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ヴァシュロン・コンスタンタン 耳より情報(11/19)


カタログ冊子


昨今のSDGs(Sustainable Development Goals)の観点から、スイスの高級時計ブランドでは、冊子での提供を徐々に廃止しており、WEBカタログに移行しています。

パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの世界三大時計ブランドも、公には冊子カタログを廃止としておりますが、昔からの顧客に対して多少の忖度がある為、購入実績がある優良顧客であれば特別にカタログ冊子を提供頂けるようです。


先日ヴァシュロン・コンスタンタンの正規店で、この最新のカタログ 「2022/2023」を頂きました。

私も無理して金無垢モデルを買いましたので、そのせいもあってか、運よくこのカタログを頂くことが出来ました。
ヴァシュロン正規店のショーケースには、金無垢モデルが沢山おいてありますが、人気の高いフィフティーシックスなども普通に置いてありますので、今なら正規店で普通に買えてしまいます。

昨今、収益性の観点からステンレスモデルの生産を徐々に縮小し、金無垢モデルや複雑モデルの生産に力を入れておりますし、また、
日本の正規店の店舗数も、スイス本国の方針でその数が減ってきています。

収益のある金無垢モデル(お勧めはパトリモニー、トラディショナル、フィフティーシックスですね)を購入することは、店員の方の対応もかなり良くなり、ポイントアップに繋がる事は間違いないと思います。


オーヴァーシーズ(青文字盤)生産終了の予兆

ワールドタイムやクロノグラフのシルバー文字盤が、生産終了になった記事を前回掲載しておりますが、やはり、最新のカタログ 「2022/2023」からは、除外されておりました。

他のモデルも、冊子カタログをめくってパラパラと見ていたのですが、オーヴァーシーズの中でも一番人気のステンレスモデル青文字盤が、オートマティック(3針)、デュアルタイム、クロノグラフが全て、カタログに載っておりません。。。

オーヴァーシーズ オートマティック(3針)

オーヴァーシーズ デュアルタイム

オーヴァーシーズ クロノグラフ


ステンレスモデルでもブラックやシルバー文字盤、また、金無垢モデルの青文字盤(トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダー等の複雑モデル)は載っているのですが、
ステンレスモデル青文字盤が何故か冊子カタログから消えています。

ヴァシュロンから正式に生産終了のアナウンスはないので、不確かではあります。
しかしながら、「2022/2023」の最新カタログに載っていないので、
今年年末か、来年春に予定されている「Watches and Wonders(ウォッチ&ワンダー)」で生産終了になる確率が更に高まったと言えるでしょう。

Watches and Wonders(ウォッチ&ワンダー)

バーゼルワールドが無くなった今、主力の時計見本市は、このWatches and Wonders(ウォッチ&ワンダー)になります。
※元バーゼルワールド組のパテックやロレックスも、この時計見本市に移行しています。

今の所、2022年12月から中国海南にて開催、2023年3月27日から4月2日までジュネーブにて開催予定ですので、気になる方は、オーヴァーシーズ(青文字盤)の動向にも注目してみましょう!



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