ボードゲーム朝市の話。
2023/01/29(日)に開催した「ボードゲーム朝市」の話をしたいと思います。最初に2つ書いておきます。
1)「ボードゲーム朝市」という名前についてですが、私の主催している「ボードゲームフリーマーケット」と同様、どなたでも自由に使えるようにする、ということで、メンバー内で決まりました。ので、自由にご使用ください。
ボドゲフリマのように、頭や後ろに地域名や都道府県名、市町村名を入れてもいいでしょうし、ショップ名を入れてもいいと思います。
2)このイベントに代表はいません。いいだしっぺはKleeblattの畑さんだし、会場周りはBoard game Lab! DDTのちむさんだし、運営はCOLON ARCの私だし、名付け親はグループSNEの黒田さんだし。
さて、まずは当日の様子から見ていきましょう。
1.ボードゲーム朝市はどうだったのか。
朝は9時から開始という、日ごろ11~12時に起きている私としては、めっちゃ早朝でした。もちろん、現場に9時、準備で8時なので、家を出たのは7時半で、起床は6時半です。
いつも6時に起きている人だったら、5時間ぐらいずれてるので、夜中の1時に起きているイメージです。ね、早いでしょう?(普段が遅すぎる説はある。)
今回は混雑回避のために、事前にチラシを配って、最初の1時間は持参者のみって感じで対応しました。
それもあってか、チラシ持参者40名程度、合計で80名程度の参加となりました。ちゃんと数えてませんが、大体これくらいのはずです。
KleeblattさんやグループSNEさんといった大手が出たイベントにしても、朝早くからたくさんの方に集まっていただけたと思います。
売上自体も準備した中古は4ブースともほぼ売り切れ、新品やショップのものの販売を行っていたLab! DDTさんも多く売り上げが出ていたようです。
もちろん、割引などの影響もあったと思いますが、せっかくイベントに来たのだから、久しぶりにボドゲショップに来たのだから、という感じで購入いただけたように思います。
店舗で行ったイベントということもあって、列整理や近隣へのご迷惑など、可能な限り配慮はしましたが、おおむね、事故なく終わったと思います。
もちろん、階段に並んでもらったり、通常よりリスクがあったことは事実ですが、数が多くなかったことが逆によかったところもあると思います。
もし、もっと人が増えたら、いろいろ考えるところはあるでしょう。
2.2回目はあるのか?
気になると思うので、先に書いておきますが、私自身が運営として入って準備するようなことは、多分ないです。
もちろん、出展者としては非常に出たいです。
でも、残すものは残すということで、このページを見れば、誰でも開催できるような感じで書いておくので、参考にしてもらえればと思います。
えと、気づいている人も多数おられると思いますが、このNoteの趣旨はここです。私らじゃなくても開催できる、「ボードゲーム朝市」です。
3.ボードゲーム朝市のメリット
じゃぁまず、メリットのお話からしましょう。割と運営側の視点で書きますので、そんなん知りたくないって人は飛ばしてください。
なんで、朝市? そんな朝に人来るの?
ね、思うじゃないですか。私たちも思ってました。w
そのためのバロメーターとしてのチラシです。すみません、チラシが最初にできた理由はここです。私たちも、どれくらいの人たちが興味を持ち、来てくれるのかが分からなかったのです。
そんなこんなで、初回入場部分だけでいいからチラシを配ってみよう、というスタートです。
で、本題のメリットなんですが、「販売も行っているボードゲームカフェ」さんはぜひ一回ご検討してもらえればなーと思っています。
というのも、「ボードゲームカフェ」さんのメインの集客時間って昼からが多くて、その間に並行して販売も行われていると思います。
そんな営業中に「ボドゲフリマ」などイベントをすると、通常の集客がなくなってしまい、イベントをやるのはいいけど、営業としてはプラスにならない、なんならマイナスになってしまう、ということがあり得ます。
朝市はこの時間をさけられ、ケースバイケースですが、来店されたお客様にそのままカフェの利用もしてもらえることもあります。
トータルの営業時間は増えますが、それぞれが邪魔しない時間帯になるので、開催してもデメリットは低め、となると思います。カフェの店員さんの体力はがんばれ!とかしか言えませんが。w
日曜日に開催して、月曜日を臨時休業にすればきっとなんとか。
また、ショップ以外の出展者がいる場合は、出展料を頂くことも考えてください。
今回、ボードゲーム朝市では、出展料決めて、テーブル数で割って開催しています。金額については、出展者と日程と要相談でもいいかもしれません。
ほかのメリットとしては、「初めて店内を訪れるお客様」もいるかもしれません。何かのきっかけになるかもってやつですね。
4.開催のデメリット
もちろん、完全にノーリスク、という訳にもいきません。
不特定多数が店内に入ってくるため、盗難や破損のリスクもあるし、待機列や普段より騒がしいことによる付近への影響なんかもあります。
そういった点のフォローは必ず必要です。そのため、1人では開催できないのがネックですね。専用スタッフとして2名は欲しいです。
5.開催方法
さて、本編の開催方法についてです。以下、多少提案も書いてあるのですが、各々で判断いただければと思います。環境が違いますしね。
まず、一番最初にするのが開催場所の確定です。
販売卓を最低でも2つ、多くて3-5つ程度作れるといいと思います。
いくつかの出展者が集まった方がイベントとして成立しやすくなります。
次に、待機列の場所の確保です。
待機列はないに越したことはありませんが、ぴったりに来て、順次入っていく、となると、どうしても若干早めに来てしまった人たちの行く場所がありません。
多少なりともあった方がいいです。
公道に並ばせる場合、道交法的には長時間はNGです。一時的に並ばせるにせよ、先頭と最後尾に人が必要です。(警察にあらかじめお伝えしておけば行ける場合もあると思います。)
そして、日程の決定です。
個人的には、翌日休みにできる(?)日曜日を押しますが、土曜日でもいいと思います。
いずれにせよ、割と早起きしないといけないので、体力的に余裕があるときがいいと思います。
これらが決まったらスタッフを集めましょう。
イベントの規模にもよりますが、出展する人以外に、少なくとも2名は欲しいところです。
列の最前列と最後尾です。
最前列は会場内のコントロールも兼ねます。
このコントール部分については、販売しながらだと割と人に話しかけられることも多いため、別の人がいいです。
待機列が長めになる場合は、先頭1人、後方2人が必要です。
後方で何かあった場合、責任者の対応が必要になったりします。その場合の連絡役、対応役に1人余分に必要です。
これらが決まったら、告知と出展者の募集です。
告知前に募集してもいいと思います。最初は、仲が良いところとだと、気兼ねなく開催することもできるので、お勧めです。
慣れてきたら、公募するぐらいでもいいかもしれません。
そして、レイアウト図の作成です。
手書きでもいいと思いますし、PowerPoint辺りが作りやすいんじゃないかな。
慣れているツールでいいと思います。気合い入れてもほとんど使わないので、ラフに行くぐらいでいいんじゃないかなぁ。
そして、この辺からはデザインばかりですね。
ポスターです。チラシです。
誰かに発注してもいいでしょうし、シンプルなものでも構わないと思います。今回は私が大体作りましたが、時間をかけないことを念頭に、短時間で作りました。
そうしたら広報です。
今回は初めてということもあり、Twitterのアカウントを新規で作ってやりましたが、例えばショップ名を入れた朝市にした場合は、ショップのアカウントがいいと思います。
2つ以上のアカウントの管理は思ったよりめんどくさいです。多少メリットもありますが、中の人が暇じゃなかったら何かで巻き取った方がいいかなと思います。
さて、ここまで出来たら、あとは当日です。
当日はあらかじめて決めていたオペレーションをそのまま行うだけです。
この際、「このケースはこうする」というのをいくつか作っておけばいいと思います。
いうて、ケースは「人が多く着すぎた場合」がほとんどです。列を組めるところまで組んで、あとはお断りするパターンも出るかと思います。
ちなみに、これらに対して工夫がまだできたなー、って思ってます。
今回列整理用に配ったチラシですが、これを使って列の解消ができます。
それは、そのチラシ自身を「整理券」にしてしまうことです。
手書きで数字を書くことにはなりますが、1~30番は9時から、31番~60番は9時半から、とかそんな感じで構いません。待機列が組める人数分ずつ割ればOKです。
なんなら直接シートに数字+時間も書いておけば、見る人が一発でわかるんじゃないかな。
このほかに、入り口に当日用のポスターを張って、ポスターにはタイムスケジュールも入れておきます。ルールも一緒に張っておけばベストですが、なくてもいいです。
これでおおむね開催はできるんじゃないかな。
長く長く書いていますが、先に決めてしまえば、それ以外はないので、大体でできる気がします。
問題となるのは、人が多すぎた場合、でしょう。
東京で開催した場合のみかなとは思いますが、人が多すぎる場合もあると思うので、整理券にすればいいかなと思います。
6.まとめ
そんなこんなで、ボードゲーム朝市が終わったその日の夜にこれを書いています。めっちゃ眠いです。w (※見直しと修正で1日開きました。)
でも午前中にイベントをすると、昼から割と時間があって驚きますね。
昼ご飯を有志で食べに行って、お茶してから帰ってきました。(実際、寄り道を数か所やってきたんですが。)
体力さえあれば、そのあとにみんなで遊んだりしてもよかったかもしれません。
イベントでしか補充できない何かも割とあるので、不定期でもいいので、開催してみても面白いと思います。
朝市のいいところは、そんなに大規模でやらなくてもいい、というところです。ぼちぼちの規模、ぼちぼちのお客さん、でも体験は割と悪くないかなと思います。
もし、ご近所で見かけたら遊びに行ってみてください。
飛び入りでもいいし、行ったことがないショップさん主催なら是非に。
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