県外からの「おきなわボドゲじょーとー市」参加の観光コース一例の話。
沖縄に行ったことない旅行が割と好きな筆者が、1人で沖縄のボドゲイベントに参加しつつ(一応メイン)、観光して帰ってくる一例の予定だったお話です。まー、観光日記みたいになるよねー。
ほら、やっぱり正直なところ、知らないところに行ったら観光したいじゃないですか、って話です。
最初にじょーとー市のお話、後半は飛行機のチケットとか観光とかその辺の話です。ご興味ある方だけでもどぞどぞ。沖縄ボドゲ事情も(1日かそこらで分かるのか、って話はありますが)多少かければ。
1.おきなわボドゲじょーとー市とは
まず、最初に。
沖縄のボードゲーム愛好者が有志でされている、沖縄唯一のボードゲームイベントです。今回で2回目ということでした。お世話になりました。お疲れ様でした。
沖縄は、大きく北部、中部、南部に人口密集地があって、じょーとー市は南部で開催されたイベントです。
沖縄自体、北部から南部へ車で移動すると、大体1時間ぐらい、長くても多分2時間あれば行けてしまう(行けてしまいそうな)ので、割といろんな地域から人が来ていたように思います。多分ね。(聞いてない)
2.イベント当日
今回は、私の都合で、イベント当日に大阪から沖縄に移動して、その足で参加、追加で2日観光に充てる、というスケジュールでした。
ので、朝一の飛行機で飛んでの参加です。
今回は、沖縄で数少ない知り合いだった防波堤時化さんの車に乗せてもらっての移動でした。
実際、途中まで1人で行く予定で、沖縄のバスの確認とかもしてたので、知り合いがいなくても、イベントには全然間に合います。ご飯だけちょっと難しいかもですが、あとでわかったんですが、それなりに食べるところがありました。
10:00
空港着。防波堤時化さん、先行で沖縄に入ってたいかさんや次郎さんと合流して、お昼食べて、会場入りです。那覇空港から車で大体30分の距離です。
沖縄について、あれこれ話している、というか、先入りしているお二人の昨日の話とか聞いてるだけで着きました。
13:00
会場設営、そしてブース設営です。
開場は14:00からだったので、割と余裕でした。また、出展者も三々五々やってくるのですが、運営のチームワークがいいためだと思うんですが、何か困ることもなく、順々に設営が終わっていきます。
そんな中、人も並んでいきます。
今回は先行入場という形を取り、500円追加で払うと30分早く入れます。
また、会場は人数制限が厳しく、来場者は50名までしか入れない入場制限下で行われました。
14:00
入場開始。
出展者のほとんどは個人の方で、中古がメインです。ショップは、沖縄県下だと片手ぐらい(2店舗?)しかないボドゲを実販売している「サイコロ堂」さん、沖縄北部でボードゲームカフェをされている「toi toi toi games」さんでした。
創作ボドゲも県外からの3ブースあり、それ以外にも、沖縄の方で、今回に合わせて作ったゲームも販売されていました。(完売されてました)
ボドゲフリマあるあるですが、開場後にまず見るのは、1点のみしかない中古ですね。
ブースも合計で17あって、割と見るところが多かったように思います。特に最初は全商品があるので、見ますよねー。
14:30
ここから一般入場の開始です。
先行入場は全員入ることができたんですが、ここからは入場制限がかかりっぱなしです。
人が出ただけ入る、という状況が続きます。
それもそのはず、中古はかなりあるし、1つ1つ説明も聞けるし、何よりもお子さん連れが本当に多かった。子供が多いイベントはよいですね。
会場も昨年できたところらしく、めちゃくちゃきれいで、かつ、ベンチとかあったんで、休みやすいところもよいですね。
駐車場併設+めちゃめちゃ広い+無料ってことで、家族連れで来やすい、という状況もありました。
うちのブースはというと、中古をちょこっと、残りはうちのゲームでいろんなものを割引価格で持って行ってました。だって、沖縄のボドゲの状況、分からないんだもの。
割と興味を示してくれる人が多くて、うれしかったです。
そして、計算外だったのが、こんなにお子さんを連れた方々が来たってとこです。沖縄の知り合いがすごく極端で、「ディープなゲーマーが多そう」と思っていたのですが、そんなことはなく、子供と一緒に遊べる「ヒトトイロ」とかもっと持ってくればよかったなぁって。
ま、そんなことをしているともう16:00。イベント開始から2時間、終了まで1時間です。
実はこの時間まで列がありました。人気ですね。
来場者数は250人ぐらいってことでした。正式アナウンスは多分Twitterから出るんじゃないかな?
軽くまとめてしまうんですが、楽しいイベントでした。
沖縄の人は全体にわたって「いい人が多い」という印象を持ったんですが、ルールの説明をしっかり聞いてくれてうれしかったですね。
もうちょっと説明ボードを増やそうと思いました。(新しいのから順次作っていってる)
もし第3回が開催されればまた来たいですね。
何より気温があったかいしw(大阪は最高12度、下は0度ぐらいでしたが、この日の沖縄は暖かく上が25度、下も20度ぐらいでした)
終わった後は近くの中華屋で打ち上げして帰りました。
泡盛の「ロック」とは? っていうぐらい、氷がほぼ入っていないコップのロック飲んだりした打ち上げでした。(皆さん、車の方が多かったので普段は飲むけど、飲めないーって人は割といたそうです。残念!)
ありがとうございました。
3.沖縄に行く方法
そんな訳で、ここからは割と観光寄りの話になります。
とはいえ、2泊3日、その1日をイベントで使っているので大体1日半観光しただけですが、「沖縄のイベント、気になるな」って方は参考にしていただければと思います。だって、せっかく行くのにイベントだけじゃぁ、って思うのが人情というか。
さて、最初は移動の話です。
基本的に沖縄へは飛行機しか選択肢はありません。いや、船も行けるんだけど、めっちゃ時間がかかるので割愛します。大阪から5日だったか7日だったか。でも行けなくはないです。
飛行機だと、JALやANAから、LCC各社飛んでますね。さすが観光地です。
大阪から安く済ませるなら、LCCのいずれかがお勧めです。私はいつも使っている神戸空港から飛ぶスカイマークを使いました。
今はコロナ禍、ということもあるのですが、観光支援が手厚く、それによって観光客がどっと増えている、ということです。
私もいろいろありますが、結局飛行機+2泊(朝食付き)で2万円以下で行きました。安すぎる。(東京でやってるゲムマに行くと安くても3万するし、2泊だと3.5万する)
予約は早くすれば早くするほど飛行機代が安くなります。
飛行機の予約開始がいつからかは、航空会社のサイトに書いてあるので、そちらを参考にしてください。すぐになくなる日もあるので、予約が開始されたら、行くことを決めたらすぐに取りましょう。
スカイマークのほかに、ピーチ、ジェットスター、ソラシドエアなんかがあります。まだあったはずだし、ANAやJALも割と安いことがあります。つまりはチケットを買うタイミングによります。早め重要。
時間的には、フライトそのものは大阪から2時間、東京から3時間です。長く感じるかどうかは人によりけりですが、スイッチとか暇つぶし持っていけばどうということはないかなぁ。
ちなみに私の場合、空港までのドアトゥードアで5時間ぐらいです。電車、始発だったから、ってのはありますけど。
4.沖縄のエリア分布とホテル
沖縄は先ほど書きましたが、大きく、北部、中部、南部に分かれます。
自然の多い北部南部、都市の中部という感じです。
自然のアクティビティを旅行に入れると、余裕で時間が足りません。
交通はモノレールのゆいレールがありますが、中部の一部を走っているだけで、ほぼ車やバスでの移動になります。バスは割と無数に走っていますが、時間通りではないので、余裕を持って動くといいと思います。
運転できるならレンタカーがお勧めですが、バスでも割と行けます。(私はゴールデンペーパーなのでバス移動です。公共交通機関大好きってのもあるんですが。) ※バスや電車が好きなんじゃなくて、そういう移動中に見る景色(人を含む)が好きなんです。歩きがベストです。
ホテルは中部のほか、30分ほど車で北に向かった北谷町辺りが多いと思います。もちろん、ダイビングスポットや観光スポットが多いので、沖縄全土にあるんですが、多いっていう意味ではその辺じゃないのかなぁ。知らんけど。
ちなみに「北谷町」って何て読みました?(フリ
ちゃたんちょう って読みます。
そう、行って分かりましたが、難読地域が押し寄せてきますので、あきらめてください。生きて! いまだに私は読めませんし、バスに乗るとドキドキです!
さて、ホテルの話をします。
ホテルを取るとしたら、空港から近い那覇で取る場合があると思います。観光もあっちこっち行きやすいしね。
那覇空港は那覇の右端の海沿いにあります。そこからゆいレールで10分ほどで中心地に出ます。
有名なのが国際通りで、那覇の中央辺りに、東西にどーんと走っています。大阪で言う御堂筋です。名古屋で言うと栄とかじゃないかな?(名古屋もちゃんと知らない
が、その辺は割と治安はよくない、というのが現状のようです。沖縄外から人が集まりやすく、夜になっても若者が騒いでいる、というような場所になってます。現地の人はあんまりいないみたい。
最近はそんなこともあって、さっき書いた北谷町辺りに大きなホテルエリアができてるってことです。
せっかくだからいいところ泊まりたいって人がいたら、そちらも調べてみてください。近くにいい感じの浜辺もあります。(一番上の写真
じゃ、那覇はだめなのか、っていうとそうでもなく、その周辺にもあります。
私の泊まったホテルは国際通りからはゆいレールを挟んで逆側、那覇から北に向かう58号線沿いのホテルになります。
海が近く、フェリーの発着所である「とまりん」のすぐ近くでした。意図したわけではありませんが、ホテルから観光しやすそうな場所ってことで選びました。日帰りで離島も行けそうよね…… 無理か。
後は、朝ごはんついてて、安いところってことで選びました。
ゆいレールから近ければ、空港に行くのも楽だし、時間も計算できるし。
ちなみに長期間行く予定なら、ウィークリーマンションがお勧めです。キッチンもあるしね。
5.観光地
せっかくの沖縄だし、泳ぎたいよね! 25度もあるし!
って思うかもしれませんが、2月はまだ泳げません。2月だよ?
とはいえ、泳げなくはないんですが、自己責任だそうです。泳いでる人も数人しか見なかったので、もうちょっと後かな。もちろん、アクティビティ自体はあるから、探せばいろいろあるんでしょうけれど。
さっきの「とまりん」から離島へ抜けてそこで遊ぶ、という感じの人もちょいちょい見たので、そういう選択肢もありかもしれません。知らんけど。
私はインドア派なので、そんなことはせず、いろいろ回ってきました。
まず、ボドゲショップの話。
沖縄でボードゲームを買おうとすると、聞いてる感じ、2か所です。
1つは那覇の「サイコロ堂」さん。こちらはゆいレールから歩ける場所にあって、カフェも兼ねてます。
販売もあれば、カフェも利用できるので、長居も可能です。カウンター席があるのが強い。
もちろん、那覇にはほかのボドゲカフェさんもあるので、そちらもありですね。今回、行けてないので申し訳ないのですが。
どのカフェさんにも言えますが、雨が降ったりしたら特におススメです。
販売ショップということで、異色ではありますが、「Kappa Castle」さんというのもあります。
こちらは、北谷町にあるんですが、アメリカ人のライアンさんが経営されています。
ライアンさんは日本語がちょっと話せるぐらいなので、英語が話せた方がいいのはいいです。(でも日本語英語でもなんとかなるかも。)
ゲームはもちろん、すべて英語です。
なぜかっていうのは、簡単で、近くに米軍基地があり、そちらのお客さんがメイン、という感じです。
最近はファンタジーをメインにした英語の本やサイコロ、そしてウォーハンマーを扱われています。
日本じゃあんまり見ない、見たことのないゲームが割と並んでいるので、気になる人はぜひ。
ほかの観光地で、私が押しておきたいのは「沖縄県立博物館・美術館」です。通称、おきみゅー、です。
沖縄の歴史をメインに扱っていて、沖縄県の地形の由来から、文化からを知ることができます。
ほら、大阪とかで習っていると、「沖縄? 琉球王国から沖縄になったのと、世界大戦でアメリカ領になったとこ?」ぐらいの知識じゃないでしょうか。
全然足りてないので、行くといいと思います。
そうするとほかの観光地、例えば、首里城ってどんな存在か、グスクって何? 戦場になった話は聞くけど、実際は? みたいな話が分かってきます。後、現地の方の雰囲気とかもわかるかも?
個人的には、東インド会社をオランダが展開していた15世紀ぐらいの話がもうちょっとあればなーなんて思ってました。うちのゲームの「フロム:バタヴィア」がその辺の時代で、めっちゃ調べたんで。w
東南アジア貿易の最北が長崎だったんで、めちゃ琉球王国との交易もあったはずなんです。多分、メイビー。
それはともかく、元地質屋さんとしても地質関連の展示がめちゃめちゃしっかりしてて笑いました。にっこり、の意味で。取れる岩石、全部並んで単ちゃうかな。あと、種類多すぎw
余談ですが、沖縄の水はほぼ「硬水」です。カルシウムばりばり入ってます。骨粗しょう症にはならないそうです。その代わり石がたまにできるらしい……
ちなみにこの博物館から徒歩2分で大きなマーケットモール、サンエーに行くことができます。こちらでお土産を買ったりもできます。
那覇には他にももちろんあって、大きめの公園や陶器ストリート、商店街なんかも歩くだけで楽しいです。
後、バスで移動すると、独特な風景が楽しめます。
そして同時に「基地多いな」という、基地とともに生活されている状況がわかります。そういった現実に触れるのも、観光のいいところかなと思います。
そして、今回私が回れてないんですが、離島のアンテナショップみたいなのもそこら中にあったり、道の駅もあったりで、まだまだ行きたいところがあります。(だから第3回してほしいw)
リゾートを楽しむのはもちろん、1人旅(インドア)でも楽しめる場所は割とあるよね、って思いました。
楽しかったです。
6.グルメ
沖縄ってご飯おいしいの? っていうのも気になるかもしれません。
大阪人向けに書きますが、「大正区に沖縄人街があるよ?」です。つまりは、大阪のノリでおいしいです。完璧に同じとかは言いませんけど(たまに聞く過激派
ソーキそばは、大阪で言うラーメン、ではなく「うどん」ぐらいのノリで見ます。
骨付きが人気ですし、それが普通です。大阪だときつねうどんのノリであると思ってもらえれば。
味については、しいて言うなら「中華そば」が近いかもしれません。のっかっているのは「最低でも1.5センチ幅はある豚のばら肉」ですけど。
味もどこで食べても今のところはおいしいです。
ソーキそばにはバリエーションがあって、モツが入ったもの(これもおいしい)、軟骨のもの、骨付き肉のものなどなど。行くお店によって変わりますが、大体3種類ぐらいはあります。
ただ、お肉を食べなれてないと、たくさん食べると油にあたるかも?
専用の調味料で「コーレーグース」ってのをかけて味変して食べるのもいいらしいです。何かっていうと、泡盛+唐辛子を漬け込んだものなんですが。
後、泡盛、アルコール飛んでませんけどw
辛くて、いい感じになります。
後、これは当たり外れがあったかもしれませんが、から揚げがおいしかったなぁ。どこで食べても当たりだった。
そして、お魚。これは、沖縄の人からお勧めできない話がめっちゃ来たw 暖かい海の魚なので、ゆったり泳いでるから、身がしまってなくていまいちなんだそうです。おかげで私、全然たべなかったですw
とはいえ、マグロとか青物は多分おいしいと思います。あいつら、めっちゃ動くし。マグロをメインにあつかったお店とかあったらしいんで、(しかもおいしいらしい)そういうところを狙いましょう。
ほかの話として、これは割とマニアックな話ですが、みそ、しょうゆは大阪に近い感じはしました。東京よりも大阪より、みたいな。
鹿児島の延長かなとか思ってたところもあるんですが、そうでもなかったです。(つまり、甘くはなかったです)
他のグルメだと泡盛かな。
地域によって飲まれているものが違うみたいで(そこの地域の蔵のがメインになりがち)、糸満だと海人って泡盛だそうです。(お土産に買った
もし沖縄に知り合いがいれば聞いてみてもいいかも、です。
私は、結局さっきの海人のほか、泡盛専門店に行って、かなり珍しめの泡盛を2本買って帰ってきました。
すごい余談ですが、国際通り近くにあるボードゲームカフェ「ごろうちゃや」さんでは、お店オリジナルの泡盛を作られたそうです。今もあるのかは知りません。
お店の方がじょーとー市に来られていて、名刺交換はしたんですが、そのあとに知った! 遅い!w(しかもその日は定休日)
那覇にはこれらのほかに、離島のグルメを味わえるお店もちょいちょいあるみたいで、あらかじめ探しておくといい感じみたいです。
しかもおいしいみたい。
7.まとめ
ってことで、沖縄の観光紹介でした。いや、じょーとー市のレポートでした。
観光がてらイベントに出る、って感じで楽しめればいいかなと思います。
余談ですが、夏場は暑すぎて外に出る気が起きないそうなので、泳ぐのを諦められる人は冬に行くのがいいと思いました。
温度差が15度ぐらいありますけどw。6月ぐらいの陽気でした。
割と数日だとさっと元に対応するので、帰ってからの風邪も大丈夫そう。
そうそう、建物はもとより、地名も独特で、飛行機で行くこともあって「外国に来た感じ」が少しするので、その辺も楽しいかもしれません。
天気ももちろん「島の天気」なので、そういった違いが楽しめるかも。
あ、最後に。
最後に書く話でもありませんが、すごくいい人が多いです。のんびりしてる、だらしない、いつも踊ってるとかいろんな印象を持っているかもしれませんが、全然そんなことはなく、親切な方が多かったように思いました。
観光客も多いので、その辺は注意ではありますが。(割と舞い上がってる人もいるから)