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ゲームマーケット2024春注目タイトルの話。
今回も、ゲムマ2024春の新作で、気になったものを列挙したいと思います。
まだ全部出切ってない気もしますが、ゲムマのゲームページで15ページ分ぐらい見た結果です。
ルールが公開されていないものは未評価ですし、拡張周りも全部パス、マダミス、TRPG周りも全部パスです。
また、自分の好みがめっちゃ入っています。
では前口上も終わったので、レッツ。
あ、その前に1つ。
サークル名やパブリッシャー名で覚えておくと、ゲーム単位で覚える必要がなくて、新作が出たとき、脳への負担が低くておススメです。ゲームごとに覚えたり、見ようとするとものすごい数になっちゃう。
1.ポンダバ(ましうgames)
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手番プレイヤーがめくったカードの内、いずれかの動物が6匹以上になったら指摘してバースト、(他のプレイヤーとの早取り含む)というゲームです。
いわゆるキッズゲームの内に入るかもしれませんが、割とテンポよくめくっていくのと、写真を見てもらえれば分かる通り、「?」ってアイコンも入ってて分かりにくくなっているのがポイントです。
双方、テンポよくやるので、狙ってどうこうよりも、しっかり見定めてどうこう、みたいな。
後、ばれなきゃいいんです。ばれなきゃ。
2.フォールドリス(ショーハウス)
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紙ペンでテトリス、みたいなゲームはちょいちょいあるんだけど、とうとうラインが消えるようになった紙ペンです。
折り目、めっちゃ付けるっぽい。
3.スペースコックリ(ネクストターン)
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火星移住をテーマにした、アクションゲームです。
付属の編み棒を使って、ディスクを動かしていきます。
小惑星群とかもあったり、裏切り者チックなルールもあったりと、アクションしつつ考えつつという感じのゲーム。
さらに磁石や鉄球もあって……
4.房総1894(Joyple Games)
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18XXを紙ペンでやろう、という野心みたいなゲーム。
18XXは鉄道を中心とした株式もあるゲームです。詳しくは、調べてもらった方がいいです。
割とメモする内容が多いっぽくて、そこが難しいゲームっぽさがあって面白そう。
18XXは昔から名前とざっくりした内容と、それの簡易版みたいなゲームは山のように遊んだことがあるんですが、18XX自身は遊んだこと、ないんですよねー。
5.ゆくカバくるカバ(オインクゲームズ)
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ドラフトを行う、動物セットコレクション。
場所の概念もあり、先を見てちゃんと集める必要があります。
Chris Priscott氏の作品『Zuuli』のリメイクだそうで、
他のドラフトゲームと違うのは、チップがあることです。チップも併せて駆使する必要があるようです。
6.クアンド(KENDi)・バネスト
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カードの裏表がある、連番を捨てるカードゲームです。
得点化の方法や数字の分布など、特徴的ではありますが、上手く選択すれば勝てる感じがするゲームです。
個人的に、ディベロッパーとしてのR.Staupeさんをすごく信用しているので、このパブリッシャーのゲームは毎回楽しみです。
7.モリ(allplay)・バネスト
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ダイス+トリックテイクです。
手札が余るタイプのトリテで、トリックに勝つとダイスを得ることができます。
手札の枚数にばらつきが出るので、それらを鑑みて、いかに得点を集めるか、それらを使ってうまい展開を作るか、考えることが多いようです。
8.ポイントシティ(Flatout Games)・バネスト
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ポイントサラダの同系統のシリーズです。
今回は、カードを縦横に並べて配置して、建物を建てるゲームっぽいです。
カードは両面で、片面が資源、片面が建物という感じで、ドラフトして進みます。
9.まとめ
今回はこれで全部です。
原材料がガンガン上がってて、さらに海外周りは送料で船便が航空便と近くなってて、これまで通りの価格では出なくなってますね。
完全に仕事の方の話になっていますが、ほぼ国内だけで作っているうち(COLON ARC)でも、国内送料、原材料も上がっており、どうしようもない感じに向かっている感があります。
いやー、もうちょっとお手軽にボドゲ遊びたいなぁ。
ってことで、最後に手前みそで、新作3つ、置いておきます。
内容紹介はもちろんオフィシャルの方が詳しいです。
ここでは消費者目線で書いておきます。
10.しゃてきーや(COLON ARC)
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見たまんまのゲーム。付属しているゴム銃を使って標的(紙コップ)を倒すんだけど、ゴム銃の癖が強いっぽく、まっすぐ飛ぶのか、そこまでゲームなのか、という感じ。
ゲームは前半後半に分かれており、前半は個別ショット、後半はでっかい見ピラミッドに当てるので、派手になりそう。
11.クルーマネージャー(COLON ARC)
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ボン・ボヤージュのリメイク。
次のカードを予測するギャンブルゲーム。
クルーマネージャーになって、山札のカードが減り、確率がわかりやすくなった改良が入っている。
ゲーム勘が強い人が勝てるゲーム。
12.マタンガ!(COLON ARC)
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マタンガがようやく再販された。
ぐにゃぐにゃのペンが思った以上に手に入らなくて(もう、愚痴になるけど)、ちょっと短いやつを大量生産した後は作ってなかったというオチ。
しかも、生産できる工場を見つけるところからスタートし、(多分香港の)中国の会社経由で探してもらったようなもの。
ゲームは大体の人が「思った以上笑ってしまう」ので、遊んだことがない人はマジで遊んでほしい。
元々はメキシコのゲームで、あっちでは13000個売れてた。(こないだ知った