハ:堪忍袋の緒が切れて。
クロミ:そう、ブチ切れて、燃え尽きて、引きこもって、休職するも、
愛を思い出して、もしくは必要に迫られて、職場復帰。
サンポ:例えがリアルすぎるから(笑)
クロミ:レリゴしたはずが、仕事や職場に合わせて自分を演じていたわけだ
から、根本的には何も解決されておらず、続編では、素に戻って、
転職。
コトハ:だから、例え(笑)
って、わかるけど。
あ、自分キャリアウーマンとかじゃなかった、妖精さんでした。
みたいな。
サンポ:それ、真に受けて、路頭に迷う中年続出しているらしい。
エカキ:ガチで妖精さんやるのって、結構ハードだよ、きっと。
それでいうと正直私は、絵描き業はかなり「素」で、
他の仕事ではその場に順応しやすいキャラを作ってると思う。
でも、もう前みたいに、着ぐるみレベルの仮装ではなく(笑)
服装・髪型・メイクといった見た目と。話し方を変えてる。
あ、これってまさに「演技」だね。
嘘をついているわけじゃなくて、あてがわれた役を楽しんでる感。
クロミ:演じてなんぼの人間界だしね。
コトハ:人事やってる私が言うのなんだけど。
職場でのキャラと、プライベートでのキャラを使い分けてる人の方
が、メンタル健全。
全員が、素で働ける社会も存在するんだろうけど、
サンポ:縄文とかレムリアとかが、一部で盛り上がるわけだわ。
エカキ:ワークショップやってると、まだ幼いと言われる年齢でも、
大人受けする作品がわかっていて、演じているお子さんもいれば、
どう振舞っていいのかわからない、多くの大人よりも、わかりすぎ
ちゃってて、苦しそうなお子さんもいるのを目の当たりにするか
ら、一概に「ありのまま」で、とは言い難いなと。。
コトハ:ありのままで機能する社会システムじゃないからね。
エカキ:その場に合ったキャラを演じることによって、
あ、本来の私にもこういうところあるな、とか。これはないな。と
か、気づくことあるし。
コトハ:若い人じゃなくても、ある種のプライドが高いと、演じることにも
抵抗があって、頑なになるってパターンもありそう。
サンポ:頑ななおばさんにはなるまい。
クロミ:私らくらいの年齢になると、いやそもそも「自分なんてないから」
とか、ある程度理解できるから、力抜けるんだけど。
人格形成中の若者にそれ言ってもね。
で、そうか。プライドが高いというのも、ややこしいんだった。
プライドの高さって、いくつになっても美しく的なキラキラ要因
に限らず「どうせわたしはこんな程度です」的な、悲劇ポジション
でありつづけることにプライド持つ人もいるしね。良し悪しじゃな
く。
サンポ:演じていた役から離れられなくなるパターンか。
エカキ:そもそも、本当の自分を胎児の頃に消滅させないと、
人体として生誕・生存できないみたいなとこあるし。
クロミ:生物学とか免疫の学者さんとかがそんなこと言ってるよね。
エカキ:自分でありたいという執着を捨てると、楽になるんだけどね。
サンポ:そこをあがいてこその青春!
間違ってたから経験できる、試行錯誤〜暑い・・・
コトハ:わからなすぎて、思考停止しました。
クロミ:暑いし、中入ろう。
・・・
コトハ:生きるために自分を消して生まれてくるって、どゆこと?
サンポ:クロミたちが引用したのて、多分この学者さんのお話。
コトハ:ありがと、読んでみる。
サンポ:さっき、エカキが言ってたのは、自分らしく生きることイコール
苦しみや不安がなくなるって思って、自分らしくありたいというこ
とにしがみつくと、かえって自分を見失うってことかな。
エカキ:多少なりアートに関わる仕事をしている以上、
自分探し迷子化現象を助長しないように気をつけてます。
クロミ:自分にいくらか似たアバターを選ぶ人もいれば、
あえて全然違う、かけ離れたアバターを選ぶ人もいるようにね。
サンポ:だから、自分への帰還ロードがえらく長い人もいれば、
ちょっと角曲がるくらいで帰れる人もいるわけだ。
コトハ:自分じゃないものから人生をスタートしてるとか、
ファンタジーなこと考えるのも、おもしろいね。
サンポ:じゃなきゃ、「妻」も「ママ」も、やらないよ。
動物本能と社会通念に流されて、まんまとやってきたけど。
家族こそ「ファンタジー」なんじゃないかと思うことある(笑)
そもそも人間は、間違うように設計された生き物だと仮定。
コトハ:「エラー」を起こすことで生存している。とか?
クロミ:ノーエラーの人間て怖くない?
コトハ:完璧な人間だけだったら、経済もまわらないんじゃ?
エカキ:エラーで、自分に戻れちゃったらラッキーだよね。
クロミ:必死で自分を探してる反面、その可能性ありだね(笑)
サンポ:ラク〜これが本当の私!って思っても、すぐに
あれ?自分なんてなかったワンネス???って、
理屈で、堂々巡りするタイプの人もいるだろうし。
やべ、これが私だった。って、我に帰るタイプもいるんだろう
ね。おもしろいね。
コトハ:しんどいときは、「おもしろい」とか聞くと、腹立たしくもあった
りね。
エカキ:ラクもエラーだとしたら?
クロミ:神社仏閣の近くで育った子供には、禅問答刷り込まれてる説
(笑)
サンポ:うちの旦那もその手のことよくZOOM飲み会で話してる(笑)
「一切皆苦」で、「苦」がデフォルトなら、「楽」は異常事態だと
かなんだとか。
クロミ:ビジネスで成功している系の私のクライアントさんも、禅問答好き
だわ。哲学として仏教の本もかなり読んでる。
エカキ:私のクライアントさんも。
私的には、森羅万象がデフォルト。
・・・
読んでくださって、ありがとうございました < (_ _) >
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