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イベント参加時にCOCOA入れてる?の話。

今回、どっからもお金は出てませんし、強制の話でもありません。今回に限らずですがw
1つの話が出たので、それを受けての記事になります。


最初に1つ断っておきますが、「感染者が出た? このイベントやばくね?」って思っている人、いたら手を上げなさい。
決してそんなことはありません。いることは「通常」です。それくらい「完全にいないイベントの開催」は不可能です。
もちろん賛否はあると思います。ですが、それについてはここでは本旨と外れるのが議論しません。

この話を聞いて、もし同時期に自分主催のボドゲフリマを大阪で開催されていた場合、検温や顔色の確認でわからなかった感染者の来場は3人以上はいたと想定しています。

後、ここでコロナの初期症状や今、流行っているオミクロン株のBA.5の話をするとめちゃくちゃ長くなるうえに、本旨からだいぶ外れるので端折ります。知りたい人は別途調べてください。厚生労働省あたりから調べるとわんさか出てきます。決して個人でつぶやいている内容はうのみにしないことをお勧めします。論文や公的文書がいいです。ほんと。


1.イベント時の感染者確認について

イベント終了後、体調が悪いということで医者に行くと、コロナ陽性が出た、というパターンで以下を考えています。他のパターンも想定されますが、今回の記事の対象外とします。

さて、感染者が出た場合、ケースバイケースとは思いますが、保健所、もしくは感染者本人からイベント主催へ連絡が入るようです。
ようです、というのはここから以下の話になりますが、実際これまで「自身のイベントでは「感染者の来場」の連絡を受けたことがない」ので私は分かりません。
出たときに体験記としてNoteにまとめるはずですが、今はまだないのでわかりません。
とはいえ、聞いた話、動いている内容などから比較的確度高めな推測はできています。
そんな話ベースになります。


2.イベント主催者がすること

イベント参加者から感染者が判明した場合、イベント主催者がすることを列挙します。まだあるかもしれませんが、今、3分ほど考えて出てきたのが以下です。

1)ツイッター、サイトで告知
2)イベント主催側の対応の説明
3)出店者へ一斉連絡のメール
4)個別対応を行わないこと、個別での診察してもらうことの告知

これくらいでしょうか。
もちろん、自分の体調も見つつ、必要であれば検査に行きます。(主催とはいえ、すべてのサークルの方と話すこともなければ、接することもありません。これは受付担当者もそうです。「必要であれば」対応する、という形になりますし、基本的に「個人個人で」動いてもらうことになります。

例えば、イベント主催側で「濃厚接触者」を特定し、個別に連絡する、ということは行いません。
感染者ご本人にしていただくことになります。


3.感染者ご本人にしていただくこと

病院や保健所に行った後、イベント主催者には伝えていただきたいです。(可能性だけでも構いません。)
そのうえで、個人名は出さず告知します。
本人の希望があれば、隣接するサークルへの別連絡はイベント主催から行うつもりです。
またこれらの情報については、運営チームでは共有を行います。

濃厚接触者については、ご本人からお願いいたします。こちらは把握できておりませんし、分かりません。
試遊イベントを行っていた場合でも同様です。
もしご本人からサークル名や個人名が分かってもいいから公開してほしい旨があった場合のみ公開します。


4.主催側は何もしないのか?

はっきり書いてしまうと、来場の確認後はできることがかなり限られています。
個人情報も含まれているため、動けない、という点もあります。
また、これは政府方針の1つですが、2021年の11月よりこういった感染時の対応については、イベント主催者や保健所から、個人へ変更されています。(ガイドラインがそんな感じで変わっています。)
そのため、イベント主催者側としてもそれにならっています。

ただ、主催側としては、感染者がいることを想定したルール作りを行っております。
一番大きいもので、飲食禁止はそれに当たります。
試遊についても、大声での発生は禁止など、記載しています。
※現状、人数制限は行っておりませんが、今でも課題のテーブル上にはあります。状況を見つつ判断している、と思ってください。考え方としては、大人数での宴会と同様で「大声を出さないといけない状況かどうか」という想定です。

入場時の消毒、検温もそれに当たります。
COCOAの導入や連絡先の取得についてもそうです。

特にCOCOAの導入については、推奨しています。(私個人、一人暮らしをやっている身としても、特に推奨しています。)
というのは、上記のような対応になることから、「濃厚接触者への連絡」が難しいことが分かると思います。
それらがCOCOAを入れておけば、入っている人限定ではありますが、自動的に行われます。
そして、それは自分の認識している人以外にも自動的に可能です。


5.まとめ

そんな訳で、実際にイベントで感染者が来場していた場合の話が出てくれたので、その周りを自分の知識で補いながらの話を書きました。

前回のボドゲフリマ来場者のうち、だいたい60%程度の人がCOCOAを導入いただいていました。ありがたいです。
普及率や不安があるツール、という認識を持っている人もかなりいるのかなとは思っていますが、思った以上に使えるツールなので、イベント主催者としてはオススメです。
コード自体もGitHubというソースコード共有ツールにて公開されています。国の、しかも初期に怪しいといわれてしまったツールのコードです。
おそらくですが、万単位の人が見ているでしょうし、専門家も見ているでしょう。
そんな中であーだこーだ言われなくなっているのが現状です。
逆に安心まであるかもしれません。(いや、私もコード見てないから確実性は知らないんですが。)

いずれにせよ、イベント主催としては(どこもそんな感じなんですが)、「感染しにくい環境づくり」を行っています。
「感染者の来場を100%無くす」ことはできないことが現状という認識を持っていますし、できないことも想定しています。

逆に発生した時のことが分かれば、当事者が自分であっても焦らず、1つ1つやっていけるとは思います。

怖がらず、うまく付き合いつつ、イベントに参加いただけると主催としてもうれしいです。今回はそんな話でした。

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