【DAOを立ち上げてみた】 #6 資金調達-2
今回の画像はこちら。
引き続き、DAOを学びながら仲間集めをしていますが、
先日我々が事務所を構えるWeWorkでVCイベントがあり参加してみました。
今日は資金調達-2として、その様子を記録しておきます。
記事:資金調達-1はこちらから。
WeWork VCメンタリングデー
3月17日、WeWork VCメンタリングデーと銘打ったイベントが開催されました。
我々コラボルトも、宮田・佐藤で6社ずつ面談のアポを取りました。
一言でいうならば結果は散々…。
うまく仕組み化できていないので当然ではありますが、やはり凹みますね。コミュニティとして走り出してはいるものの、マネタイズという点で描き切れていないのです。
アドバイスは…
社会課題の解決を謳うのであれば、
①NPOなり社団の他の事例をもっと読み込む必要がある
②社団で実績を積む必要がある
つまりは、つむつづ(社団法人つむぐ、つづる)の方で
社会課題の解決の実績をもっとつくっていかないと、ということ。
つむつづは3年目に入り、小田原市と農福連携事業で随意契約を結び、年間を通して活動をしてはいますが、
更に実績を積んで見せないと、箸にも棒にもかからない、ということです。
しかしVCは社団には投資はしないものです(そもそも株がない&最終的なIPOがないため)。
なので僕たちはあくまでもコラボルトのプロジェクト、としてやろうとしている。
しかしつむつづの方での実績も早く出していかないといけない。
公庫や銀行など他の資金調達の方法で教わったものとしては下記があります。
日本政策金融公庫「挑戦支援資本強化特別貸付」
DAOにする必要もないのでは…?
出た意見としては「DAOにする必要はないのでは?」というのも多かったです。
「DAO」というのを出した瞬間に、「ちょっと先の話?」感が出るのです。
話す側と聞いている側との認識差・温度差のようなものもあり、
擦り合わせるのに時間がかかる感じもあります。
DAOにできそうな話も、DAOじゃなくやってみた方が良いのでしょうね。
感想&まとめ
完璧な企画でなくとも、VCさんには壁打ち相手になってもらった方が良いと思います。
そういう意味で、一気にこれだけ何社とVCに会える機会はないので、
こういうイベントを今後企画していってもいいなと思いました。
的確な指摘ばかり受けると、当然凹みますが、、、
諦めるか諦めないか、です。
しかし我々にはより多くの社会課題解決をするという使命があり、
そのためには資金調達をしないといけない。
儲けるキャッシュポイントをもっと深く掘り下げて考える必要がある。
そして微々たるものでもそれで回っていく仕組みを作らねばなりません。
いろいろなことを打ち合わせたり考えたりしている日々ですが、
同じ顔ぶれとばかりやっていてはいけません。
幾ら仲間内で盛り上がってもあまり意味はない。そこの熱量は大事ですが…。
新たな第三者に対してもやっていかないと前進しない。これが壁打ちです。
★定期的に同じ人に壁打ち・・・昇華していく過程を見てもらう
★定期的に全く違う新しい人に壁打ち・・・初見での感想をもらう
仲間と詰めていくことに加えて、この両輪も必要でしょう。
仕組みづくりを落とし込みつつ、
実績も重ねつつ、
資金調達先も当たりつつ、
諦めず深堀りしてやっていこうと思います。
最後に資金調達に関するメモ
●個人VC(エンジェル)、財団など
期限を決めず投資してくれるところが良いのでは?という気づき
●ファミリーオフィス
みたいなところにプレゼンしにいくのも良いのではないか?
●適格機関投資家リストから拾うのもありではないか?
https://www.fsa.go.jp/common/law/tekikaku/01_b.pdf
●社会課題解決ならインパクト投資ファンド
https://www.fsa.go.jp/singi/sustainable_finance/siryou/20210325/02.pdf