お気に入りのテラス席
お気に入りのテラス席
日本アルプスというと先ず思い浮かぶのが北・南・中央とあの雄大な山並みを思い浮かべますが、そうは簡単には行けません、そこでもっとお手軽なアルプス日本全国に、ご当地アルプスと呼ばれている山並みは70以上存在する様です。
私もそんなご当地アルプス「私にとっては子供の頃から庭の様にして遊んでいた里山ですが…。」を毎週の様に随分と歳を取ってから子供の頃の様に楽しんでいます。これが里山の良いところだと改めて思います。
ただこの里山アルプスをなめて掛かると随分とえらい目にあいます。
まずは、夏場は地獄の暑さ、そして虫が色々います。などなどそして一番はやはりアルプスと名がつくだけに低山ですが縦走路の高低差とその長さです。ほとんどの人がこの縦走を試みた時に自分の体力の無さを感じながら歩くことになると思います。ここはきっと雄大なアルブスを縦走するためのトレーニングの場にはもってこいのミニアルプスです。
そんな里山の中にも随分と山深い所があります。
この場合の山深いとは周りの山からは絶えずその姿が見えているが近づくとその全容は解りづらくあまり人が入っていない、人が入らないとはすなわち登山道があまり明確では無いという山深い、不思議と周りを山に囲まれた谷筋の山です。
そんな人気(ひとけ)のない里山の山頂辺りに大きな岩の特別なテラスを見つけ谷筋を吹き上げる心地よい風を楽しんでます。
この里山、山深いだけあって景色も抜群、吹く風も気持ちよく、そして何よりも静か、人の気配が全く無い、夏の盛りは暑さと虫が怖くて近づきたくないですが秋から夏までと長いシーズンを心地よい風で迎えてくれます。
今の所、そんな自分だけの特別なテラス席です。
人の気配も無く奥の谷から吹いて来る風はとても気持ちよく里山にしては贅沢な時間を過ごせます。
きっと知ったら驚く事でしょう、この場所 特等席です。
見ての通り山深い部分だけあって周りの景色もかなりいい。
吹く風を感じながらこの山並みと景色を眺めていると、やるな‼︎里山、やるなご当地アルプス‼︎なかなかいいもんだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?