今の時代にぴったり!最近人気の「定期借地権マンション」とは?
こんにちは、広報のおかです。
マンション探しをしていると、明らかに相場よりも格安な物件を見つけることがありますが、建物の権利形態をみると、「定期借地権」であることが多いです。
「借地はちょっと…」と敬遠する方も多いですが、実は最近あえて借地を選ぶ人がいるのです。定期借地権マンションが人気の理由と、注意点について紹介します。
定期借地権マンション・・・一定の期間土地を借りて、そこに住み、契約が切れればマンションを更地にして返すという契約の元で建てられている。
人気の理由①好立地物件が多い
都心の真ん中にあるものも多く、普通なら手の届かない、一等地のマンションを、相場よりも安く買うことができます。立地の良い物件を探すために、あえて定期借地権マンションを選ぶ人も出てきています。
人気の理由②固定資産税がかからない
定期借地権マンションは、普通の戸建てやマンションの相場よりも3割程度安くなっています。毎月の土地賃借料は必要ですが、初期費用を抑えることができるのは、特に貯蓄の少ない若年層にとっては大きなメリットになるでしょう。マンションは好立地である代わりに固定資産税も高くなりがちですが、土地を所有しないので、固定資産税が課税されません。
人気の理由③人生にステージに合わせて住み替えができる
定期借地権マンションの使用権は基本的に50年のものがほとんど。それだけの期間があれば30代で購入し、現役時代は都心で過ごし、老後は高齢者向け施設に入る、田舎で過ごすなどのライフプランを立てることもできます。
人気の理由④子供に相続させることを前提としていない人が増えた
かつては、「子供に財産として自宅を相続させる」という考えが一種のスタンダードでしたが、地方だけでなく、都心でも、親が住まなくなった実家が空き家になるケースが増えている今、「子供に残さない」選択肢を持つ人も多いようです。
デメリット①借地権の残年数が少ない場合、売却しづらい
定年退職後、住み替えのために売却をしようと思っても、借地権の残り年数が少ないと、まず買ってくれる人はいません。売却を前提に購入するのであれば、借地権の年数が十分あるうちに売却を完了しましょう。ただ、部屋を借りる人にとっては借地権の残り年数は関係ないので、賃貸物件として貸し出ことをお勧めします。
デメリット②解体のための積立金が必要な場合も
修繕金に住宅ローン、地代に解体金ともなると、かなり大きな出費になるので、将来的な収入が確実に見込める人でないと、老後の支払いがかなり厳しくなることも。
デメリット③長生きしすぎると借地権が先に切れることも
90歳までに自分が亡くなっている予定でマンションを買った場合、長生きしすぎると途中でマンションの借地権が切れてしまうことも。
昔と比べて、ローンも組みやすくなりましたが、残存期間が短い場合、長期ローンが組めないなどありますので、ご注意くださいね!
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