大切なあの人に読んでほしい一冊〜”魂占い”
自分の運命や使命、持っている潜在能力などに興味がある私。
占星術や四柱推命、それらを新解釈した占術など、
生年月日といった出生情報から割り出せるいわゆる”占い”に興味があり、
さまざまな系統のものを勉強しています。
今、私がはまっている漫画、
菅田将暉くん主演でドラマ化もされて大人気でもある、
田村由美さんの”ミステリと言う勿れ”。
主人公の久能整(くのうととのう)くんが、事件解決の鍵として、
”星占い”を活用する場面が何度も出てきますが、
占星術とは、理論派、頭脳派の整くんも一目置いている、
統計学をベースとした学問の一つなのです。
そして、私が日々活用している東洋医学の理論、陰陽五行や経絡理論も同じく統計学ベースだったりします。
その奥深さには、学者気質の私、その度に惹き込まれてしまいます。
そんな私が今回、手にしたのは、
占星術師である、かげした真由子先生が出版された
”魂占い”という本。
最初はkindle版で購入したのですが、
読んでいるうちに、夫にも読ませたいなと思うようになり、
彼の誕生日に書店でも再購入してしまいました。
魂占い、というタイトルだけでも奥深そうですよね。
実際には、自分の生年月日から、11のタイプに分けられた魂の使命が割り出せる、という比較的シンプルなもの。
ベースとなるのは自分の太陽星座ですが、単に12星座で分類されているわけではなく、微妙に様々なエレメントの掛け合わせでタイプが割り出されています。
その辺りの考え方も本の中できちんと説明されているので、
きちんと根拠が知りたい、という方の好奇心も
しっかり満たしてくれる内容になっています。
こちらの本によると、私自身は、
J3の"未来を見透す瞳"という魂の使命タイプ。
そのメインテーマである、”未来への信頼を取り戻す”という意図が、
自分の取り組んでいる社会的な活動の根本的な方向性と
ぴったりマッチしていることに感動しました。
私の活動は、鍼灸師としてのボディワークから、占術セッション、翻訳など、
かなり多岐にわたるものなのですが、
そこに一貫性を持たせる指針のようなものが、魂の使命によって提示され、
気持ちにブレがなくなった、軸がしっかりした、という感覚があります。
そして、それは、私の日常生活においても、
子ども達や夫とのやりとりにおいても、
同様に大事なスタンスであることを思い出させてもらいました。
さらには夫にも、
自分の魂の使命のイメージを掴むことで、
”生きる意味”を見出しやしやすくなるのではないか、
という思いが湧いてきて、
読んでもらいたくなったのです。
この先行き不透明なご時世、
誰もが自分なりの”生きる意味”を見出すことが肝心となってきます。
”生きる意味”って何?そもそも意味なんてあるのか?と問われて、
久能整くんは、あると思えばあるし、ないと思えばない、と答えます。
天から降ってきた”生きる意味”なんてない、から、自分で意味を見出すしかない、と。
自分の体験を通じて、その意味を構築していくのも大切だと思いますが、
自分の中で生まれつつある”生きる意味”のイメージを
具体化する大きなヒントをくれるのがこの本だと私は思いました。
自分にとって大切な人、
自分らしく人生を歩みたいと思っている人に読んでもらいたい一冊です。
もし機会があったら、ぜひお手に取ってみてくださいね。